ライトヘビー級世界王座連続防衛回数ランキング(記録関連) ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2017/06/01

ライトヘビー級世界王座連続防衛回数ランキング(記録関連) ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2017/06/01

 

さてさて、本日はライトヘビー級。 

全階級通じての連続防衛回数No.1が生まれたのがこの階級。
最重量級であるヘビー級までは少し遠く、ミドル級以上の選手が
この階級に長期君臨することも多い。

※WBA以前、NBA時代は除く。 

ライトヘビー級世界王座連続防衛回数トップ10

168~175ポンド (76.204~79.379kg)
世界王座に挑戦した日本人はなし。
過去、OPBF東洋太平洋王座では寺地 永(陽光アダチ)、西澤 ヨシノリ(ヨネクラ)
クレイジー・キム(ヨネクラ)が王者となっている。

 

第1位 23度防衛 第3代WBO世界ライトヘビー級王者

ダリス・ミハエルゾウスキー(ポーランド) 

約10年近くWBO世界ライトヘビー級を占有した「ポーランドの虎」が歴代トップ。
在位期間は1994年9月10日 – 2003年10月18日。

アマチュアでは欧州王者として133勝15敗2分を記録。
ドイツへ移ってプロデビュー。 

リーオンザー・バーバー(米)から判定でWBO世界ライトヘビー級王座を奪取すると約10年に渡ってベルトを保持。
フリオ・セサール・ゴンサレス(メキシコ)に敗れるまで23度の防衛を記録しました。

そもそもWBO王座が台頭した経緯として…それまでの既存王座が米国を中心に回っていたことから、
欧州のプロモーターが積極的にWBO王座を活用したことで、欧州のツワモノをあぶりだすことになり…
そして、欧州を中心とした強豪たちがWBOの価値を高めていった…。

ミハエルゾウスキーはその中心的な選手の一人と言っても過言じゃない…と個人的には思います。
その後、さらに欧米のスターたちがWBOに登場し、その価値を海外ボクシングのファンたちに浸透させる。
WBOが世界的にマイナー王座と信じて疑わなかった当時、最強がWBOにいたことに驚きを覚えたりしました。 

在位中にはWBO世界クルーザー級を同時保持したり、WBAとIBFを含めた3団体統一も果たしています。
ロイ・ジョーンズJr(米)がヘビー級王座を獲得した時には、本気でヘビー級進出も考えたとか…。

第2位 14度防衛 第5代WBC世界ライトヘビー級王者

ボブ・フォスター(米)

1970年代のライトヘビー級で猛威をふるった王者。
大きなフレームを武器にWBAとWBCを同時保持したが、途中WBAを剥奪されている為、
WBCのみ14連続防衛として歴代2位にランクイン。

ミドル級王者からライトヘビー級を制した2階級制覇王者、ディック・タイガー(ナイジェリア)を4Rで沈めて王座を獲得。

4度防衛すると、この時代の不文律通り、ヘビー級に挑む。
ライトヘビー級最強は世界最強の称号を求めてヘビー級へ挑戦する
(この時代はまだクルーザー級創設前)

ジョー・フレージャー(米)に挑んだ結果、2Rでリングに沈む。
「ヘビー級のジャブはライトヘビー級のストレートに匹敵する」
…とは、この試合後にフォスターが残した言葉。

長身のフォスターもヘビー級のサイズの前には通用せず、ライトヘビー級に戻って防衛を継続する。
フレージャー戦後、WBA王座を剥奪されるも、WBC王座のみを防衛し続け、
9度目の防衛戦では、フォスターが手放したWBAのベルトを巻いていた
ビセンテ・ロンドン(ベネズエラ)を破って王座を再統一。
以降、再び統一王者としてベルトを守り続ける。

WBC11度目の防衛を飾ったところで、ヘビー級への再チャレンジ。
今度はいきなり世界戦ではなく、NABF北米ヘビー級王座へ挑戦。
…しかし、この頃NABFのベルトを巻いていたのはモハメド・アリ(米)
相手が悪く、8Rでリングに沈んでしまう。

ホルヘ・ビクトル・アウマダ(亜)との14度目の防衛戦。
15R引分けで終えると以降世界戦を行うことなく、WBAは返上、WBCは剥奪。
ノンタイル戦を7試合戦って引退している。

第3位 11度防衛 第15代WBA世界ライトヘビー級王者

バージル・ヒル(米)

ロス五輪ミドル級で銀メダルを獲得。
「クイックシルバー」と異名され、プロ転向。

初代IBF世界クルーザー級王者のマービン・カメル(米)を破るなど18連勝を飾って世界挑戦。
レスリー・スチュアート(トリニダードトバゴ)を4RTKOで沈めて王座を獲得。

元IBF王者で、後にWBA世界クルーザー級を制し2階級制覇王者となるボビー・チェズ(米)を退けるなど
3年9カ月にわたって11度の防衛を記録する。

12度目の防衛戦で4階級制覇王者であるトーマス・ハーンズ(米)の挑戦を受け、
僅差の判定で5階級目のベルトを献上して陥落。

その後、王座返り咲きを果たし、さらに10度の連続防衛を記録。
こちらはこの階級の連続防衛記録6位にランクインしている。

第3位 11度防衛 第26代WBC世界ライトヘビー級王者

ロイ・ジョーンズJr(米)(2期目)

同じく3位にロイ・ジョーンズJr。

ミドル級を制した後、スーパーミドル級で2階級制覇を達成。
スーパーミドルを5度防衛後に返上して、3階級目として挑んだライトヘビー級。

初防衛戦ではモンテル・グリフィン(米)と対戦。
この試合で、倒れたグリフィンに加激を与えてしまい、まさかの反則負け。
デビュー以来の35連勝もここでストップ。

二人は再戦を戦い、ジョーンズが1Rでグリフィンを沈め、2期目のWBC世界ライトヘビー級王座を獲得。
そのままヘビー級転向を表明したジョーンズだったが、ここでは纏まらずライトヘビー級に居座ることに。

2期目の王座を陥落したばかりのバージル・ヒルをノンタイトル戦で破り、
初防衛戦ではいきなりWBA王者だったルー・デル・バーレ(米)との王座統一戦。
これを大差判定で強さを見せると、4度目の防衛戦ではIBF王者のレジー・ジョンソン(米)から
フルマークで3団体目のベルトを吸収。

既にPFPキングとして名を馳せていたジョーンズ。
ライトヘビー級の強豪たちも軒並み討ち倒すとベルトコレクターと化していく。

6度目の防衛戦ではWBA暫定のベルトを巻いていたリチャード・ホール(ジャマイカ)を11RTKOで退け
次戦ではIBO王者のエリック・ハーディング(米)を破ってIBOまで吸収してしまう。

9度目の防衛戦ではフリオ・セサール・ゴンサレス(メキシコ)からWPBFを…。
10度目の防衛戦ではグレン・ケリー(豪)からIBAを…。

その後、防衛テープを11度まで伸ばし、ヘビー級挑戦を再度表明。

いくらPFPでもヘビー級は…という声をよそに、ジョン・ルイス(米)を寄せ付けずに
クルーザー級を飛ばして4階級制覇を達成。
この時点でライトヘビー級のベルトをすべて返上。
同時保持していたWBA王座の9度連続防衛もライトヘビー級連続防衛記録の10位にランクイン。

第3位 11度防衛 第5代WBO世界ライトヘビー級王者

ゾルト・エルデイ(ハンガリー)(2期目)

シドニー五輪に出場したオリンピアン。
「ファイヤーバード」の異名を持つ。

デビュー19連勝で、ダリス・ミハエルゾウスキーから王座を奪っていた
フリオ・セサール・ゴンサレスから王座を獲得。
9年半続いたミハエルゾウスキーの時代を受け継ぎ、6年弱もこの王座に君臨。
後にWBAのベルトを巻くウーゴ・ガライ(亜)を際どい判定で2度退け、
元WBA王者のメディ・サヌーヌ(仏)も互角の展開の中で最終ラウンドTKOで切り抜ける。

強豪相手にギリギリの戦いを切り抜け続け、11度防衛。
王座を返上するとクルーザー級のWBC世界王者ジャコーベ・フラゴメーニ(伊)にアタックして2階級制覇。
この試合もエルデイらしく2-1のスプリット判定。

この王座は即返上、以降ノンタイトルを数試合戦うも、2014年3月を最後にリングから遠ざかっている。

さて…3位が3名横並びなので以降は6位から。

第6位 10度防衛 第7代WBA世界ライトヘビー級王者 ビクトル・ガリンデス(亜)
第6位 10度防衛 第12代WBA世界ライトヘビー級王者 マイケル・スピンクス(米)
第6位 10度防衛 第18代WBA世界ライトヘビー級王者 バージル・ヒル(米)(2期目)
第6位 10度防衛 第5代IBF世界ライトヘビー級王者 ヘンリー・マスケ(独)
第10位 9度防衛 第21代WBA世界ライトヘビー級王者 ロイ・ジョーンズJr(米)
第10位 9度防衛 第初代WBO世界ライトヘビー級王者 マイケル・モーラー(米)

 

10度防衛の6位には4名。
まずはビクトル・ガリンデス(亜)

ボブ・フォスターがリングを去った後、空位となったWBA王座をレン・ハッチンス(米)と争って王座を獲得。
以降、ノンタイトルを挟みながらハイペースで試合を重ね、3年弱で10度防衛。

相手にはフォスターと引分けたホルヘ・ビクトル・アウマダや、
1990年にマシュー・サアド・ムハマド(米)との試合で年間最高試合を受賞するヤキ・ロペス(メキシコ)など。

マイク・ロスマン(米)を相手に陥落するも半年後のリマッチで返り咲き…。
しかし、長期政権が目立つライトヘビー級において短期政権ばかりながらも
3度の返り咲きを果たす名脇役、マービン・ジョンソン(米)に王座を明け渡す。

次戦では初代WBC世界クルーザ級王者マービン・カメルへの挑戦権をかけて
ジェシー・バーネット(米)と対戦するも敗北。
リングを後にした。 

マイケル・スピンクス。

モントリオール五輪では兄のレオン・スピンクス(米)とともに兄弟そろって金メダル。
マイケルがミドル、レオンがライトヘビー級。
当時のライトヘビー級を席巻した”三人のムハマド”の一人、エディ・ムスタファ・ムハマド(米)からWBA王座を奪う。

1年強の間に5度の防衛を飾ると、WBC世界ライトヘビー級王者だったもう一人の”ムハマド”
ドワイト・ムハマド・カウイ(米)との統一戦に勝利し、王座を統一。

さらに両王座を1度防衛すると、新たに設立された初代IBF世界ライトヘビー級王者に認定される。
3つのベルトを抱えて、その後3度の防衛を記録すると、王座を返上。
連続防衛数は最初に獲得したWBAで10度にまで積み上がった。

最後の防衛戦から3ヶ月後、挑んだのが2階級上のヘビー級。
ヘビー級世界タイトルマッチ21連勝中のラリー・ホームズ(米)にまさかの判定勝ちを飾り、
IBF世界ヘビー級王座を獲得。

歴史上初めて世界ライトヘビー級と世界ヘビー級を制し、ヒストリーメーカー(歴史を作る者)と呼ばれた。

ヘビー級王座は2度防衛後、返上。
2年後にマイク・タイソン(米)が保持していた3団体のヘビー級王座に挑戦。
1Rで敗れ、以降リングを去っている。 

バージル・ヒル。

11度連続防衛で3位にランクインしたヒルの2期目のWBA王座がこの位置。

トーマス・ハーンズに1期目の王座を追われた後、
オードリー・ネルソン(米)、ロッティ・ムワレ(ザンビア)と当時のランカーを連続で撃破。

4階級制覇を狙ってミドル級へ向かったハーンズが返上した王座を
元IBF世界ミドル級王者だったフランク・テイト(米)と争い
わずか1年でWBA世界ライトヘビー級王座に返り咲く。

後にIBF世界クルーザー級のベルトを巻くアドルフォ・ワシントン(米)、
ライトヘビーとクルーザーの2階級を制することとなるファブリス・ティオゾ(仏)
後にWBA世界ライトヘビー級を制するルー・デル・バーレ(米)など、
1期目以上にシビアな相手を迎えての防衛を重ね、10度目の防衛戦では
IBF世界ライトヘビー級王座を10度防衛していたヘンリー・マスケと統一戦を行い、IBF王座を吸収。

次戦では3団体統一戦としてWBO王者のダリス・ミハエルゾウスキーと対戦。
敵地ドイツで行われたミハエルゾウスキーに敗れ王座を陥落しています。
長期防衛王者が三つ巴で戦った長期防衛王者同士の頂上決戦…リアルタイムで見たかった…。

合計で21度の防衛、その後に活躍したクルーザー級時代も含めると、
10年以上にも渡って世界のトップ戦線に居続けたことになります。 

ヘンリー・マスケ。

ソウル五輪ミドル級金メダリスト。
プロ転向後、19連勝を飾り、20戦目で世界挑戦。
IBF世界ライトヘビー級王者のチャールズ・ウィリアムズ(米)を判定で下して王座を獲得。

トーマス・ハーンズを下したこともある三階級制覇王者のアイラン・バークレー(米)などを下し
5度の防衛を飾ると、6度目の防衛戦ではイガートン・マーカス(カナダ)と対戦。
両者はソウル五輪決勝で対戦した因縁があり、リベンジを狙ったマーカスだったが大差判定でこれを退ける。

7度目と8度目の防衛戦では元IBF世界スーパーミドル級王者で、
後に二階級制覇を叶えることとなるグラシアノ・ロッシジャーニ(伊)と連戦。
どちらも際どい判定を切り抜ける。

11度目の防衛戦では、この時点でWBAを9度防衛(通算20度防衛)していたバージル・ヒルとの
王座統一戦に挑み、スプリットデシジョンで惜しくも敗北。
王座を陥落し、引退する…が、なんとその11年後。
突然復帰すると、まだ現役としてWBA世界クルーザー級王座を獲得していたバージル・ヒルと
ノンタイトルを戦ってリベンジに成功…。

11年後もまだ世界王者だったヒルも凄いけど…
11年のブランクで現役世界王者に勝ってしまうマスケもえげつない…。

6位が4名並んだため、次は10位。
ロイ・ジョーンズJr(米)が3位につけたWBC王座11度連続防衛の際に、
同時保持していたWBA王座がこの位置にランクイン。 

さらにもう一名がマイケル・モーラー(米)
世界ヘビー級を制した初めてのサウスポー。
このモーラーのスタートがライトヘビー級。

わずか12戦目でWBO初代ライトヘビー級王座をラムジ・ハッサン(ヨルダン)と争って王座を獲得。
当時はまだマイナー団体だったWBO…大きな試合には恵まれなかったものの、
元WBA世界ライトヘビー級王者レスリー・スチュワート(トリニダード・トバゴ)などを破って9度防衛。

王座を返上し、WBO世界ヘビー級王座をバート・クーパー(米)と争って王座獲得。
その後、90年代ヘビー級の牽引者でもあったイベンダー・ホリフィールド(米)を破るなど
ヘビー級の主要キャストへとなって行きました。

さて、ランキング外の選手たち。

アジアからは唯一、第31代WBA世界ライトヘビー級王者のベイブ・シュメノフ(カザフスタン)
この階級の世界王座を獲得している。

アテネ五輪出場のオリンピアンとして米国を拠点にデビュー。

元WBC世界ライトヘビー級王者のモンテル・グリフィンなどを破り、
地域/マイナータイトルをコレクトしながら9戦目で世界初挑戦。
ガブリエル・カンピージョ(スペイン)の保持していたWBA王座にアタックする。

この挑戦は0-2の判定でわずかに届かず、しかし際どい試合だった為に、4ヶ月後に両者は再戦。
またも接戦となるも、2-1の判定でリベンジを果たして王座を獲得。

WBA世界ミドル級を3度制した古豪ウィリアム・ジョッピー(米)などを破って5度防衛を続けると
IBF世界ライトヘビー級王座を保持していた、バーナード・ホプキンス(米)と対戦。
かつてミドル級で4団体統一を成し遂げた大ベテランの2階級制覇王者に
2-1の判定をさらわれて王座を陥落している。

その後、WBA世界クルーザー級で王座を獲得して2階級制覇。
現WBA世界クルーザー級王者として君臨している。 

アフリカでもライトヘビー級を制したのは1名。
ミドル級と併せて2階級を制したディック・タイガー。

ナイジェリア初の世界王者としてミドルを2度制した後、ライトヘビー級に進出したタイガー。
名王者として名を残す、ホセ・トーレス(プエルトリコ)から判定でWBA/WBC王座を奪取。
初防衛戦はトーレスとの再戦となり、これをスプリット判定で切り抜けると、
もう1度防衛を重ねて2度の防衛を達成している。 

オセアニアからも1名。
ジェフ・ハーディング(豪)が2度の防衛を2回記録している。

デニス・アンドリュース(英)を最終12Rの逆転TKOで王座を獲得。
2度防衛した後のアンドリュースとの再戦で、今度はわずかにリードしながら7RKOで陥落。

両者は1年後にラバーマッチを行い、接戦となった試合は0~2P差の2-0で
敵地に乗り込んだハーディングに軍配。
またも2度の防衛を記録。
この後、ブランクを作り、その間に暫定王者となっていた”ボディスナッチャー”こと
マイク・マッカラム(ジャマイカ)に判定で敗れて王座を陥落、そのまま引退している。

防衛戦の中では後にWBO世界クルーザー級のベルトを巻くネストール・ジョバンニーニ(亜)や
元WBA世界スーパーミドル級王者のクリストフ・ティオッツォ(仏)を破った星が含まれている。

 

現役世界王者ではセルゲイ・コバレフ(ロシア)が抱えていた3団体のベルトを
昨年アンドレ・ウォード(米)が奪い去って3団体統一王者として君臨している。
コバレフはWBO王座9度目の防衛戦だった為、このランキングのトップ10入りを阻まれた形。

内容的にはコバレフが勝っていたというファンもいる拮抗した試合。
二人のリマッチは今月…大注目のビッグマッチとなっています。 

また、WBAの正規王座を6度防衛していたユルゲン・ブリーマー(独)
ネイサン・クレバリー(英)を相手に陥落。
WBA暫定王者のディミトリ・ビボル(キルギス)は防衛数2度。

現役最多連続防衛はWBC王者のアドニス・スティーブンソン(カナダ)が記録している7度となっている。
14年、15年と2試合、昨年は1試合と試合ペースが落ちているスティーブンソン。
今年2度防衛を重ねれば、トップ10入りとなりますが…次戦の
アンドレイ・フォンファラ(ポーランド)戦がは明後日に組まれている。

現在39歳とベテランの域に入って来た、”スーパーマン”がビッグマッチに走る可能性も充分。
昨年後半からフレッシュな顔ぶれになったライトヘビー…
スティーブンソンにとってはある意味、嫌な流れとも言えるかもしれません。

一覧を見ても、米国vs欧州の構図が強く、時折南米から王者が生まれる程度。
年代をさかのぼるほど米国中心となり、地域的には局所集中が激しい形。
骨格的な問題もありますが…ここに挑んでいく日本人、出てこないかしら。

それにしても…スティーブンソンと戦ったトミー・カーペンシー(米)…。
凄い強そうなアゴしてたな…。

 

…と、長くなってきたのでここまで。

 

※記録は2017/6/1時点

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