2016/05/08 名古屋国際会議場-みどころ(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

2016/05/08 名古屋国際会議場-みどころ(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!
 
 
 

…え~前回、次はラリー・ホームズ(米)です。
なんて煽っといて申し訳ないんですが、ちょっと間に合ってません。
 

そして中日本のボクシング観戦記…実は前回記事を書いて以降、風邪やら仕事やらで見に行けてません。
5月8日…世の中は井上 尚弥(大橋)だ!八重樫 東(大橋)だ!ってなってる日ですが、
そんな日に僕は名古屋国際会議場に行ってきます。
期待している選手がたくさん出る興行です。
久々に名古屋のボクシング観戦。
 

というわけで、今日はちょっとごまかして5月8日…僕の思う見どころを。
 

ちなみに夕方には終わる興行ですので、終わってから夜、
TVで井上や八重樫を観るってコースも全然間に合います。
一人でも客が多い方が会場は盛り上がります。

昼は生観戦、夜は世界戦…贅沢ですね!うん!最高!
 
 
 

【バンタム級4回戦】【中日本新人王予選】

宮城 直樹(緑) vs 各務原 タカシ(コパン星野)
 

・宮城 直樹 3戦2勝(2KO)1敗 34歳

 静岡の駿河男児ジムから名古屋の緑ジムへ移籍してきた選手。
 勝っても負けてもKOの選手…この試合が1年半ぶり。
 唯一負けたのは2014年のC級トーナメント。
 相手の石井 龍誠(伴流)はB級昇格の勝ち星を既に稼いでいます。

 移籍初戦となるこの試合、今回かなり体調もいいらしいです。
 中日本新人王で勝ちあがって名前を売れるか!
 

・各務原 タカシ 5戦2勝3敗 31歳

 各務原市役所に勤める公務員ボクサー。
 実際試合を見たことはないので楽しみ。
 地元愛を感じるリングネームですね。
 

年齢的には少し遅めのデビューとなった二人の戦い。
新人王を勝ちあがってチャンスをつかめるか…
この階級…(個人的にだけど)中日本バンタム級の注目選手、伊藤 仁也(三河)が勝ちあがっています。
中村 祐斗(市野)も先日勝ちあがり…(見れてないですが)

あっと驚くシンデレラボーイが出てくるのか…とびきり楽しみな組み合わせです。
 
 
 

【フェザー級4回戦】【中日本新人王予選】

水江 陸(泰栄) vs 佐々木 政城(天熊丸木)
 

・水江 陸 1戦1敗 23歳

デビュー戦ではお互いデビュー戦同士の試合、硬さから判定負け。
この試合、福井から乗り込んできます。

泰栄ジムは過去3人のプロボクサーを排出。
うち2人が中日本新人王を制しています。
二見 広信(泰栄)とか…懐かしいな…。

さて、このジムからは久々のプロボクサー…。
今からワクワクしちゃいます。
 

・佐々木 政城 1戦1勝(1KO) 18歳

デビュー戦は見事な1RKO勝利。
岐阜羽島の出身なんですって。
なかなか情報が見つからなかったんで…この目でしかと確認してみます。
 

(以下はトーナメント表を見ていないので多分だけど…)
先日1RKOで準決勝へ勝ちあがりを決めた中野 元気(トコナメ)との対戦者を決める試合。
既に今田 雄大(蟹江)が2勝を挙げているため、決勝ではこの今田が待っている。
連続KOで勢いに乗る今田を止める選手が出てくるか…。
 
 

【56Kg契約4回戦】

荒川 高志(緑) vs 浅野 達哉(天熊丸木)

・荒川 高志 4戦1勝3敗 25歳

今年の中日本新人王戦では佐伯 瑠壱斗(岐阜ヨコゼキ)に敗退。
この佐伯はキック上がりのいい選手で…僕の中では注目の4回戦の一人。
そんな強敵に敗れた前戦は僕の中では参考外。
改めて荒川ってボクサーがどんな選手か見てみたい…なんて思う1戦。
 

・浅野 達哉 デビュー戦

デビュー戦って当然情報がなかなかない…。
浅野達也ってアマやキックでやってた選手がいたけども…それとは別人だよね。
達也は九州だし…。
さてさて、どんなデビューを見せてくれるか…。
 

5戦目となる荒川とデビュー戦の浅野。
経験の差を見せれるか?
それとも浅野が驚きの実力を見せるのか…。
荒川の試合は見たことがあるけど、実力を測りかねてる選手。
僕の中ではベールに包まれまくった一戦…こういうのもゾクゾクしちゃいます。
 
 

【スーパーバンタム級4回戦】

後藤 憬(中日) vs 渡辺 侑馬(富士)

・後藤 憬 デビュー戦

こちらもデビュー戦。情報は…見つからず。
 

・渡辺 侑馬 2戦1勝1敗 24歳

静岡の富士ジムから登場。なんとこの試合が3年ぶりです。
名古屋のリングには初登場。
果たしてどんなボクシングを見せてくれるのか…。
 

静岡は強敵に対してハードに挑んでいく印象の強い土地柄。
二人の知らない選手を知れる試合です。
見逃さないぜ!
 
 
 

【ライト級4回戦】

ミゲル・オカンポ(緑) vs 伊藤 為治(浜松堀内)

・ミゲル・オカンポ 1戦1勝(1KO) 29歳

デビュー戦では対戦予定だった相手の怪我により、突然の対戦相手変更。
契約ウェートが変更され、2階級上の相手と対戦。
相手も急に決まった試合だったとは言え、体格差ある相手に2RKO勝利。

母国はフィリピンで、帰国して練習…この試合の為に日本に来たものの
今回ビザがなかなか下りずにギリギリになってしまったよう。
それでもウェートやなんかは全く問題ないそうで…。

僕ね、この選手かなり強いと思う。今年もっとも楽しみな4回戦の選手。
勇敢なセブファイターです。
 

・伊藤 為治 5戦3勝(1KO)2敗 22歳

B級昇格まであと1勝。
喫した2敗は五十嵐 嵩視(トコナメ)と島倉 裕矢(岐阜ヨコゼキ)。
いずれも既にA級まで駆け上がっています。
後を追えるか!ってとこですね。
 

僕はミゲルが出るってだけでこの日のチケットを買う意味があると思える。
デビュー戦から注目してたんだぜ!って自慢したい選手の一人です。
そんな強敵と戦う伊藤は、五十嵐や島倉って強敵と拳を合わせてきた選手。
「静岡の選手はハードな試合をこなす」なんて僕の偏見を地で行くような…。
楽しみですね…凄く。
 
 

【スーパーウェルター級8回戦】

パク・チャンヒ(韓) vs 丸木 和也(天熊丸木)

・パク・チャンヒ 12戦5勝6敗1分 27歳

かつてのボクシング強豪国から乗り込んでくるパク。
2010年に韓国王座に挑んだ後、一度引退。
昨年5年ぶりに復帰し、2度目の国内王座に挑戦するも6RKO負け。

この試合が再起戦…そして、現在の強豪国である日本で勝てば…
また国内戦線での再浮上もあり得ます。
負けられない一戦がこの試合。
 

・丸木 和也 22戦19勝(12KO)3敗 28歳

天熊丸木ジム会長の長男で、丸木兄弟と言えば中日本を引っ張る存在にまでなってきました。
アマ実績も豊富で、新人王西軍代表戦ではMVPも獲得。
椎間板ヘルニアから遠回りしてしまったけども…

これまで、あと少しでタイトルマッチってところで負けてしまってきた丸木。
その中には世界挑戦が視野に入った小原 佳太(三迫)なんて超強敵に献上した星もあります。
まずは再度ランクに挑めるか…また、先を行く弟も気になるところ。
こちらも絶対に負けられない。
 

それぞれ母国の国内タイトルに向けて、絶対に負けられない二人が激突。
意地と意地がぶつかるような試合を期待。
 
 

【ヘビー級6回戦】

竹原 虎辰(緑) vs 上田 龍(石神井S)

・竹原 虎辰 26戦12勝(6KO)11敗3分

現在唯一のヘビー級日本ランカー。
2度の日本王座挑戦は、いずれも元K-1世界王者の藤本 京太郎(角海老宝石)に敗北。
一時はボクサー定年により強制引退も、今年のルール改正により復帰が可能に。
一度はついえたと思われた夢を獲り返せるか…。
 

・上田 龍 5戦5勝(2KO) 23歳

日本ヘビー級存続のためにも…いち早くA級、そしてランク入りが必要。
この試合に勝てば、A級昇格とともに日本ランク入りも考えられる。
また、一気に全勝挑戦者として藤本への挑戦も視野に入るかと考えれらる…。
 

全勝のホープと大ベテランの一大決戦。
まさかこんな試合が国内のヘビー級で行われるなんて…想像がつかなかった。
日本ヘビー級の歴史に刻まれておかしくない試合…。
見逃す手は絶対にない!
 
 

【スーパーウェルター級8回戦】

イ・ジュンヨン(韓) vs 丸木 凌介(天熊丸木)

・イ・ジュンヨン 11戦5勝(3KO)3敗3分 25歳

戦績的には未だ5勝…しかし昨年、敵地中国でWBCウェルター級ユース王座への挑戦を叶えた猛者。
その後、韓国の国内タイトルマッチで王座獲得し再起。
韓国ウェルター級王者の肩書とともに来日します。
 

・丸木 凌介 15戦11勝(7KO)3敗1分 25歳

現WBCスーパーウェルター級ユース王者。
日本ランキング2位。
世界ランク獲りさえ難しいこの階級。
日本王者はIBFとWBOのランクを持つ野中 悠樹(井岡弘樹)
挑戦を叶えるためには…ここでは転べない。
 

現ユース王者と現韓国王者の戦い。
東アジアで存在感を示すのはどちらか!
 
 

【スーパーライト級8回戦】

ウォン・ウーミン(韓) vs 小出 大貴(緑)

・ウォン・ウーミン 8戦7勝(4KO)1敗 31歳

2009年から6年近いブランクを空けるものの、韓国で行われた日韓対抗戦で
日本の藪 晋伍(ワタナベ)を破って復活。
昨年韓国ウェルター級王座を獲得したウーミン。
現在OPBF6位にランキングされています。
 

・小出 大貴 31戦22勝(9KO)7敗2分 30歳

10代からリングに立ち続け、大ベテランの域に達している小出。
前戦から1年半のブランクの間に日本ランクは消滅。
日本タイトル挑戦権獲得トーナメントの決勝まで進み、タイトル挑戦まであと一歩に迫ったこともあります。
 

小出が復帰を飾り…そして一気にOPBFランカーになれるか…。
ちょっと厳し過ぎるんじゃないかと思えるマッチメイクも、きっと小出なら…
そんな思いが沸き上がる。
 
 
 

数々の名勝負が生まれた名古屋国際会議場での一戦。
組まれたカードもなかなかのモノです。

今回は無事…レビューできますように…。
では!
 
 

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