2025/03/30 -愛知・愛知県国際展示場- みどころ(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

2025/03/30 -愛知・愛知県国際展示場- みどころ(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

 

【64.5kg契約8回戦】
宮川 竜成(尼崎亀谷) vs ナタワット・マニーウォン(タイ)

宮川 竜成 5戦5勝(1KO)

兵庫県尼崎市出身の24歳。2022年西日本スーパーライト級新人王。
西軍代表決定戦では中里 雄大(中日)をダウンを奪ってのフルマークで下している。
全日本新人王決定戦まで勝ち上がるも、棄権によりトーナメント敗退となった。


ナタワット・マニーウォン 12戦8勝(6KO)4敗

中日本のリング初登場のために初見。
日本での戦績は4戦4敗となっており、5度目の日本。


名門興国高から関学大ボクシング部主将を務めた宮川。
プロのリングで順調に勝利を続け、この日がA級初戦となる。
前回、静岡のリングに登場し、ラフなタイ人相手に手を焼きながらも大差判定で勝利した。
快勝でA級の初陣を飾れるか。

 

【60kg契約4回戦】
イエシボラチ・ナスイウラ(中) vs 亀田 正毅(TMK)

イエシボラチ・ナスイウラ 8戦4勝(1KO)2敗2分

昨年、日本のリングに初登場、4回戦で判定負けを喫している。
過去には母国のリングで、北陸の激闘派、渡辺 大和(カシミ)を下している。
既に6回戦でも戦っており、6回戦での2戦1敗1分となっている。


亀田 正毅 デビュー戦

デビュー戦のために初見。
南アフリカ代表として世界選手権にも出場したアフリカのアマエリート。
本名はジョン・ポール・マサンバ。
アマチュア戦績は95戦85勝10敗。


亀田 和毅(TMK)のスパーリングパートナーを務めた縁で日本を拠点にデビュー。
アマ実績もさることながら、デビュー前時点で世界トップ戦線の選手のパートナーが務まる選手。
期待の大型助っ人が中日本のリングでデビューする。

 

【バンタム級8回戦】
辻 永遠(MR) vs 梅津 奨利(三谷大和S)

辻 永遠 10戦9勝(6KO)1敗

日本スーパーバンタム級4位。WBOアジアパシフィック同級11位、OPBF東洋太平洋同級13位。
元日本フェザー級ユース王者。大阪府堺市出身の25歳。
この試合が勝輝ジムからの移籍初戦となる。
西日本管轄、大阪府のMRジムより参戦。


梅津 奨利 13戦11勝(7KO)1敗1分

日本バンタム級4位。WBOアジアパシフィック同級11位、OPBF東洋太平洋同級9位。
2021年度の全日本新人王。無敗戦績で勝ち上がり、
モンスタートーナメントで穴口 一輝(真正)に敗戦した。
昨年8月に再起を飾って、この試合に挑んでくる。

千葉県習志野市出身の26歳。
東日本管轄、千葉県の三谷大和ジムより参戦。


東日本vs西日本の日本上位ランカー対決が中立地の中日本で激突。
それぞれシビアな戦いをわずか1敗でここまで勝ち上がってきた選手。
勝った方がタイトル挑戦にぐっと近づく試合。
近未来のチャンピオンはどちらか…!?

 

【スーパーウェルター級8回戦】
鈴木 健介(リングサイド) vs 佐々木 る玖(KWORLD3)

鈴木 健介 11戦6勝(2KO)3敗2分

中日本のリング初登場のために初見。
日本スーパーウェルター級11位。東京都羽村市出身の25歳。
A級昇格後連敗を喫するも、昨秋にようやくA級初勝利。
日本ランキングを奪取した。
東日本管轄、東京都のリングサイドジム所属。


佐々木 る玖 12戦9勝(4KO)1敗2分

中日本のリング初登場のために初見。
日本スーパーウェルター級ユース王者。
日本スーパーウェルター級2位、同級WBOアジアパシフィック10位、
同級OPBF東洋太平洋10位。(3月初旬)
WBOアジアパシフィックではミドル級2位にもランキングされている。
兵庫県姫路市出身の22歳。
B級昇格以降6連勝で日本王座挑戦目前まで一気にランキングを上げている。
西日本管轄、大阪のKWORLD3所属。


同級日本ランキング1位の豊嶋 亮太(帝拳)の日本王座指名挑戦が決まってるため、
チャンピオンか挑戦者、どちらかが負けてランクを落とす。
豊嶋タイトル戦がドローでなければ、黙っていても日本1位は手に入ると目論める佐々木。
しかし、ここでランカー対決。
敗戦のリスクを踏んでも、その拳でトップコンテンダーの座を獲りに行く。

対してランキング奪取から、いきなり日本上位ランカーに挑む鈴木。
勝てば佐々木の立場に成り代わり、一気にタイトル挑戦を叶える可能性も。
ビッグチャンスに熱くならない方がおかしい構図。

 

【スーパーバンタム級8回戦】
中川 麦茶(ミツキ) vs ナワポーン・ポーチョークチャイ(タイ)

中川 麦茶 43戦29勝(18KO)11敗3分

OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級5位、同級日本7位
滋賀県長浜市出身の36歳。
中日本のリング初登場のために初見。
過激な入場パフォーマンスや発言から異端児とも言われる。


ナワポーン・ポーチョークチャイ 68戦62勝(50KO)5敗1分

OPBF東洋太平洋バンタム級14位。
一昨年の年末に比嘉 大吾(志成)に敗れて以来の来日。
8年前には世界挑戦もかなえ、2年前には2度目の挑戦にあと僅かまで迫った。
世界戦線に長きにとどまるベテラン強豪選手。
兄はWBC世界スーパーフライ級王者のスリヤン・ソールンビサイ(タイ)


異端児麦茶がついに中日本のリングへやって来る。
対するは再浮上を賭けて再来日する古豪。
世界トップ戦線の強豪たちと何度も拳を合わせたベテランを相手に、
クレバーでIQの高い麦茶がどんなボクシングを展開するかも楽しみな一戦。

 

【ヘビー級6回戦】
但馬 ブランドン ミツロ(亀田) vs ギジェルモ・カサス(メキシコ)

但馬 ブランドン ミツロ 12戦11勝(9KO)1敗

OPBF東洋太平洋ヘビー級8位、同級WBOアジアパシフィック10位。
日本初の世界ヘビー級王者を目指すも、世界ランカーへのアタックで完敗。
リスタートを切ったアマチュア重量級最強だった男。
愛知県磐南市出身の30歳。


ギジェルモ・カサス 16戦11勝(6KO)4敗1分

カナダで3つの黒星を喫してはいるが、地元メキシコでは11勝1敗の戦歴を誇る。
ティファナ出身、「トトイ」の愛称を持つ。
タイトル挑戦歴はない。


キャリア初のメキシカンとの戦いとなる但馬。
再アタックに挑むにあたって、一戦一戦がテストになっていくようにも思える。
一度は打ち砕かれたようにも見える、ヘビー級へのアタック。
もう一度、輝かしい夢を見せられるかどうか、但馬の両拳にかかっている。

 

■WBC世界ミニマム級タイトルマッチ
【ミニマム級12回戦】
メルビン・ジェルサエム(比) vs 重岡 優大(ワタナベ)

メルビン・ジェルサエム 26戦23勝(13KO)3敗

第18代WBC世界ミニマム級王者。
WBO世界ミニマム級王座を陥落後、階級最強とも目された重岡を破ってWBC王座戴冠。
初防衛戦も大差判定で退け、この試合が2度目の防衛戦。


重岡 優大 10戦9勝(5KO)1敗

WBC世界ミニマム級1位、同WBA5位、WBO9位、WBOアジアパシフィック3位(3月初旬)
世界を期待されるホープとしてプロデビューすると、一気に世界王座まで駆け上がった。
しかし、同門同級の世界王者、谷口 将隆(ワタナベ)からWBO世界王座を
奪ったこともあるジェルサエムにダウンを奪われ、スプリットの判定を落とした。
熊本県出身の27歳。


オプション契約の関係で、2度目の防衛戦は前世界王者となることが多くなる。
ジェルサエムもこの契約に沿って前世界王者の重岡と決着戦に挑む。
ここを乗り越えて、世界王者として次のステップに進む感も強いもの。
近年多くなった王座統一戦など、世界王座のその先への切符をつかむ戦いとなる。

重岡にとっては接戦を失った試合ではあったものの、ダウンを奪われての陥落劇。
「負けてからがボクシング」
初の敗戦からの成長は、人として、ボクサーとしての強さが試されるもの。
名古屋で失った王座を、ほど近い常滑のリングで奪い返しに挑む。

 

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