2022/07/30 -石川・内灘町総合体育館- 見どころ(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

2022/07/30 -石川・内灘町総合体育館- 見どころ(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

 

2022年7月30日(土) 14:00開始
拳の嵐
石川県・内灘町総合体育館

 

メインには日本フェザー級ユース王者 英 洸貴(カシミ)
昨年、大阪のリングでユース王座を戴冠し、地元石川のリングに凱旋の初防衛戦。

メイン以外もカシミ、トヤマの北陸の拳士たちが立ち並ぶまさに北陸オールスター興行。
全力で楽しみに行ってまいります!

 

【女子54.5kg契約4回戦】
福岡 恋緒那(カシミ) vs メガトン まりな(アキバ)

福岡 恋緒那 デビュー戦

デビュー戦の為初見。
アマチュア戦績:10戦5勝5敗。
アマチュア女子の国内最高峰の大会と言える、
全日本女子ボクシング選手権大会で女子ジュニアベスト8の実績あり。


メガトン まりな デビュー戦

デビュー戦の為初見。
上級障害者スポーツ指導員として障害者スポーツをバックボーンに持つ選手。


東日本から登場するメガトン まりなを
アマチュアで土台のある福岡 恋緒那が迎え撃つ。

実績だけ見れば、アマで10戦の経験がある福岡に分があるように見えるが
福岡と同時期、同階級のアマチュアで活躍した樋口 藍(ARITOMI)
先にプロデビューしたものの、現在3戦勝ちなしと苦闘中。
果たして福岡は…。

 

【スーパーフライ級4回戦】
茶木 努(カシミ) vs 木谷 剛(市野)

茶木 努 デビュー戦

デビュー戦の為初見。


木谷 剛 2戦2敗

デビュー戦では相手の勢いに飲み込まれるように1RTKO負け。
2戦目では世界戦の前座として大田区総合体育館のリングに上がり
敗れはしたものの、地獄のボディ攻めを貫いた。


初勝利を目指す木谷とデビュー戦の茶木。
茶木の戦いぶりを見たことがない為、戦前の予想は立てられないが
デビュー戦、2戦目と少しずつ初勝利への階段を上る木谷。
どういった戦いぶりを見せるか注目です。

 

【スーパーフェザー級4回戦】
田中 雄大(カシミ) vs 秋山 星也(名古屋大橋)

田中 雄大 デビュー戦

デビュー戦の為、初見。


秋山 星也 1戦1敗

アマチュア戦績は3戦1敗。
昨年、大阪の進光ジム所属としてデビュー後、名古屋大橋ジムへ移籍。
この試合が中日本のリング初登場の為、初見。


初見同士の対戦。
新たなボクサーに出会える喜びを感じます。

 

【スーパーフライ級4回戦】
ビビンバ 利騎(カシミ) vs 山崎 隼人(名古屋大橋)

ビビンバ 利騎 デビュー戦

弟はこの日のメインイベンター、英 洸貴(カシミ)
U15での経験はあるものの、プロにはならず焼き肉屋を開いていた…ハズが、突如プロの道へ。
春のトヤマジム主催興行の開始前に行われたプロテストでC級ライセンスを取得。
兄には元日本ランカーのユキヤ ハナブサ(カシミ)がいる。


山崎 隼人 6戦3勝(1KO)3敗 サウスポー

2021年度中日本スーパーフライ級新人王。
懐の深いサウスポーだが近い距離で勝負することが多い。
前戦では技術的に上回られながら、ガムシャラなファイトを魅せた。
フォルムはスマートだが決して器用な選手ではない、だからこその魅力がある選手。


ビビンバについては良血統であることや、
U15での重岡 銀次朗(ワタナベ)と対戦経験があると聞けば
高い期待値をふっかけてしまいそうにもなる。
しかし、ブランクの長さもあり、どこまでの選手かは未知数。

また、山崎については既に6戦の経験を踏み、B級昇格へ王手をかけている選手。
戦績五分ながら有望選手との対戦も複数あり、積み重ねた経験値は
通常のデビュー戦選手には荷が重いとも感じられる。

ビビンバが山崎に対してどこまで食い下がるか。
仮にデビュー戦で山崎撃破となれば、注目株と言っていい選手と感じられる。

 

【スーパーフェザー級4回戦】
高田 力弥(カシミ) vs 西村 翔馬(岐阜ヨコゼキ)

高田 力弥 1戦1敗

デビュー戦では既に4戦の経験があった福井 瑛紀(北海道畠山)と対戦。
いきなり右フックでダウンを奪われると、連打をまとめられ1RTKOで飲み込まれた。


西村 翔馬 デビュー戦

デビュー戦の為初見。


高田についてはデビュー戦を見ているが、力を発揮できたとは言い難いと感じている。
両者初見ボクサーのつもりで、その戦いぶりを確認したい。

 

【スーパーバンタム級4回戦】
渡辺 大和(カシミ) vs 島 史来(トヤマ)

渡辺 大和 8戦2勝5敗1分

超ド級の大激闘を重ね続ける北陸の激闘派。
太田 卓矢(とよはし)が引退した今、「中部の激闘王」に最も近い男。
戦績は負け越しだが、その内容は思い返すたびに鳥肌が立つものばかり。

渡辺 大和が出る興行はその試合だけでチケットを買う価値あり。


島 史来 2戦2敗

職業は「木こり」(林業)だそう。
地方ジムならではの経歴はなかなかのインパクト。
その経歴のイメージ通り、これまでの戦いでは勇猛果敢なファイトを見せている。


勇猛果敢な山男が、北陸の激闘派と相まみえる。
「面白そう」としか思えないカード。
ド派手な一戦を期待したい。

 

【66Kg契約4回戦】
坂本 将哉(カシミ) vs ベイリー・アーロン・テオ(陽光アダチ)

坂本 将哉 8戦4勝(3KO)3敗1分

東日本のリングで活躍し、B級昇格の権利を得ながら引退。
2021年に5年ぶりにカシミジム所属として復帰。
前戦では上村 健太(緑)を相手に、最終ラウンド、記憶に残る撃ち合いを魅せた。


ベイリー・アーロン・テオ 2戦1勝(1KO)1敗

イギリス出身。
長い距離からのワンツーのタイミングは武器。
敗れた試合は2度のダウンを奪った末に逆転の一撃をもらってのもの。

中日本のリングには初登場。


復帰後1敗1分とまだ勝ち星のない坂本だが、
2021年度中日本ウェルター級新人王の上村と引き分けた点を見ても
相応の実力は備えている選手。

ロングレンジが強いテオに対して、自分の距離に持ち込めるか…
まずは距離の攻防を楽しみたい試合に感じる。

 

【ライト級6回戦】
長谷 和紀(トヤマ) vs 山下 玄輝(結花)

長谷 和紀 9戦5勝(3KO)3敗1分

2019年の中日本新人王、スタイリッシュなボクシングが魅力的。
前戦ではメインイベンターとして立った富山のリングで、大苦戦ながらB級初勝利をあげた。

現在日本ランカーで全勝を継続中の湯川 成美(駿河男児)
試合ではダウンを奪ったものの逆転TKO負け。
リベンジに燃える長谷にとって、先を走っていく湯川に追いつくためにも
この試合であと1勝と迫ったA級昇格を決めたい所。


山下 玄輝 7戦4勝(2KO)1敗(1KO)2分

昨年の西日本新人王。
全日本新人王戦にまで駆け上がった。
強烈な右ストレートが武器。


お互いにロングからミドルのレンジに強い二人の印象。
噛み合いそうな二人であるが故に、一瞬で決着する可能性も。
その瞬間がいつ訪れるか…目の離せない戦いとなりそう。

 

■日本フェザー級ユースタイトルマッチ
英 洸貴(カシミ) vs 高橋 利之(KG大和)

日本フェザー級ユース王者/日本フェザー級15位
英 洸貴 14戦9勝(3KO)2敗3分

「北陸の原石」から宝石へ…しかしまだまだその成長は止まらず。
A級昇格後、下町 俊貴(グリーンツダ)にはボクシングの綺麗さが故に敗れ、
アマエリート、福井 勝也(帝拳)には結果的にほぼフルマークの敗戦を喫する。
しかし福井戦は常に逆転を予感させた内容で、その日のベストバウトに上げるファンもいた。

そしてその次戦、亀田 京之介(ハラダ)とユース王座を争い、接戦の末に戴冠。
敵地連戦で濃厚なドラマを描いてベルトを奪取し、この日が地元石川のリングへの凱旋となる。


高橋 利之 11戦7勝(4KO)4敗

踏み込みの速度に秀でたファイターの印象。
左右フックは捉えれば一気に主導権を握りかねない危険なシロモノ。
4回戦を4勝4敗の戦績五分で勝ち抜け、6回戦では3勝無敗。
この日がA級初戦のリングとなる。


B級昇格後、「6回戦の壁」にぶつかる選手が多くいる中、
高橋は勝ち負けを繰り返した4回戦から、6回戦を全勝で一気に駆け抜けた。
4敗していることを、マイナス要素とは捉えられない経歴。

近距離戦は高橋の土俵、ミドルからロングは英の土俵。
二人の対決がどの距離で繰り広げられるかに注目したい。

 

 

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