がんばれ谷口!(コラム) ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2016/11/21

がんばれ谷口!(コラム) ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2016/11/21
 
 

 

まさかのまさかが起こっている。
コアなボクシングファン同士でも共有できない
重箱の隅の隅…のような話であるが…。

共有できる人間が少な過ぎるのでここに吐きだそうと思う。
 

谷口 政治(結花)がまさかのデビュー三連敗。
僕の中では衝撃的なことである。

彼は別にアマエリートではなく、注目を集めてデビューしたような選手ではない。
ちょっと珍しいのは、鳥取にできた結花ジムのプロテスト合格者第一号だということくらい。
 (↑僕の勘違いじゃなければ…)
 

名古屋でたまたま彼のデビュー戦を見たのだが、
倒し合いの末の判定…会場が温まりきらないその日の1戦目だったが、
一気にボルテージを上げる激戦を演じてくれた。
 

なんでプロテストに受かった?…なんて選手ではなく、
しっかりとボクシングをしていたし、ダウンを奪ったあとしっかりと倒しに出ていたし…
倒されても心折れることなく、しっかりハートも持っているように見えた。
 

ダウンを奪ったあと、効かせたあと…一気に攻めて出たときに限っては
逆に危なっかしいとも思える、素人喧嘩のような振り回しっぷりだったが…
気になるのはそこだけ…。

デビュー戦の緊張と焦りから、チグハグになってしまったんだろうな…なんて思っていたので
デビュー戦で負けた後も、何気に期待し、結果を漁ったりしていた。

3戦目は倉敷での桃太郎ファイト…中国の名門、倉敷守安ジムの主催興行なのだが、
注目しているユーリ阿久井 政悟(倉敷守安)が出場することだったり、
青春期の名選手、ジャガー 哲也(倉敷守安)の引退式があったりしたこともあって
スケジュールさえ合っていれば、倉敷まで新幹線に乗っていた可能性さえある。

かなりギリギリまで調整したが、結果は…涙を飲むことに。
…もう仕事なんかしたくない。
 

相手の武田 誠人(倉敷守安)は高校ボクシングの経験者。
アマでの経験があってスマートなのかな…とか思いつつ、最近のアマは撃ち合う選手も多く
また、倉敷守安の選手は…いざという時は突貫ファイトもこなせるハートを持ち合わせて…
(なんていうのはジャガー 哲也のイメージが強過ぎるのかも)
 

試合を見に行っていたら、かなり期待した一戦だったろうと思う。
 

谷口という選手が飛びぬけて強く、「武田なんかに負けるなんて…」みたいな話ではない。
決して弱くない谷口という選手でさえ、デビュー3連敗を刻んでしまうことがある…。
ボクシングの残酷さをまざまざと感じているのである。
 

モチベーションを失ったり、慢性的な怪我をかかえてしまったり…
対戦相手のレベルが一段上がるとか、自分のボクシングを崩すとか…
選手に負けが混むとき、さまざまな要因があったりするのだけど…。
 

要因がないこともある。
その場合、結局「弱いから負ける」なんて残酷な言葉を浴びせられることになってしまうこともあるのだけど。
 

僕は、谷口のデビュー戦しか知らないけれど、彼が弱いなんて思わない。
もし今、彼が弱くて負けているのなら、強くなればいい…ボクサーなんだから。
 

「体を限界まで練り込め」

倉敷守安ジム会長の守安 竜也(岡山平沼)の言葉である。
 
 

そういえば、今年河野 公平(ワタナベ)に挑戦したインタノン・シッチャモアン(タイ)
デビュー当初、咬ませ犬だった時期がある。
デビュー間もない時期から日本のトップ選手と当てられ、あえなく敗北して帰国する…。
そんな試合を2試合ほどこなしている。

そこから6年、世界ランカーとして来日し、何度も何度もダウンしながら、
諦めずに立ちあがり、河野の王座に追いすがり…あの姿に僕は猛烈に感動したりした。
 

インタノンも谷口と同じくデビュー3連敗。
そこから世界戦の舞台へ立つところまで行った。
 

谷口の階級で世界戦となると…それはそれは高い壁。
そんなぶっとんだ将来を期待するわけではないけども…。

どこのジムだったかが、もの凄くいい言葉を掲げていた。
「負けに負けるな!」
 

ボクサーは諦めたらそこで終わり。
 

もう一度、見てみたい選手なだけに…遠い名古屋からエールを送りたいと思う。
がんばれ谷口!
 
 

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