2025/04/06 -愛知・刈谷あいおいホール- みどころ(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

2025/04/06 -愛知・刈谷あいおいホール- みどころ(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

 

■2025年度中日本ミニマム級新人王準決勝
【ミニマム級4回戦】
大久保 颯(とよはし) vs 天野 博貴(名古屋大橋)

大久保 颯 2戦1勝(1KO)1分

デビュー戦でドローを演じると、その2か月後に敵地大阪で1RKOの初勝利。
自信を備えて新人王トーナメントに挑んでくる。
愛知県豊橋市出身の18歳。


天野 博貴 1戦1分

デビュー戦では、劣勢の展開からスタートしたものの
圧力を強めて撃ち合いに持ち込み、回転のいい手数で盛り返した。
アマチュア戦績:4戦2勝2敗
愛知県田原市出身の24歳。


昨年9月、デビュー戦で対峙し、ドローを演じた二人。
あれから半年、トーナメントの運命で再び相まみえる。
「どちらがやってきたのか」
リマッチはその日からの努力が試されるシビアで残酷な戦いでもある。

勝者は昨年の中日本ライトフライ級新人王で、
今年この階級の全日本新人王候補、細川 弦汰(駿河)へ挑む。

 

■2025年度中日本バンタム級新人王準々決勝
【バンタム級4回戦】
滝本 侑也(とよはし) vs 藤本 翔大(LUSH)

滝本 侑也 デビュー戦

愛知県新城市出身の27歳。
デビュー戦のために初見。


藤本 翔大 7戦1勝(1KO)3敗3分

静岡県田方郡函南町出身の22歳。
全日本新人王クラスの選手とドローを演じる力はありながら勝利につながらないキャリア。
新人王戦には4度目のアタックとなる。


勝者は準決勝でB級昇格まであと0.5勝と迫る島袋 友樹(松田)と対峙する。
さらには決勝に今年の中日本新人王の目玉選手と言える犬塚 琉樹(名古屋大橋)が控えている。
半端な強さでは勝ち上がれないバンタム級…
まだ見ぬ新星と、実力を多くの関係者に認められながら、プロのリングで開花せぬ藤本。
仮にここを勝ち上がれば、一気に存在感を増すこととなるはずだ。

 

■2025年度中日本スーパーバンタム級新人王準決勝
【スーパーバンタム級4回戦】
佐治 大輝(タイガーウイング) vs 高橋 梨久(トコナメ)

佐治 大輝 2戦2勝(2KO)

デビューから立て続けにセンセーショナルなKO劇。
刈谷の人気者になりそうな華々しさをまとう。
愛知県愛西市出身の22歳。


高橋 梨久 5戦3勝2敗

徐々に頭角を現しつつあるサウスポーの手数型ファイター。
激戦を演じる面白い選手としては、同門の松原 靖貴(トコナメ)に次ぐ存在。
愛知県知多市出身の20歳。


デビュー戦から華々しく結果を出す佐治か…泥臭く力を伸ばしてきた高橋か。
構図だけ切り取っても、よだれが止まらない好カード。
誰が勝ち上がってもおかしくない激戦区、スーパーバンタム級。
8月、灼熱の刈谷で行われる決勝を賭けての激突となる。

 

【50㎏契約4回戦】
大城 琉一(尾張水野) vs 笹本 知哉(花形)

大城 琉一 2戦2敗

未だ未勝利ながら、脳裏にこびりつくフルスイングが印象的。
いずれもKO負けをきっしているが、胸を熱くする戦いは演じている。
愛知県愛西市出身の27歳。


笹本 知哉 3戦2敗1分

中日本のリング初登場のために初見。
神奈川県横浜市出身の24歳。
東日本管轄、神奈川県の花形ジム所属。


両者とも初勝利を目指す戦い。
この試合に向けて「心を揺さぶる戦いをする」と宣言した大城。
これまでの戦いぶりからも、それを実現する器としては充分。
大城がやると言っているならば…
こちらも構えて観戦に挑みたいところ。

 

【50㎏契約4回戦】
鶴田 舜弥(トコナメ) vs 倉坪 惇希(HEIWA)

鶴田 舜弥 デビュー戦

デビュー戦のために初見。
アマチュア戦績:10戦2勝8敗
愛知県大府市出身の18歳。


倉坪 惇希 デビュー戦

今年の中日本ライトフライ級新人王。
エントリー1名での獲得となり、経験薄のまま秋から各地の新人王たちとの闘いへ挑んでいく。
愛知県大府市出身の26歳。


秋以降の戦いに向けて経験値が必要とも思える倉坪がデビュー戦対決。
立ちふさがるのは昨今良質なファイターを産み出しているトコナメジムの鶴田。
今年だけでなく、この試合を抑えることでこれからの新人王戦が面白くなりそうなカード。

 

【ミニマム級4回戦】
大久保 るきあ(八王子中屋) vs 細川 弦汰(駿河)

大久保 るきあ 2戦1勝(1KO)1敗

中日本初登場のために初見。
東京都江東区出身の18歳。
東日本管轄、東京の八王子中屋ジム所属。


細川 弦汰 4戦3勝(2KO)1敗

今年の中日本新人王戦には8月の決勝から登場する。
猛烈な手数と無尽蔵のスタミナで襲い掛かる令和の永久機関。
昨年は中日本・西部日本新人王対抗戦でまさかの敗北。
今年は堂々全日本新人王候補として再アタックする。
静岡県焼津市出身の20歳。


この試合に勝てばB級昇格の権利を手に入れたうえで、中日本新人王決勝に挑むこととなる細川。
初の敗戦からどう変わっているのか…負けを経た変化を披露するリングでもあり、
8月に向けたテストマッチの色合いも持つ。
様々な意味が詰まった重要な試合だが、そもそもの勝利が大前提。
猛者が集まる東のリング主戦場の相手を迎え撃つ。

 

【フライ級6回戦】
フーアルバン・チャーターフー(中) vs 村松 政実(タキザワ)

フーアルバン・チャーターフー 14戦8勝(2KO)3敗3分

過去地域王座に3度挑戦、昨年6月には
WBCコンチネンタルフライ級王座に挑みドローで戴冠を逃した。
アジア圏のタイトル戦線に絡んでいる強豪選手。
日本のリングには初登場のために初見。


村松 政実 10戦5勝(1KO)5敗

現在中日本で最もチケットを売るノーランカー。刈谷きっての人気者だ。
5年ぶりのリング復帰を叶えると、キワキワのカウンターでKO勝利を演出。
2024年度のsakanaチャンネル生配信KO賞にもノミネートされた。
名古屋市瑞穂区出身の31歳。


中日本のノーランカーでは1,2を争う人気者村松。
いよいよ6回戦のリングに上がり、中国からの刺客を迎える。
リングを盛り上げることにかけては天下一品のお祭り男。
初のメインイベントのリングは似合いまくるに違いない。
頭を空っぽにして、ただただ村松を楽しみたい。

 

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