vs吉野 クレイジー・キム(ヨネクラ)② ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2016/01/27

vs吉野 クレイジー・キム(ヨネクラ)② ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2016/01/27
 
 

 

本日のピックアップはクレイジー・キム(ヨネクラ)の二日目。
 

アマエリートとしてプロ転向した金山(のちのクレイジー・キム)が
二度の日本王座挑戦に失敗し、三度目の王座挑戦に挑むところから!。
 

3度目の正直に挑む金山。
下の階級で…とは言え、これまでの戦歴で最も世界に近づいた選手との対戦。
吉野 弘幸(ワタナベ)
ウェルター級では日本王座14度防衛、東洋太平洋2度防衛の実績を持ちます。
 

しかし、負ける度に強くなってタイトルマッチに挑んでくる金山。
この試合、日本タイトルマッチの名勝負に推す人も多い試合ですので、詳しく書いときます。
 

1R、いきなり試合が動きます。
お互い体重を乗せての撃ち合いの最中、吉野の左フックに反応した金山が右ストレートを合わせます。
転がるようにダウンした吉野…しかし立ちあがってこのラウンドをしのぎます。
 
 

次に試合が動くのは3R。
もつれ合ったときに吉野が押し倒される。
お返しとばかりに、足を掛けられた金山、バランスを崩したところに左フック…。
吹っ飛ぶようにダウンした金山。立ちあがって、試合は続行です。

バランス崩しておいてパンチ当てる…こんなラフファイトが日本人にできるなんて…吉野恐るべし。
 

1Rで奪ったダウンを獲り返されてしまった金山、4Rには右目の上をカットし、
6Rにはカウンターの左フックを効かされます。

7Rには、前ラウンドのダメージを引きずった金山に、吉野が襲いかかり、
ラウンド終盤のラッシュで金山がダウン。
…もう止めてくれってくらいにダメージが深く見える金山。

それでも8Rには盛り返した金山…。
この状態で盛り返せるって…。

9Rではまたも、若干体当たり気味に左を撃ち込んでダウンを奪う吉野。
距離を取ろうとした金山に対して走り込むように撃った大迫力の決定打。
再開後、またも左で倒すも、これはスリップの裁定。

10Rは開始直後に左をもらって金山がダウン…これもスリップ裁定。
しかし再開後、吉野の左フックが完ぺきに金山を捉え…ついに10カウント…。
 

最後は担架に載って退場する、壮絶な散りっぷり。
初めて、圧倒的な敗北を喫します。
 
 

これでキャリアが遠回り…と思いきや、思いの他、早くチャンスが訪れます。

吉野への敗北から1年半、その後の試合を4連続KO勝利と順調に次のチャンスを狙っていたところ…
吉野からベルトを奪っていた河合 丈矢(オーキッドカワイ)が眼性麻痺の手術の為、
防衛戦をこなせなくなります。
 

そこで設けられた暫定王座。
のちにWBA世界スーパーウェルター級暫定王者となる石田 順裕(グリーンツダ)と決定戦を行うこととなります。

高校選抜を制覇し、大学時代には社会人選手権を制覇した石田。
アマエリートとしてデビューするとOPBF東洋太平洋スーパーウェルター級王座を獲得。
陥落後は日本王座、OPBF王座に1度ずつ挑み敗北…

お互いにタイトルマッチ3連敗中のアマエリート、引くに引けない一戦です。
序盤は石田がリードするも、序盤のボディ攻めが効いて中盤に石田を捕まえます。
その後は金山が右ストレートと左フックをうまく機能させて判定勝利。

この試合、2度目の日本王座挑戦で河合にしてやられた経験を存分に生かした形。
暫定ではありますが、4度目の挑戦にして日本王座を獲得します。

この王座は河合の引退が決定すると正規王座に昇格。
初防衛戦は1度ノンタイトル戦を挟んで半年後。
挑戦者は元日本ウェルター級王者の加山 利治(ワタナベ)

加山はテクニシャンらしいスマートなボクシングで序盤を優勢に進めるものの、
5Rにはプレッシャーを強めて来た金山に右のクロスを合わせられてダウン。
眼底骨折を負うほどの衝撃で、金山は初防衛に成功。
 
 
 

ここで、日本王座を保持したまま、
空位となったOPBF東洋太平洋スーパーウェルター級王座決定戦に挑みます。
相手はオ・ビョンチョル(韓)。

これを2RKOで退け、日本とOPBFの2つのベルトをまとめてしまいます。
 

さて、いよいよ金山俊治がクレイジー・キムへと変身する時が近づいてきました。
次回は真面目な金山が、まさに狂人へと変わるところを…。
 
 

てなわけでまた明後日。

ボッキンキ~ン!
 
 

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