2025/12/14 -愛知・刈谷あいおいホール- みどころ(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

2025/12/14 -愛知・刈谷あいおいホール- みどころ(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

 


前日の sakanaチャンネル プロボクシング配信西日本進出に続いて、連日の配信!
12月14日、中日本に舞い戻って「中日本の聖地」愛知・刈谷あいおいホールより
株式会社サンコーpresents KNOCK OUT BOXING vol.13 を配信いたします。

こちらがメイン配信

 

 

こちらがサブ配信です

 

 

メイン配信に電波トラブル等が発生したとき用に準備しているものですが、
こちらはせきちゃんおしゃべり付きとなっておりますので、副音声的にお楽しみください。
 ※煩わしい方はメイン配信見てね!

 

 


というわけで、いつものせきちゃんてきみどころでございます!


【女子スーパーフライ級4回戦】
大坪 真実(名古屋大橋) vs 高 のどか(ワタナベ)

日本女子B級9位
大坪 真実 3戦1勝(1KO)1敗1分

愛知県名古屋市出身の40歳。名前の読みは「おおつぼ まみ」。
プロテストの年齢制限を越えてから台湾でプロデビュー。
2戦目から名古屋大橋ジム所属として戦っている。
技術や駆け引きにも長けつつ、ねじ込むような右が脅威。


日本女子B級7位
高 のどか 1戦1勝

北海道出身の29歳。名前の読みは「たか のどか」。
東日本管轄は東京のワタナベジムよりやって来る。
中日本初登場のために初見。


大坪はこれが対サウスポー2戦目。
初のサウスポーはデビュー戦、距離を詰め切れずに敗戦している。
あの頃からどう変わったか、どう伸びたのか。
衰えるところが想像できない40歳女子。
東日本からやってくる自身より上位のランカーを迎え撃つ。

 

【女子ミニマム級4回戦】
パッタラワディー・ソムケーオ(タイ) vs 谷原 羽奈(市野)

パッタラワディー・ソムケーオ 2戦1勝1敗

タイ国出身の19歳。
今年デビューし、直近の試合で初勝利。
日本のリング初登場のために初見。


日本女子ミニマム級7位
谷原 羽奈 3戦2勝1敗

愛媛県松山市出身の25歳。名前の読みは「たにはら はな」。
アマチュア戦績は6戦3勝3敗。
全日本女子ボクシング選手権で3位の実績を持つ。


リング上を笑顔で飛び回ったデビュー戦、友達対決で涙の勝利を飾った地元リング。
色濃い物語を刻みながらキャリアを進めている谷原。
ほとんど情報のない未知数のタイ人選手を迎えてあと1勝と迫ったB級昇格に挑む。

 

【60kg契約4回戦】
佐藤 陽太(緑) vs 阿部 樹(changes)

佐藤 陽太 3戦2勝(1KO)1分

愛知県名古屋市緑区出身の20歳。名前の読みは「さとう ようた」
アマチュア戦績は2戦1勝1敗。
初の引き分けを記録した前戦から1年4ヶ月ぶりの試合。


阿部 樹 7戦2勝(1KO)1敗4分

北海道苫小牧市出身の30歳。名前の読みは「あべ たつき」。
北日本管轄は北海道のchangesジムより参戦。
引き分け0.5勝換算のため、B級昇格の資格が手に入るC級4勝はクリアしている。


既にB級の権利を持つ阿部が佐藤のC級ライセンスに合わせての4回戦。
両者は昨年8月に大阪で対戦し、バッティング負傷ドロー。
この試合が決着戦となっている。

 

【62kg契約4回戦】
福冨 壮泰(名古屋大橋) vs 橋本 大祐(宮田)

福冨 壮泰 デビュー戦

愛知県日進市出身の20歳。
名前の読みは「ふくとみ そうだい」。
アマチュア戦績は12戦7勝5敗。栄徳高出身。
名古屋のリングで日本ユース王者の武藤 涼太(松田)のエキシビジョンの相手を務めた。


橋本 大祐 2戦2敗

東京都足立区出身の22歳。
名前の読みは「はしもと だいすけ」。
東日本管轄は東京の宮田ジム所属。


プロで2戦の経験値を持つ橋本をデビュー戦の福冨が迎え撃つ。
アマキャリアがあっても、前日軽量からのリカバリなど
初めて尽くしのデビュー戦選手にとって相手の戦歴は嫌なもの。
プロの洗礼か、それとも期待値高い若手の華々しいデビュー戦勝利か。

 

【バンタム級6回戦】
吉岡 一平(中日) vs 杉浦 太軌(蟹江)

吉岡 一平 デビュー戦

大阪府大東市出身の23歳。
名前の読みは「よしおか いっぺい」。
デビュー戦のために初見。


杉浦 太軌 デビュー戦

名古屋工高ではレスリング部に所属した22歳。
名前の読みは「すぎうら たいき」。
デビュー戦のために初見。


両者とも前情報はないが、杉浦のレスリング経験には着目したい。
レスリング出身者からは世界王者も出ている。
プロレス出身者では体の預け方など、クリンチのやり取りで相手の体力を削る選手もいた。
他競技の経験がどれだけリングの上で生きてくるか。
スタイルもわからない二人だからこその新しいボクサーに出会える喜びを感じたい。

 

【58kg契約4回戦】
馬場 基生(尾張水野) vs 渡邊 廉(蟹江)

馬場 基生 2戦1敗1分

愛知県一宮市出身の28歳。名前の読みは「ばば てっしょう」
2戦目で「河口 鉄生」としていたリングネームを本名に戻しての3戦目。
直近の試合ではリーチで上回るサウスポーを相手に惜しいドローを演じている。


渡邊 廉 2戦2敗

愛知県津島市出身の26歳。名前の読みは「わたなべ れん」
過去2戦ではいずれもKOでの敗戦だったが、
直近の試合は互角の展開の中での一撃決着だった。


両者とも直近では惜しい試合が勝利に届かなかった未勝利選手。
初勝利を目指して激突する。

今回もサウスポーが相手となる馬場、
前回がサウスポーにいい試合をしていただけに苦にするようには思えない。
ただ、安易に入れば渡邊の鋭い前の手の餌食になる可能性もある。
展開を想像するだけでもワクワクするカード。

 

【ライト級6回戦】
秋山 星也(名古屋大橋) vs 並木 翔冴(宮田)

秋山 星也 8戦5勝(5KO)3敗

大阪府出身の27歳。名前の読みは「あきやま せいや」。
アマチュア戦績は4戦3勝1敗。A級昇格まであと1勝。
決して形が綺麗ではないからこその予測のつかない一撃でKOを積み重ねる。
その姿はまるで毒蛇が獲物を捕食するよう。


並木 翔冴 13戦6勝(4KO)5敗2分

茨城県稲敷郡阿見町出身の30歳。名前の読みは「なみき しょうご」。
東日本管轄は東京の宮田ジムより参戦。
柔道初段、空手二段。大学卒業後にボクシングを開始。
中日本初登場のために初見。

無敗のまま東日本新人王で準決勝まで勝ち進むなど順調だったが、
そこで初の敗戦を喫すると、そこから2勝5敗1分と苦戦を強いられた宮田。
前戦の引き分けでA級昇格まで残り0.5勝としている。

対する秋山はB級初戦でこれまで以上の強さ見せつけるKO勝利を挙げ勢いに乗る。
「名指しの対戦要求」も彼の代名詞となりつつある。
前戦の勝利者インタビューでは戦いたい相手がいるとだけ口にした。
勝てば恐らく、何らかしらの盛り上げる一言をくれるに違いない。

ただそれも険しい道のりを歩いてきた東からの刺客を破ってからの話。
中日本で今一番気風のいい男が吠えるか、黙らされるか!
まさに「見もの」と言える試合。

 

【48.2kg契約6回戦】
赤塚 翔(名古屋大橋) vs 宮元 陽汰(江見)

赤塚 翔 11戦5勝(1KO)5敗1分

愛知県扶桑町出身の28歳。名前の読みは「あかつか しょう」。
A級昇格まであと1勝。B級初戦は海外で勝利を挙げるも、
地元リングで戦ったB級2戦目ではベテランの東 健史(ARITOMI)に完敗した。


宮元 陽汰 7戦4勝3敗

岡山県津山市出身の20歳。名前の読みは「みやもと ようた」。
西日本管轄は岡山県出身の江見ジム所属。
この試合がB級初戦となる。
中日本初登場のために初見。


しつこくしつこく下から下から相手を削り取る。
熱闘男の赤塚があと1勝と迫るA級昇格へ挑む。
相手は勝ち負けを繰り返しながらB級へと上がってきた西日本の選手。
中日本と西日本、場所は違えどよく似たキャリアを歩いた二人がセミファイナルのリングで激突する。

 

【フェザー級8回戦】
安西 蓮(名古屋大橋) vs 干場 悟(蟹江)

安西 蓮 16戦10勝(4KO)5敗1分

愛知県豊田市出身の25歳。名前の読みは「あんざい れん」
元日本ユースバンタム級王者。
獰猛なボクシングをベースにしながらも、形が整うにつれ強さを増した。


干場 悟 17戦7勝(2KO)10敗

愛知県津島市出身の28歳。名前の読みは「ほしば さとる」
粘着質なしつこいファイトが持ち味。
独特の柔らかさがあり、どんどん前に出る足は驚異的。


現在世界戦を睨む国内トップ選手や、アマ日本一の選手など
名のある強豪を窮地に陥らせてきた恐怖のノーランカー干場。
負けの数は多いが、そのボクシングがハマると、対戦相手はボロボロに疲弊していく。

対する安西もまた、元は狩る側だった選手。
下馬評不利を何度も覆して、今や堂々たる赤コーナーのメインイベンターとなった。
立ち向かって来た者同士が激突するメインイベント。

ランキングや王座など、肩書を争うカードではないからこそ余計に
このカードの魅力が増すようにも思える。

 

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