2025/05/11 -愛知・刈谷あいおいホール- 前置き(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!
毎月10日をめどにボクシング選手名鑑を最新状態へ更新している。
最低限10日時点の情報を、5日~10日ほどかけて更新していく。
仕事の状況次第ではこれに遅れが出る。
さらに興行があれば、観戦記を書く時間なども発生し、更新は遅延していく。
昨年は生配信に注力したこともあり、半年ほどの遅延も産んだ。
今年は滞りなく更新していくことを目標にしている。
10日の0:00を迎えたタイミングで更新にとりかかる。
海外で行われているタイトルマッチからの更新。
同時に、ボクシング選手名鑑に新規掲載したい選手をリスト化していく。
メジャータイトルだけでなく、マイナータイトルにも着目する。
世界戦には大金がかかる。
為替的に不利な国の選手にとっては、日本の1000万円の負荷が1億にも10億にもなる。
そういった国の選手の頂点は承認量の比較的安いマイナータイトルになる。
アフリカのある国ではその国の最高のスポーツヒーローはボクサーながら、
経済的事情でメジャータイトルとは無縁。
UBOというマイナータイトルの世界王者として戦っていた。
こういった選手を逃したくない思いがある。
世界戦、強い選手…それだけじゃないボクシングの世界観。
多角度での楽しみ方がある。
刈谷あいおいホールに出場する選手の多くに世界が期待できるのか。
答えはNoだ。
「お前に世界は無理」と言えば、ほぼ当たる世界。
それでも選手たちは夢を見る。
その夢を信じて、選手と一緒に何度も何度も打ちのめされる。
そういうファンの矜持もある。
チャンピオンという遠い場所ではなく、目の前の1勝に向かう選手もいる。
たったの1勝であれ、その選手の人生において大きな1勝になる。
人間一人の人生は軽くない。
大きな大きな1勝…。
勝てずとも、たった1試合リングに上がることを夢見る選手もいる。
リングに上がった瞬間が、その人の夢がかなった瞬間になる。
ボクサーたちの人生の大きな大きな場面に立ち会う。
これもまた、ボクシング観戦の魅力の大きな部分だ。
負けていいわけじゃない。
選手たちが全力で勝利に向かうからこそ、そこに発生するリアルな物語に心を揺さぶられる。
そうやって揺さぶることこそ、プロの仕事だと思っている。
1000人近い観衆のうち、一人に刺さればいい。
人、一人の人生を変えてしまう。
プロボクサーの拳にはそんな力がある。
観戦している人間の人生だって軽くない。
ここでいつもの前置き
自分はファンではあるが、熱狂的なマニア程の肥えた目を持ってはいない。
自分より凄いと思えるファンはそこらじゅうに転がっている。
ここに書く内容に誤りが多分に含まれることもある。
先に言い訳をしておきたいわけではなく、そういうものだと言っておきたい。
同じ試合を見ていても、違う感想を持つファンもいるわけで…。
ここに書いたことが正解ではないと…。
それだけは認識した上で、読み進めていただきたい。
戦うもの、支えるもの、観戦するもの。
様々な人間の人生が、その拳によって変えられていく。
プロたちの試合が始まる。
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