中日本所属選手　7月の試合予定(中日本ボクシング観戦記)　ボクシング選手名鑑ピックアップ！　2025/06/29

7月の中日本の興行は1本。
7/20に刈谷あいおいホールで元日本ユース王者の
安西蓮(名古屋大橋)が復活のリングに立つ。

実力拮抗の中日本同士のサバイバルが繰り広げられる7月。
敵地でも中日本戦士がゾクゾクするようなカードに挑んでまいります。

2025年7月6日(日)　大阪府・176BOX
BENKEI FIGHT vol.6

チェ・ヨンドゥ　12戦10勝(7KO)2敗　※JBC管轄外含む
山辺蓮　13戦9勝(7KO)4敗

ようやくランキングに顔を出してきた強豪のチェ。
WBOアジアパシフィック11位、日本14位にランキングされている。
JBC管轄でのデビュー前からその実力は確かなものだった。

世界期待のホープに惜敗、元日本王者撃破など国内トップクラスの実力を証明し始めた山辺。
これまでの相手と比べると実績はまだだが、実力は負けず劣らずの相手。

タイミングに秀でた左、偏らずに散りばめられる撃ち分け。
ボクシング自体に多角的な魅力を持つ山辺…マニアたちにも力は認められている。
次は肩書、実績。

その名を浮上させる戦いを越えて、シビアなランカー挑戦。
山辺の行く道に近道なし！堂々挑む試合が待ち構えている。

2025年7月8日(火)　東京都・後楽園ホール
FOD フェニックスバトル&DANGAN アジアヘビー級トーナメント準々決勝
【ヘビー級4回戦】
筒井ちび太(パンチアウト)　vs　松田尚之(ARITOMI)

筒井ちび太　1戦1勝(1KO)
松田尚之　1戦1勝(1KO)

トーナメント1回戦をワンツーと左で見事に勝ち上がった松田。
対戦相手は1回戦で日本人の中で最もインパクトある勝利を収めたと言える筒井。

身長差は10cm…体格差は有利となるのが普通だが、
相手が大きいことが大前提の上で作られた筒井のボクシング。
2戦目の松田にこの相手を下す引き出しがあるか…。
松田の「戦い方」から見どころの詰まったカードにも思える。

オケロ・ピーター(緑)から続く中日本ヘビー級の系譜。
松田がこの時代の主役となるか…大注目！

2025年7月27日(日)　東京都・アリーナ立川立飛
GENKOTSU 立川立飛大会 vol.11

鈴木健介　12戦7勝(2KO)3敗(3KO)2分
上村健太　11戦6勝(3KO)3敗2分

WBOアジアパシフィック5位、OPBF13位、日本5位にランキングされる鈴木。
ランカー挑戦を成功させ、立て続けに日本2位を撃破し急浮上。
タイトル戦を睨む位置にまで一気に駆け上がっている。

距離は噛み合うと予想。
4回戦時代は力石政法(大橋)のコピーと言われたサウスポーの上村。
本家力石が認めるのはボクシングにおける「頭の良さ」。
力石スタイルをベースに「上村のボクシング」をカスタマイズしてきた印象もある。

この試合に勝てば…の立ち位置を、上村が強奪しにかかる構図。
「地方ボクサーの地位は東京の格上から奪い取るもの」
脈々と続いてきたその世界観。
上村が…本場の強いやつに挑んでいく。

コメント