【作成中】2025/04/27 -三重・メッセウイングみえ- みどころ(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!
【スーパーフェザー級4回戦】
山田 飛鳥(市野) vs 吉田 圭太(鈴鹿ニイミ)
山田 飛鳥 デビュー戦
デビュー戦のために初見。
三重県亀山市出身の25歳。
吉田 圭太 デビュー戦
デビュー戦のために初見。
三重県名張市出身の30歳。
三重のオープニングカードは三重県鈴鹿市のジム同士の対決。
古くからある鈴鹿ニイミジムと、鈴鹿ニイミジム所属として戦った
市野 将士(鈴鹿ニイミ)が立ち上げた市野ジム。
新旧鈴鹿ダービー…毎年熱くなる三重のリングに火を入れてほしい。
【フェザー級4回戦】
ポルテス・ジャップ・アレイント(天熊丸木) vs 三上 卓也(鈴鹿ニイミ)
ポルテス・ジャップ・アレイント デビュー戦
フィリピン、ボホール島出身の26歳。
デビュー戦のために初見。
三上 卓也 1戦1分
岩手県出身の30歳。
デビュー戦をジャブとストレートのみで戦ったこれからの選手。
たった二つのパンチでデビュー戦を引き分けた逸材。
ジャップがデビューするにあたって
「ジャップは日本人の蔑称だからどうしようか」と悩んでいた丸木会長。
ポルテス・ジャップの活躍でジャップの意味を変えてほしいと伝えた。
ジャップと言えば日本人の蔑称ではなく、ポルテス・ジャップ…そんな活躍を期待したい。
対するは伸び代満載の三上、この試合でどこまで力が伸びているか楽しみにしたい。
【スーパーウェルター級4回戦】
パオロ・セサル・ウルタド・ロアイザ(市野) vs 田中 喜誉(岐阜ヨコゼキ)
パオロ・セサル・ウルタド・ロアイザ デビュー戦
デビュー戦のために初見。ペルー出身の25歳。
プロテスト合格後、浮かれてしばらくジムに来なくなるというラテン系らしい逸話あり。
趣味は女とギター…やっぱりラテン系。
田中 喜誉 1戦1敗
岐阜県岐阜市出身の25歳。
今年の中日本ミドル級新人王をエントリー1名で獲得。
秋には各地の新人王との戦いへ旅立っていく。
デビュー戦で田中が苦杯を喫した藤原 勇生(真正)も西日本新人王戦にエントリー。
両者勝ち上がれば、西軍代表選で激突することとなる。
秋のリベンジの舞台に向けて、田中にとって重要なカード、立ちはだかるのは謎のペルー人。
ウガンダからの大型助っ人外国人、セムジュ・デビッド(中日)が大活躍中の中日本。
パオロは大型か小型か…三重の助っ人の実力やいかに。
今、わかるのは愛されそうなニオイむんむん…ということくらいか。
■中日本スーパーフライ級新人王準決勝
【スーパーフライ級4回戦】
中村 勇翔(LUSH緑) vs 鈴木 尚也(蟹江)
中村 勇翔 2戦1敗1分
愛知県東海市出身の21歳。
デビューから東西の好選手と戦い、接戦を2試合。初勝利には届いていない。
前戦ではスリリングなカウンターで手に汗握る好試合を演じている。
鈴木 尚也 2戦1勝(1KO)1敗
愛知県稲沢市出身の24歳。
自分としてはこの階級の優勝候補に挙げたい選手。
前戦では3連勝中だった島袋 友樹(松田)を回転のいい攻撃的なボクシングで止めた。
実力拮抗のスーパーフライ級、誰が勝ち抜けてもおかしくないトーナメントは
必然的に好カードを産み出した。
勝者は8月3日の刈谷あいおいホールで、
「とよはしの赤鬼」桂 ケンシロウ(とよはし)と雌雄を決する。
【ライト級4回戦】
中尾 公信(市野) vs 山本 怜生(中日)
中尾 公信 6戦1勝(1KO)4敗1分
三重県出身の26歳。
大幅負け越しの中尾だが、試合のたびにその実力を伸ばしている。
タフネス一本だった初期から考えられると信じられないスピードも手に入れた。
漂わせる泥臭さも失われず、そこもまた魅力。
山本 怜生 1戦1勝
愛知県岡崎市出身の21歳。
デビュー戦では詰めてくる相手に効かせる距離を作りながらのタフな試合を勝ち切った山本。
今年の中日本ライト級新人王にエントリーし、決勝から登場。
8月3日の刈谷あいおいホールで、バンザイ・リオン(天熊丸木)との決戦を控える。
勝負の中日本新人王を控える山本に立ちふさがるは、「三重のイモ」と囁かれる中尾。
自然発生的に呼称が沸くのは、プロとして魅力がある選手の証明。
泥臭くも頑丈で、さらには驚くほどの成長幅を見せてきた。
デビュー戦勝利以降、5戦勝ちなしだが間違いなく難敵。
今回どこまで中尾が成長してくるか、まだ戦歴浅い山本がどう対峙するか。
魅力的なカード。
【女子ミニマム級4回戦】
谷原 羽奈(市野) vs 澤木 美里(名古屋大橋)
谷原 羽奈 2戦1勝1敗
日本女子ミニマム級12位。
愛媛県松山市出身の24歳。アマチュア戦績は6戦3勝3敗。
デビュー戦では華やかに笑顔でリングを飛び回って勝利を挙げた谷原。
敗戦を経て、そのボクシングがどう変化するか。
澤木 美里 2戦1勝1分
日本女子ミニマム級9位。
アマチュア戦績は11戦2勝(2RSC)9敗。
愛知県丹羽郡扶桑町出身の27歳。
アマチュアでの負けは多いが、社会人選手権を制している。
デビュー戦、突進する相手に白星を逃したが、
2戦目では同タイプを制して成長の初勝利を挙げた。
ポテンシャルでは谷原と思える試合だが、澤木の2試合を見て感じるのは、
改善サイクルを持っている選手と思えること。
前戦を踏まえて、自分のボクシングに落とし込むことを見事に成功させており、
みるみる強くなるはずの選手だと感じている。
その澤木に対し、初の敗戦から谷原がどう成長してくるのか。
前戦からこの日までの二人の足跡を確認したい試合。
【スーパーフェザー級8回戦】
山辺 蓮(市野) vs 下村 佳輝(三迫)
山辺 蓮 12戦8勝(7KO)4敗
三重県津市出身の27歳。アマチュア戦績は26戦17勝9敗。
アマ時代はテクニシャンとして鳴らしたが、プロに来て高KO率を誇っている。
前の手のフック、左ストレートの抜群のタイミングは対峙する選手たちの多くが警戒する。
プロで磨いたスリリングな戦いに加え、アマ時代に築いたテクニカルなボクシングが融合。
一段と強さを増す中で、全国的に強豪として名の知れた前田 稔輝(グリーンツダ)に善戦。
注目選手として一気に名を挙げた。
下村 佳輝 10戦7勝(7KO)2敗(1KO)1分
東京都板橋区出身の25歳。
東日本管轄、東京の三迫ジムより登場。
2023年全日本スーパーフェザー級新人王の元日本ランカー。
直近は韓国、福岡と敵地に乗り込み連敗を喫し、ランキングを失った。
リスタートの立ち位置。
三重のメインのリング、いよいよ山辺が背負う。
デビュー当初から期待されたが、撃たれもろさもあって、惜しい試合を落としてきた。
逆転KOで敗戦した試合が、重なっている。
明らかな弱点を持つ…それならそれでどう戦うか。
殊勲とはいかなかったが、大きく飛躍する一線を越えた山辺はきっとまだまだ変化する。
対峙するは元日本ランカーの下村。勝った試合はすべてKO。
山辺が持つ撃たれ脆さも相まって、危険な香りしかないメインイベント。
ノーランカー同士の対決でありながら、背筋ゾクゾクのビッグファイトです。
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