2023/3/26 -愛知・刈谷あいおいホール- 見どころ(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

2023/3/26 -愛知・刈谷あいおいホール- 見どころ(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

 

今年一発目の刈谷あいおいホール!
SPLENDID BOXING 生配信いたします!

 

 

そしてこちらがサブ配信。選手の紹介をしながら配信しようと思っております。今回からは声援が解禁されるようですので、もう遠慮は不要。
テンションマックスで配信する所存でございます!

 

 

ぜひぜひ楽しんでいただければ!
とういわけで、より楽しむためにも予習予習!

せきちゃんてき見どころを紹介!

 

■2023年度中日本新人王スーパーフライ級準々決勝
【スーパーフライ級4回戦】
犬塚 音也(松田) vs 高島 瑛滉(トヤマ)

犬塚 音也 4戦4勝(2KO)

今年の中日本新人王戦、せきちゃんてき目玉選手。
中日本では生粋のファイター、変則テクニシャンを圧倒。
敵地でも勝利を挙げ、デビュー4連勝でB級昇格の権利を獲得。
しかし、そのままB級へは上がらず…満を持しての新人王トーナメント参戦。
頭一つ抜けた存在…堂々たる全日本新人王候補です。


高島 瑛滉 1戦1勝

アマチュアでは日体大で活躍、国体にも出場。
デビュー戦では生粋のファイター、百田 康平(唯心)を相手の土俵である近距離で上回った。
今後が期待される有望選手の一人。


富山のメインイベンター、長谷 和紀(トヤマ)が長期の休養に入っている現在、
次の富山を彩る選手の一人となるであろう高島。
犬塚包囲網が敷かれるように有望選手が集結したブロックの中で
まずは高島が犬塚刈りへと挑んで行く…。

犬塚は土をつければ、その名を一気に轟かせられる相手でもある。
犬塚と戦うこと自体、注目選手へと躍り出るには大きなチャンス。
また、技術の高い高島は、その可能性をしっかりと持っているとも感じる。

主役が主役のまま駆け上がるか、それとも…高島が待ったをかけるか。
いきなりの大注目カードです。

 

■2023年度中日本スーパーバンタム級新人王準々決勝
【スーパーバンタム級4回戦】
串田 凌(薬師寺) vs 高橋 梨久(トコナメ)

串田 凌 1戦1勝(1KO)

一宮の喧嘩屋、デビュー戦では鮮烈なKOシーンを演出。
ケンカに明け暮れた暴れん坊が、リングの上で躍動している。
多少リスキーな戦いぶりながら、恐れ知らずの攻撃力を見せつけている。


高橋 梨久 デビュー戦

デビュー戦の為に初見。
好戦的な選手を作ってくるトコナメから10代の選手がデビュー。


新人王トーナメントでデビューする高橋が初見となる為、勝敗予想はできないが
串田のスタイルはKO決着の可能性が高い物にも思える。
勝者は優勝候補二人が激突する藤本vs武藤の勝者と対戦。
ここを勝ち上がれば一気にその名を浮上させることも予想される。

 

■2023年度中日本スーパーバンタム級新人王準々決勝
【スーパーバンタム級4回戦】
藤本 翔大(平石) vs 武藤 涼太(松田)

藤本 翔大 2戦2敗

技術は高く、有望選手と思えるモノのデビュー2連敗。
力を出し切れているとは思えないデビュー2戦、どこかできっかけを掴めば一気に開花の可能性も。
ワンツーがいい…は、どんなパンチがいいよりも武器になるはず。


武藤 涼太 デビュー戦

中京高校ボクシング部でアマ19勝を挙げている武藤がデビュー。
昨年末から今年にかけて、有望4回戦たちが複数、松田ジムへ移籍。
更にこうしてアマチュア実績のある有望選手も松田から…。
緑ジムの躍進が目立った昨年…今年はもう一つの老舗名門が一気に盛り返す可能性も…。
その一翼を担う選手になれるのかどうか…。
デビュー前から楽しみなドラマが用意されているようにも思える選手です。


この階級のせきちゃんてき優勝候補は藤本。
そろそろ、その実力をリングで体現し始めておかしくない時期。
未勝利では有れど、持ち得るポテンシャルはこのトーナメントを制しておかしくないもの。
キャリア最大の強敵を迎え、藤本が開花するか…。
勝った方が、優勝候補本命となる試合。要注目です!

 

【53.0kg契約4回戦】
川瀬 航(名古屋大橋) vs 木谷 剛(市野)

川瀬 航 1戦1分

デビュー戦では劣勢に立たされながら、
ロングレンジの右ストレートで相手の腰を落とし、文字通りドローをもぎ取った。
深い懐を活かす戦いができるようになれば、同ジムの看板、
村上 勝也(名古屋大橋)のような戦いぶりも想像できる。


木谷 剛 3戦1勝(1KO)2敗

前戦では熾烈な撃ち合いの末、2RTKOでプロ初勝利を挙げた。
得意のボディーブローから崩していった戦いぶりは、今後への期待値も高めている。


接近戦は木谷の土俵、ロングレンジは川瀬の土俵。
両者がどの距離で攻防を繰り広げるかが、まず一番最初のチェックポイント。
どちらの土俵で試合が展開していくか、さらに相手の土俵に乗ってしまった側がどうあがなうか。
お互いの距離がはっきり違うからこそ、優勢劣勢の見やすい面白い試合になりそうな予感です。

 

【バンタム級4回戦】
青山 翼(岐阜ヨコゼキ) vs 松原 靖貴(トコナメ)

青山 翼 1戦1勝

デビュー戦では大激闘。
2022年の生配信表彰で、激闘選手賞のエントリーを迷ったほどのもの。
お互いに判定があることを忘れ去ったかのように倒しに行った試合。
ダウンを奪われたものの、それを挽回しての判定勝利を演じている。


松原 靖貴 1戦1敗

ダウンを奪われての劣勢の中、強烈な右フックをブチ当ててあわやの場面を作ったデビュー戦。
判定で敗れてはしたものの、逆の判定が出たとしても驚きではないほど、試合を接戦に持ち込んだ。

デビュー戦で大激闘を刻んだ二人が、この試合で対戦。
お互いに序盤にダウンを奪われながらも、捲り上げて行く姿を見せた。
この試合もまた、激しい試合になる可能性は存分に。

 

【スーパーフライ級4回戦】
小川 椋也(天熊丸木) vs 百田 康平(唯心)

小川 椋也 2戦1勝(1KO)1敗

引きこもりボクサーがデビュー3戦目を迎える。
デビュー戦で見せた奥の手のアッパーはキャリアを進める中で、大きな武器となるようにも思えた。
前戦は大阪のリングで、痛烈なボディブローでKO負けを喫している。


百田 康平 7戦2勝3敗(1KO)2分

東日本から中日本に移籍後、4試合戦って未勝利。
B級昇格にリーチをかけながら、勝ちが遠い状況が続いている。

しかし、中身を見ると有望選手相手に、一つ一つ、丁寧に…。
生粋のファイターでありながら、至近距離であの手この手を試してくる頭脳派ファイター。
百田だからこそ、負けても強くなって帰ってくると信じさせてくれる。

距離のよく似た二人。
激しい撃ち合いも予見できるカード。
熾烈な試合を予想します。

 

 

【スーパーフェザー級4回戦】
宮崎 裕也(薬師寺) vs 古川 修誠(杉田)
宮崎 裕也 9戦3勝(2KO)4敗2分

B級昇格の権利を得ている宮崎だが、もう一試合、4回戦を戦う。
カウンターセンスは抜群、よく伸びる右ストレートとシャープなジャブは
変則気味なタイミングのワンツーとなって深く深く相手に刺さる。

昨年の中日本新人王決勝ではお互いに膝をガクガク震わせる激闘を戦った。


古川 修誠 3戦2勝(1KO)1敗

ボクシング歴が短く、まさに粗削り。
しかしながら、フィジカルの強さ含めた「戦いの強さ」が目を引く選手。
完成されれば手が付けられなくなる可能性も。
昨年のKO勝利は生配信KO賞にノミネートされる鮮烈なモノ。
今年の中日本新人王戦、スーパーバンタム級のせきちゃんてき優勝候補。


荒削りだったところから持ち合わせたセンスもあり、
中日本4回戦の主役級の選手へと成長していった宮崎。
古川は、宮崎が歩いたルートとよく似た道を歩いているようにも見える。

どちらも一発で試合を終わらせる切れ味は持ち合わせる。
緊張感高くかつ、温度の高い試合を予想。

古川は6月に新人王トーナメントの準決勝を控える中での試合。
全日本新人王に向けて…この試合が古川に何をもたらすかも注視したい。

 

【ミニマム級6回戦】
石垣 芙季(UNITED) vs 宮澤 蓮斗(松田)

石垣 芙季 9戦4勝(2KO)5敗

2021年の東日本新人王ファイナリスト。
B級2連敗中だが、相手は全日本新人王と東日本新人王。
B級1勝目を目指して刈谷のリングに来襲する。


宮澤 蓮斗 6戦4勝(1KO)2敗

昨年の中日本新人王。
西軍代表決定戦で惜敗するも、全日本新人王候補と言われた実力はしっかりと誇示した。
出入りの早さに加えて、パンチのキレも増して来た。
老舗名門、松田ジムへ移籍しての初戦。


お互いにB級初勝利を目指す戦い。
実績から新人王対抗戦クラスの戦いは保証されているカード。
B級、A級へと上がっていく未来予想図が占える試合とも感じる。

 

【ウェルター級8回戦】
能嶋 宏弥(薬師寺) vs 星 大翔(角海老宝石)

能嶋 宏弥 12戦11勝(5KO)1敗

WBO世界ミドル級13位、OPBF東洋太平洋ミドル級3位、日本ウェルター級4位。
WBOアジア太平洋王座を本来より2階級上のミドル級で獲得した能嶋。
本来のウェルター級へと戻し、2本目のベルトを目指す第2章がスタート。
リングを大きく使うアウトボクシングを展開しながら、
必殺の新幹線ストレートで相手を沈める一撃も持つ。


星 大翔 9戦5勝(3KO)2敗2分

日本ウェルター級13位。
2018年の東日本新人王決勝ではドローの優勢点判定で敗退。
全日本新人王クラスの実力を証明している。
2年ほどブランクを作った時期はあるが、6回戦は2連勝で駆け抜けてA級昇格。
東で強豪と認知される星が、刈谷あいおいホールの主役、能嶋に挑みにやってくる。

顔は冨永愛似。


星はこれまでのキャリアで、劣勢をひっくり返した
逆転KOの一撃を見せたこともあり、どこまでも警戒の解けない選手。
一歩間違えれば足元を救われかねない危険さはカードとしての魅力。

能嶋が華々しく再スタートを切る試合…構図はそうだが、
その全てを星が拳で破壊してしまう展開もまたボクシングならでは。
能嶋が能嶋として、リングを躍動できるか。
簡単な相手でも簡単な試合でもないハズだ。

 
 
 
 
 
 
 

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