2018/7/15 -刈谷あいおいホール- 前置き(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

2018/7/15 -刈谷あいおいホール- 前置き(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!
 
 

薬指が痛い。

仕事でもPCを扱い、帰ってきてからは選手名鑑の更新作業。
毎月10日~20日をめどに、最低限その月の10日時点の情報をめどにページの内容を更新している。
現在2500人ほどを掲載している選手名鑑。
更新にかかる時間は合計50時間程。

時間にスキを見つけてコツコツと更新を行う。
繰り返すうちに右手の薬指が痛み始める。
最近マウスを変えたばかり…形状が特殊で慣れていないせいか、腱鞘炎気味に。

悪化させてしまうとより大変なので、泣く泣く更新作業を中断。
どうすればいいかわからず、オリジナリティ溢れるテーピングで処置。

手の写真をSNSへアップして、正しいテーピング方法を聞いてみるが反応なし。
とりあえずテープで固定することで、痛みはマシになった。
 

久々にのんびりした時間を過ごすこととなり、アラン・バレスピン(比)の動画を繰り返し眺める。
はっきり…強い。
 

様々な選手が勝負をかけていく中、いよいよ森 武蔵(薬師寺)も勝負の試合。
未来を期待される18歳の少年…悲壮感はない。
 

東京から乗り込んでくる二人のボクサーと中日本の選手のカードが2試合。
どちらも、中日本の立ち位置を指し示す重要な試合。

岡崎出身で東京で戦う飯見 嵐(ワタナベ)の試合もある。

ただただ、ワクワクする気持ちを抑え込んでなんとか眠りにつく。
 
 

観戦前、最近はたまった仕事を片付けるのが長引き、寝るのが遅くなることが多かった。
遠征は移動だけでも多少の疲れがある。

この日はぐっすり眠れた…元気いっぱいで刈谷に向かう間もテンションが増長する。
観戦のコンディションって大事…改めてそう感じる。
 

行き道、「村木田一歩のリングサイドコラム」で選手とジムが争った裁判の結果
選手側が敗訴したものの、移籍に関して、移籍金が不要と判断されたことを知る。
ぜひ一度、村木田氏のブログを覗いてみて欲しい。
「村木田一歩のリングサイドコラム」「PLANET9」で検索すれば、一連の流れが確認できるはずだ。
 

「試合をするたび借金が膨らむからボクシングを辞める」

そんな衝撃的な言葉をボクサーから聞いたことがある。
全国にはファイトマネーをもらうどころか、チケットが売れない状況を自腹で補っているボクサーさえいる。
所属するジムによって、ファイトマネーのカラクリが違うのが現状。

ジムを変えてしまえばそんな状況から逃れることもできるだろうが…。
移籍するのに多額の現金を請求されたりすれば、選手の移籍は容易ではなくなる。
ジム側に嫌われて試合を組んでもらえず、その才能が消えていくこともある。

今回の判決を無視して書くが…。
ファイトマネーが全てではない。
百歩譲って選手が納得できれば、0でもいいのかもしれない。

ファイトマネーが0でも強くなるためにこのジムがいい、チャンスがもらえるならかまわない。
選手によって求めるモノは様々だ…。
ただ、自分の求めるモノが何一つ得られないのであれば、移籍した方がいい。
人生は一度きり、ボクサーの選手生命は短い。

だからこそ、移籍を阻害する移籍金という慣習は一番最初に撤廃された方がいいと思っていた。
よりチャンスを…より技術を…より良いファイトマネーを…より強い信頼関係を…
しっかりとした何かを提供できるジムが生き残っていくべきだと思う。

ファイトマネーに関しては、ジムがちゃんとファイトマネーを払える環境を整えるのが
先のケースもあると思っている。
無い袖は振るえない…正しいことが必ずできるとは限らない。
正しいことができる環境を作った上で…という、ジム側への救済も必要だ。
特に、地方の中のさらに地方のジムにとっては。

ただし、金がないなら、そのほかの対価を渡せなければならない。
それもできないのであれば、そのジムに存在価値なんかないだろう。

これは、あくまで持論だが…。
 

とにもかくにも、選手の環境が改善されるための第一歩が踏み出されたように感じる。
そして、その結果が「村木田一歩のリングサイドコラム」という
有名ブログで広まってくれることを嬉しく思う。
 
 

開場時間より早く到着し、会場の隣、2Fにある喫煙室に向かう。
試合前の時間帯、ここには愛煙家の関係者が顔を出すことがある。
かなり気さくに話しかけてくれる。

カバンの中の「フリーペーパー:WIN」を手渡す。
「次回から中日本の選手たちが特集されるんです」
 

試合会場では開場時間より少し早く客を入れ始めたよう。
この辺り、若干ルーズなところは僕としては気に入っているところ。

バルコニーのいつもの場所に陣取ると隣から声をかけられる。

アマチュアのジムにいらっしゃる方だと…。
どうして自分の顔が解ったのかよく分からないが、声をかけてもらって嬉しい限り。
手元のWINを手渡す。

ブルドーザー 大島 卓己(薬師寺)の話などをしてもらう。
まだボクシングが好きでいてくれるようで嬉しい。
 
 

そうこうしているうちにオヤジファイトが開始。

YAZAWAなリングアナのマッチョさんがリングに上がり選手をコール。
出場者は75歳…頑張る頑張る、綺麗なワンツーを見せて驚かされる。

さらにはこれまで何度も目にした選手が登場。
これまで圧力と手数で勝負していた選手が、しっかりと外して攻め込んでいく。
元々迫力あるパンチを放つファイター。
どんどん強くなり、どんどん巧くなっていく。

本当に好きなんだなぁ…と。
ここの感動は、プロボクシングと変わらないものがある。

試合はドローで、トロフィー争奪のじゃんけん。
プロとは違うこの緩さも楽しい。
 
 
 

…オヤジファイトも面白い。
ボクシング選手名鑑が、男子も女子も完成したら、オヤジファイト名鑑とか作りたいなぁ…なんて思う。
 
 

ここでいつもの言い訳前置き

自分はファンではあるが、熱狂的なマニア程の肥えた目を持ってはいない。
自分より凄いと思えるファンはそこらじゅうに転がっている。

そして、TVで観戦するのとは違い、1つの角度しか見れず、スロー再生もない。
レフリーで隠れたタイミングでパンチが入っても気付けないし、かなり離れた自由席での観戦。
ここに書く内容に誤りが多分に含まれることもある。

先に言い訳をしておきたいわけではなく、そういうものだと言っておきたい。
同じ試合を見ていても、違う感想を持つファンもいるわけで…。
ここに書いたことが正解ではないと…。
それだけは認識したうえで、読み進めていただきたい。
 
 

第一試合のゴングが近づく。
激励賞も選手に手渡すことができた。
準備は万端、まずはデビュー戦5名と久々に登場する選手1名。
来年の新人王に向けて抑えておきたい試合が続く…。

この日はオヤジファイトから客の入りがいい感じ。
様々なボクサーへの期待感を感じる。
 
 

 

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