2018年度中日本新人王トーナメント!ミニマム級~フライ級 ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2018/01/29

2018年度中日本新人王トーナメント!ミニマム級~フライ級 ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2018/01/29

現在、昨年の月別アクセス数ランキングを順々に公開している
ボクシング選手名鑑ピックアップ!ですが…

今年の中日本新人王トーナメントの組み合わせが確認できたので、
一旦アクセス数ランキングを中断して組み合わせと
僕の思う個人的見どころを掲載!

…知っちゃったら書きたくて書きたくて…我慢できなかったの。

ミニマム級
【エントリー1名】
ブル 弘師(トコナメ)

≪エントリー≫
ブル 弘師(トコナメ) 3戦1勝(1KO)2敗

ミニマム級は1名のみのエントリー。
不戦で中日本新人王を獲得するとともに、中日本・西部日本新人王対抗戦へ…。

昨年、全日本新人王争いがハイクオリティとなったミニマム級。
東日本の赤羽根 烈(宇都宮金田)、和田 優麻(REBOOT)。
西部日本の仲島 辰郎(平仲BS)
そして中日本のマンモス 和則(薬師寺)

…例年なら全日本新人王大本命となるべき選手が集結し、優勝予想は困難を極めた。
そんな中で、全日本新人王を獲得したのは、西日本新人王の井上 夕雅(尼崎亀谷)
ダークホースとも言える存在が栄冠を勝ち取った。

今年は中日本ではマンモスがライトフライ級へ…。
しかし、西部の仲島、東の赤羽根、和田など、再チャレンジの可能性もある。
エントリー状況によってはここから先…とてつもなく壮絶な戦いになる可能性も高い。

化物どもが立ち並ぶ戦いへ中日本から挑む…負け越し戦績のブル。
その名の通りの突貫ブルファイター…初勝利をつかんでどう変化するか。
無我夢中に戦って敗北した2試合から、猛烈なファイトと裏腹な冷静さを見せて
1Rで仕留めた3戦目…この時期の選手は、ちょっとしたことで大変化してしまうのも常。

全日本新人王争いの台風の眼になってくれることを期待。
何よりも…この男が見せる、試合中の熱い咆哮が後楽園ホールに響くことを夢見てしまう。

≪エントリー≫
マンモス 和則(薬師寺) 5戦4勝(4KO)1敗
十河 正人(MSG平石) 5戦1勝3敗1分
田中 蓮志(トコナメ) デビュー戦
太田 アレックス(西遠) 3戦1勝2敗

何と言ってもこの階級の優勝候補筆頭はマンモス 和則だろうと思う…。
昨年の中日本ミニマム級新人王…西部日本新人王の仲島に敗れて
全日本新人王には届かなかったが…これまで超ド級のKO劇を見せてきている。

しかし、順当にいけば決勝で当たるのは太田 アレックス。
この二人は昨年11月、アレックスがマンモスを名指しで対戦希望したことで激突。
相討ちのフックでお互い同時に腰を落とすなど、超大激戦となった。

試合自体はアレックス優勢で進んでいったが…
アレックスが勝負をかけた3R…マンモスが放った超ド級の右フック一撃…。
意識の飛んだアレックスにトドメの左ストレートを突き刺し、マンモスが逆転のKO劇。

マンモスvsアレックスⅡ…今の中日本で、熱く望まれているカードだと思う。
実力者の両者だから…実現の可能性は高いと思われるが…。

マンモスの障壁となるのは新人王に3度目のエントリーとなる十河。
この選手はさして巧い選手ではないし、強さを感じる選手でもない…。
ただし、抜群のスタミナを持った選手。
1R~4Rまで、信じられないような手数を放り込み、相手を飲み込んでしまう。

マンモスが唯一敗れた仲島 辰郎戦を思い返すと…
大振りを繰り返したマンモスがガス欠を起こしての敗北。

マンモスの弱点を、逆に得意とする選手が十河である。
ただし…”撃ち合いこそが全て”といったファイトを見せる十河…。
マンモス相手にはあまりにも危険だが…逆にそこで倒れずに後半を迎えることができたなら…。
決して捨て置ける試合ではなく、十河もまた可能性を持つ選手だと思える。

太田 アレックスの前にはデビュー戦の田中 蓮志。
昨年も新人王でデビューした大森 雄貴(三津山)が、トーナメントを掻き回す活躍を見せた。
デビュー戦からアレックスは荷が重いようにも思えるが…。
実力未知数だからこそ、何かを起こす期待感も持ててしまう。

ところでアレックス…まだ1勝しかしてないのね。
敗れた2試合、1敗はマンモスで、もう1敗は昨年の全日本新人王の井上 夕雅。
いずれも内容の濃い激戦…負けながら実力を見せつけた選手でもあったりする。
めちゃくちゃ強い負け越し4回戦…どうかその目で確認してみてほしい。

優勝予想は…マンモス 和則で…。

≪エントリー≫
中山 慶伍(駿河) 4戦2勝(2KO)2敗
今村 太秋(緑) 4戦1勝(1KO)3敗
服部 琢磨(市野) 1戦1勝(1KO)
小坂 大地(ARITOMI) デビュー戦

今年の中日本新人王の中でも、最も混戦になりそうなのがこの階級に感じる。
中山 慶伍はパンチ力もあり、しっかり下から叩いて行ける選手。
負けた相手は、昨年の全日本新人王の白石 聖(井岡)
昨年の中日本新人王トーナメントを圧倒的に勝ち上がった近藤 冬真(蟹江)…。

近藤との試合では、左ボディからの右フックで食い下がって見せているところからも、
並みの相手なら、簡単に敗れる選手ではないようにも思える。

対する今村…この選手の活躍如何で、中日本の4回戦は面白みが倍増すると思っている。
中山優勢が妥当な予想だろうか…しかし、そこをまくってしまう今村も見てみたい。
負けが混んでいるが…ここから挽回を見せれるだろうか…。

前回の試合では中澤 誠也(本橋)を相手に、
入り際を叩かれ、入っても撃ち終わりを狙われ、雁字搦めになったまま、最後は手が出なくなって終戦。
あまりにも悔しいだろう負け方…でも、こういう試合はボクサーを強くすることがある。
前回から試合期間も空いている…この期間の間の変化に期待したい。

対抗のブロックには服部 琢磨。
デビュー戦では見事なKO勝ちを飾ったが…粗さが目立った試合でもあった。
初のプロのリングで緊張の中、ほぐれる前に撃ち合いに突入したようにも見えた。
紙一重にも思えたデビュー戦の1RKO…ここからが本チャン。

ただし、安西 蓮(岡崎)を刈り取った一撃の威力は間違いないと思う。
決してタイミングと運だけ…のパンチではなかったと思っている。

相手はデビュー戦の小坂 大地。
ARITOMIジム…もしかすると中日本で最も田舎のジムではないだろうか。
うちの実家から車で10分程…。
人よりサルが多そうな町だが…
こんな町からシーンを掻き回す選手が出てきたら、とんでもなく面白いのではないか。
そんなこんなで何気に応援してしまうARITOMIジム。
どんな選手かは全く知らないけれど…三重県対決の4/15、メッセウィングみえでは
しっかりその雄姿を確認してみようと思う。

優勝予想は中山。
…対抗に松下か。
いや…難しい…大混戦。

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