2018年度中日本新人王トーナメント!スーパーフライ級~スーパーバンタム級 ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2018/01/31

2018年度中日本新人王トーナメント!スーパーフライ級~スーパーバンタム級 ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2018/01/31
 
 
 

さて、語りたいことが多すぎてどうしても小分けの掲載になってしまう
中日本新人王トーナメントの掲載。

本日はスーパーフライ級から。
 
 



≪エントリー≫
堀井 翔平(トコナメ) 6戦1勝(1KO)4敗(3KO)1分
曽根 光輝(浜松堀内) デビュー戦
岡﨑 駿一(中日) 2戦2勝
 

デビュー戦を見て以降、僕が新人王候補に挙げているのが岡﨑 駿一。
クリンチからの離れ際の巧さを見せたデビュー戦。
さらに2戦目ではボディ撃ちの巧さに合わせて、猛烈な撃ち合いの強さも見せた。
たった2試合で見せたその幅の広さは特筆すべきものだと思う…。
決勝から登場の岡﨑…その牙城に挑むのは堀井vs曽根の両者。

デビュー戦の曽根は当然見たことがないので未知数だが…。
6戦してわずか1勝の堀井に…面白さを感じている。
ライトフライから徐々に上げてきて、今回はスーパーフライでエントリー。

減量に縛られていた選手の一人だと思っている。
もしかして、さらに上でも…なんて思ったりもするが…。
階級増で別人のようになる可能性がある選手だと思う。

大本命は岡﨑…ただし、堀井のミラクル大変身も頭の片隅に置いておきたい。

 


 
 
 
 

≪エントリー≫
桐林 迅児(HEIWA) 5戦2勝(1KO)3敗
青柳 冴亮(浜松堀内) デビュー戦
大森 雄貴(三津山) 4戦2勝(2KO)2敗
水上 翔太(カシミ) 2戦2勝(1KO)
 

昨年の新人王戦でデビューし、決勝もリードしながら逆転のKO負けに泣いた大森。
再起戦で喫したもうひとつの負けは、その新人王戦で優勝候補本命視されながら、
怪我により棄権していた加賀 聖也(タキザワ)とのオープン戦。
戦績はイーブンになってしまったが、全日本新人王戦に挑んでいく実力は備えた選手。

そこに復調してきた桐林 迅児がどう挑むか…といった構図に思える。
一時期調子を落としたように見えた桐林。
負け越し戦績となってしまったが、しっかりと強さを見せていた頃の桐林が戻ってきている。
この選手がこのトーナメントを制することも想像できてしまう。

ただし…デビュー戦の青柳 冴亮は未知数。
未知数ということは…抜群に強い可能性もあると言うこと。

さらに北陸のカシミジムよりエントリーの水上。
距離的に北陸のリングを見れていない僕にとって、水上も未知数の戦績。
2戦2勝の戦績がなんとも不気味に思えてしまう。

この二人のレベルによっては、大激戦のトーナメントになることもあり得る。
思い起こせば昨年のバンタム級も、高井 一憲(中日)の快進撃。
そしてそのトーナメントでデビューした大森の強さで、大いに興奮させてもらった。

見たことがない選手が1/2を占めれば、本来予測不可だとは思うが…。
それでも、大森の強さを信じて、優勝予想は大森で。


 
 
 

≪エントリー≫
英 洸貴(カシミ) 2戦2勝(1KO)
溝越 斗夢(緑) 1戦1勝(1KO)
室田 桂秀(畑中) 2戦2敗
古俣 諒(浜松堀内) デビュー戦
後藤 憬(中日) 6戦3勝3敗

大注目は溝越 斗夢。
デビュー戦では児玉 宏紀(タキザワ)を相手にノーガードの1RKO。
勝利者インタビューでは「全日本新人王はサクっと獲る」と言い切った。
圧倒的過ぎる試合、強さに…その言葉にリアリティを感じてしまうが…。

対するは北陸のカシミジム所属の英 洸貴。
2戦2勝(1KO)…U-15全国大会を3度制した大型新人。
体格の変化に伴って成長期のボクシングは変化するもの。
U-15の実績はそのままプロでの強さに100%あてはめることはできないが…。
少なくともその実績は注目に値する。
その戦いぶりをしっかり目に焼き付けたい。

次世代ホープが春先から潰し合ってしまう…。
これもまた新人王の醍醐味。
このカード…今年の新人王で組み合わせが決まっているカードの中では、最大注目カードだと思っている。
 

1回戦から登場するのは室田 桂秀(畑中)。
喫した二敗は、ジョー・ブログ(協栄)と戦ったことでも話題を集めたヤノ ジョン(駿河男児)
バンタムでエントリーしている昨年の台風の目、大森 雄貴…
静岡の強豪二人につけられたもの。
二つの負けをどう昇華させてくるのか…強い相手に喫した2つの敗北は糧になっているはず。

対するはデビュー戦の古俣 諒。
未知数だが果たして…。
 

この1回戦の勝者と対峙するのが、後藤 憬。
戦績イーブンだが、その戦績が当てにならない選手の一人。
負けた三人のうち二人は、全日本新人王レースを争える実力の持ち主だった選手。

さらには前戦、既にB級昇格の権利を手に入れていた久保田 祐介(岐阜ヨコゼキ)
接戦ながら敵地で判定勝利を飾っている。

初期は近い距離でのショートの巧さが目立ったが、
徐々に徐々にカウンターパンチャーとして磨かれてきている。
近づいても離れても強い…そして勝ち負けを繰り返しながら、その力は伸びてきている。
 

トーナメント表を眺めると、溝越、英、後藤の名前が浮かび上がるが…
英はその力をまだ見たことがないため、優勝予想からは外そうと思う。

単純な強さ比べなら後藤より溝越かもしれないが…僕が優勝予想に推すのは後藤。
何より、溝越vs後藤の試合が見たい…。
そして、そのカードを邪魔するようなダークホースが現れるなら、それはそれで面白い。
 

新たなヒーロー候補に、傷つきながら戦ってきた実力者…。
二人の存在感がこのトーナメントを抜群に面白くしているように思う。
今からワクワクが止まらない。
 
 

 
 

 

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