2026/4/11 -愛知・刈谷あいおいホール- 前置き(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!
「世界に挑むことさえ誰も知らなかった。
結果がスポーツ新聞の片隅に書かれるだけ。」
古くから女子ボクシングを見ているファンはそう言う。
2000年代に入り、女子ボクシングはJBCに認可されたが、
その前にはJWBC(日本女子ボクシング協会)が統括。
現総理大臣の、高市早苗がコミッショナーを務めていた。
そんな創世記の時代の話。
20年以上の時間がたち、後楽園ホールでは女子ボクシングだけの興行も行われるようになった。
まだまだ、人気や知名度が低いとされる女子ボクシングだが、
この20年は一度も後進することなくじわりじわりと浸透を進めてきた。
近年は後楽園ホールで女子だけの興行もうたれている。
中日本でも数々の女子ボクサーが誕生した。
それでもコンスタントに戦う選手は少なかった。
この10年に限れば、近藤 佐知子(駿河)が孤軍奮闘し、
樋口 藍(ARITOMI)(現在一力ジム所属)が繋いだ。
高木 千尋(薬師寺)vsメガトン まりな(アキバ)の大激闘があり、
そして吉田 里穂(RISE)(現在真正ジム所属)がOPBF東洋太平洋女子王座に挑んだ。
静岡出身の池本 夢実(琉球)が地元凱旋試合として静岡でメインイベントを飾り、
その後、中日本所属選手としては初めて石黒 紗良(トヤマ)が富山でメインを務めている。
そしていよいよこの日、刈谷あいおいホールでも女子がメインイベントとなる日がやって来た。
大坪 真実(名古屋大橋)が山本 綾美(パンチアウト)を迎えての檜舞台。
いよいよ中日本の聖地、刈谷あいおいホールにも女子ボクシング人気の風が吹く。
「ここまで来た」と言っていいだろうと思う。
この舞台の前には、数々の女子ボクサーたちの奮闘があった。
一人一人が歴史となり、その上にこの日の舞台がある。
未来を見れば、キッズたちの中にも、将来のベルトが期待できる選手が複数いる。
少しずつ発展を繰り返してきた女子ボクシング。
このまま発展を続けていけば、いつか田中 恒成(畑中)のような
大舞台に立つ選手が出てくるかもしれない。
井上 尚弥(大橋)のようにIGアリーナやドームで大観衆を呼ぶようになるかもしれない。
もし、そんな夢が現実となるとして…
それを創るのは、現代を戦う女子ボクサーたちである。
これまでの創世記の女子ボクサーが創り上げてきたものの上に現代の女子ボクサーが立つ。
そして、現代の女子ボクサーたちが創り上げたものの上に未来の女子ボクサーが立つ。
個人競技であり、選手は自分のためが最優先でいい。
その副産物として、輝かしい女子ボクシングの未来がある。
ここでいつもの前置き
自分はファンではあるが、熱狂的なマニア程の肥えた目を持ってはいない。
自分より凄いと思えるファンはそこらじゅうに転がっている。
ここに書く内容に誤りが多分に含まれることもある。
先に言い訳をしておきたいわけではなく、そういうものだと言っておきたい。
同じ試合を見ていても、違う感想を持つファンもいるわけで…。
ここに書いたことが正解ではないと…。
それだけは認識した上で、読み進めていただきたい。
この日はオール4回戦。
中日本新人王トーナメントの試合も多数。
試合ごとに6月7日の準決勝、8月2日の決勝のカードが決まっていく。
たかだか地区新人王…上から見下ろせばそうかもしれない。
ただ、この肩書が獲れずにリングを去っていくボクサーたちも数多くいる。
4回戦と言えど、一人ひとり重たい1試合。
この日も自分の運命を変えるボクサーたちが多数。
しゃべり切れるはずのない、彼らの魅力をどこまでしゃべれるか。
僕自身の勝負も第1試合のゴングとともに始まる。
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