2026/6/19 -愛知・名古屋市エディオン久屋広場特設会場- みどころ(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

2026/6/19 -愛知・名古屋市エディオン久屋広場特設会場- みどころ(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

 

戦後最悪だった日本とフィリピンの関係改善に一役買ったのがボクシング。
そんな歴史もあっての「日比友好親善ボクシング大会」。
国交正常化70周年を迎える。

日本兵による大虐殺があったフィリピン。
終戦後、日本人が行けば命はないとも思われた地。
訪れたのはボクシングの日本トップ選手たちだった。

OPF東洋王座(現在のOPBF東洋太平洋)が新設され、
その初代王座を争う戦いがフィリピンで行われた。

ここを皮切りに、OPBFを争う戦いの中、
徐々に徐々に日本とフィリピンが接触していった。
ボクシングが社会に貢献した大きな歴史でもある。

未だにフィリピンの強豪たちは日本のリングを訪れ
ボクシングを軸にした両国の関係は続いている。
今回は中日本のリングで、この友好関係を主軸にしたカードが開催。

場所は名古屋市エディオン久屋広場特設会場。
野外に組まれる特設リングで、両国の8人の選手たちが激突する。

…というわけで、6/19に行われる
「フィリピンエキスポ in名古屋 日比友好親善ボクシング大会」
せきちゃんてきみどころ紹介でございます。

 

【スーパーバンタム級4回戦】
クーヤ・ジャップ(天熊丸木) vs 土手 悠聖(緑)

クーヤ・ジャップ 1戦1分

フィリピン-ボホール島出身の27歳。
デビュー戦ではいきなり2度ダウンを奪うものの、残り3Rを獲られてのドロー。
仕留めきれず、撃ち疲れの中を戦い切った。


土手 悠聖 デビュー戦

広島県出身の21歳。
名前の読みは「どて ゆうせい」。
アマチュアでは4戦2勝2敗。
デビュー戦のために初見。


あと一歩のところまで迫りながら初勝利を逃したジャップが
踏まえて、プロ2戦目を迎える。

舞台は日比友好戦。
フィリピン産まれの中日本所属のジャップがある意味主役とも言えるオープニングカード。
デビュー戦の土手が描かれた絵をその拳で撃ち破ることができるか。

 

【スーパーフライ級8回戦】
成上 聖斗(比) vs 前川 龍斗(一力)

成上 聖斗 8戦5勝(2KO)2敗1分

大阪出身の23歳。
名前の読みは「なるかみ きよと」。
フィリピン在住で、フィリピンライセンスでキャリアを進めている。
アマチュア戦績:11戦8勝(5RSC)3敗


前川 龍斗 17戦12勝(8KO)4敗1分

北海道札幌市出身の30歳。
名前の読みは「まえかわ りゅうと」。
日本でのプロライセンス取得可能となる17歳より前の15歳にしてタイでデビュー。
17歳で東日本新人王を獲得し、将来を嘱望されていた選手。
東日本は東京都の一力ジムより参戦。


海外のシビアなリングを主戦場とした両選手が激突。
成上は中日本のリングには2度目の登場、敗戦はしたものの
詰めて詰めての粘り強い戦いを魅せている。

前川は過去後楽園ホールで観戦。
被弾にさらされながらこらえて逆転を狙い続ける戦いぶりだった。
両者とも勝利に賭けるしぶとさを持つ選手。
接戦になれば試合そのものが熱くなりそうな期待が高い。

 

【56.5kg契約8回戦】
アレックス・サンティシマ(比) vs リチャード・プミクピック(フュチュール)

アレックス・サンティシマ 14戦12勝(6KO)2敗

フィリピン出身の26歳。
2023年にはPBF比国バンタム級王座を獲得、
2024年に現在日本ランカーの村田 昴(KOBE長谷川)に敗れている。
2025年には中国でWBC極東フェザー級王座に挑んだが敗れている。
フィリピンの農園から、父の教えでボクシングを始めたサンティシマ4兄弟の次男。
日本のリングには2度目の登場。


リチャード・プミクピック 41戦23勝(7KO)15敗3分

比国-北サンボアンガ州シンダンガン出身の36歳。
かつてWBO-AP王座の舞台で、日本人ホープの壁となったプミクピック。
中日本のリングで陥落しているが、勝っていておかしくなかった試合。
その強さは充分にこの地のファンたちに知らしめている。


母国のリングでは全勝のサンティシマが、3度目の海外リングに挑む。
プミクピックは2023年の連敗からリングを離れていたが、今年日本を拠点に復帰した。
海外初勝利か、復帰後初勝利か…両者とも節目の一戦を名古屋の特設リングで迎える。

 

【スーパーフェザー級8回戦】
ピート・アポリナー(比) vs 石井 龍誠(金子)

ピート・アポリナー 27戦19勝(12KO)7敗1分

比-マニラ首都圏マカティ市出身の31歳。
元OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者。
ペテ・アポリナルと表記されることもある。
日本国内では世界を睨むホープたちとぶつかり続けての5戦5敗。


石井 龍誠 22戦12勝(9KO)9敗1分

東京都江東区出身の30歳。
名前の読みは「いしい りゅうせい」。
東日本は東京都の金子ジムより参戦。
負けの数は多いが、国内強豪とのサバイバルを勝ち上がってWBO-AP王座に挑んだ実績あり。
フェニックスバトルスーパーフェザー級1000万円トーナメントにも参戦した。
存在感をはっきりと持つ国内A級戦線の重要キャスト。


日本のリングで初勝利を目指すアポリナー。
世界に手が届くか否かの選手を相手にするアジアの強豪といったイメージ。
WBO-AP王座に届かず、国内大注目のトーナメントでも敗戦して連敗中の石井だが
ここで名のある強豪を相手に再起を飾れば、再浮上の足掛かりにもなる勝負のカード。

 

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