2023/10/08 -岐阜・じゅうろくプラザ(二部)- みどころ(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

2023/10/08 -岐阜・じゅうろくプラザ(二部)- みどころ(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

 

同日に中日本・西部日本新人王対抗戦が行われる岐阜。
この日は二部構成となっており、16:00から二部の「岐阜ボクシングカーニバル」が行われます。

コロナで遠ざかっていた岐阜のリング。
ようやく帰ってまいります。

少し小さめにも感じる、岐阜じゅうろくプラザの会場に、
観客の熱量がぎゅっと押し込められる岐阜のリング。
記念すべき50回目の開催は、全国随一の熱量を誇る岐阜の復活。

カードも気合入りまくりのセミ・メインが準備されております。


この大事な大事な舞台を、sakanaチャンネルより配信予定。

(メイン)

 

 

(サブ)

 

 

こちらではせきちゃんが副音声的に各選手を紹介しながら配信いたします。
ぜひぜひお楽しみに!

 

【ライト級4回戦】
田中 友介(西遠) vs 石原 蒼(中日)

田中 友介 デビュー戦

デビュー戦の為に初見。


石原 蒼 デビュー戦 

デビュー戦の為に初見。
アマチュア戦績は3戦2勝1敗


今年新人王戦にエントリーがなかったライト級の試合にニューフェイス
いずれか、もしくはどちらかがエントリーすれば、来年の中日本新人王を背負う可能性も。
デビュー戦対決だが、新人王戦を全力で楽しむにはここから見逃せない!

 

【スーパーフェザー級4回戦】
ハンマー・タク(岐阜ヨコゼキ) vs 森 啓介(タキザワ)

ハンマー・タク 7戦1勝(1KO)6敗

戦績こそ僅かに1勝だが、この1勝は衝撃的な一撃KO。
出るか…ハンマーの一撃。
敵地連戦で重ねた敗戦に意味を


森 啓介 3戦3敗

東京でデビュー戦を戦ったあと、中日本のタキザワジムへ移籍。
連敗し、現在3戦未勝利となっているが、しっかり練習する選手と聞いている。
一時はリングを離れたがこの試合で復帰する。


7月に、森の同門で同じく3連敗していた岩永 翔太(タキザワ)が初勝利を挙げた。
刺激を受けてどうか…。

タクは敵地連戦の中で、負けを重ねながらも腕を磨いてきている。
勝ちの遠い二人、それでも選手の成長は大きなドラマの一つ。
連敗脱出や初勝利に付随する大きな感動はプロが魅せる価値ある商品。
もがく二人が創り上げるドラマを体感したい。

 

【48.5Kg契約4回戦】
高橋 昭麿(ARITOMI) vs 山崎 大地(唯心)

高橋 昭麿 1戦1敗

デビュー戦は後楽園ホールの為、中日本のリング初登場。
1Rから少し不運なダウンを喫し、3Rに2度目のダウンでレフリーストップによって敗戦した。
初見のボクサーとなる。


山崎 大地 デビュー戦

デビュー戦の為に初見。


デビュー戦では立ち上がりで流れが決まるダウンを喫してしまった高橋。
仕切り直しの2戦目と行きたい所。
今回は契約体重だが、来年の新人王戦、エントリーがあるならどの階級か。
近辺のライトフライ級、フライ級は選手数は多くない。
重要なキャストになる可能性も充分、ここで抑えておきたい。

 

【57.5Kg契約4回戦】
西村 翔馬(岐阜ヨコゼキ) vs 濱田 広志(天熊丸木)

西村 翔馬 4戦3敗1分

攻めきれなかったデビュー戦。
好戦的に戦い、勝利まであと一歩に迫った2戦目。
前戦ではファイターとしっかり撃ち合う姿も見せた。
徐々に…初勝利に近付く中での5戦目。


濱田 広志 2戦2敗

前戦ではいきなりダウンを奪われる、劣勢の中での猛追。
結果、ダウンポイント分の惜しい判定負けを喫したあと一歩の試合。
攻撃力のしっかりある選手。


両者とも勝利まであと一歩に迫る未勝利選手。
初勝利を挙げるのはどちらか…。
どちらもこれまで撃ち合う場面で魅力を発揮してきている。
もしかすると、かなり激しい試合になるかも…そんな空想を掻き立てられる。

 

【54.3kg契約4回戦】
林田 翔麗(三河) vs 綾野 太晴(中日)

林田 翔麗 デビュー戦

会長が代替わりした三河ジムよりようやくプロ選手がデビューする。
東京でプロキャリアを経て、三河ジムでトレーナーから会長になった城野会長。
秘蔵っ子が満を持してのプロデビュー。


綾野 太晴 1戦1勝

デビュー戦は大阪帝拳所属としてほぼフルマークの勝利。
中日ジムへ移籍しての再スタートとなる。
テンポの良さと左右フックに魅力ある選手と聞く。
中日本のリング初登場の為に初見。


大阪の老舗名門、大阪帝拳で戦った移籍選手の綾野と、
ジムの気合も乗りまくるだろう城野三河の初選手。
蓋を開けてみなければの部分もあるが、両者とも期待して試合を待ちたい。

 

【54.5kg契約4回戦】
岡田 大空(市野) vs 川瀬 航(名古屋大橋)

岡田 大空 1戦1勝

四日市のブルースカイ。
デビュー戦ではいきなりのダウンを奪い、相手の猛追もしのぎきった。
後半追い立てられた部分、課題解消されているかも確認したい。


川瀬 航 2戦1勝1分

前戦では入って来るところを捉える、長身選手の基本パターンで試合を制した初勝利。
土台が固まって来た感覚があり、ここからもう一伸びのタイミングにも見える。
前回の試合から約半年でどれだけの伸びを見せて来るか注目したい。


川瀬が前戦で初勝利を挙げた相手は、岡田の同門である木谷 剛(市野)
間接リベンジマッチともなる試合。
デビュー戦でファイトを見せた岡田と、懐深く、足を使って相手を制した川瀬。
どちらの距離で試合が進むか…わかりやすく面白い主導権争いが見れそうに思う。

 

【スーパーフライ級4回戦】
名和 祐輔(岐阜ヨコゼキ) vs 久郷 舜平(天熊丸木)

名和 祐輔 1戦1敗

現役医師ボクサーが中日本のリングに初登場!
デビュー戦から後楽園ホールのリングに立ち、敗戦はしたものの聖地を踏んだ。
中日本のリング初登場の為に初見。


久郷 舜平 2戦2敗

前戦では「中日本の4回戦では対戦相手がいない」と噂される坂井 涼(畑中)に挑み
独特のタイミングのフックを幾度も浴びせた。
ボディを削られながらも果敢に戦い、強烈な右フックを浴びせた場面では、会場からどよめきも。


いずれも未勝利同士の戦い。
名和の試合が見れておらず、試合展開は想像できないが、
独特のタイミングを持つ久郷をどう攻略するか…楽しみにしていたい。

 

【54.5kg契約8回戦】
濱口 人夢(市野) vs マンモス 和則(中日)

濱口 人夢 15戦6勝7敗2分

試合中に客席に向かって歓声を煽り、繰り出すパンチはグルグルパンチ。
カエル飛びも見せれば、トムボンバーこと「上からのアッパー」。
腕が外れてもお構いなし、超ド級の撃ち合いで刈谷を怒号に揺らし、
倒れる時も見事なまでの倒れっぷり。
大馬鹿なボクシングで観客を大熱狂に巻き込んで行く超人気ボクサー。


マンモス 和則 13戦7勝(6KO)5敗1分

中日本随一のハードパンチャー。
減量苦からスタミナ不足に陥っていた部分があったが、バンタムに上げて懸念も解消。
4年振りの勝利でA級に上がって来た。
ファイトスタイルも一撃で仕留める形から、全身の圧力満載で突進する形に変化。
敗戦の間に積み上げた激戦で、知名度は中日本にとどまらず。


二人の超人気ボクサーが激突する中日本のビッグマッチ。
自分が中日本を見て来た8年の歳月の中でも、中日本の選手同士の対決で
ここまで血沸き肉躍る戦いがあっただろうか…。
説明不要!試合を見ろ!絶対面白いから!

 

【ライト級8回戦】
佐伯 瑠壱斗(岐阜ヨコゼキ) vs 福田 星河(エディタウゼント)

佐伯 瑠壱斗 15戦9勝(2KO)5敗1分

岐阜のメインイベンター、佐伯がついに岐阜へ凱旋する。
日本トップクラスの強豪達に挑んだ敵地連戦、敗戦を重ねたものの、
その後、富山や刈谷のリングで、中日本のA級選手たちをねじ伏せ、
強者と拳を合わせて成長した強さをはっきりと誇示して見せた。
接近戦のショートが現在の大きな武器となっている。


福田 星河 11戦6勝(1KO)5敗

魂を削るかのようなファイトで魅せる。
不屈の闘志むき出しに、見ているだけで息苦しくなるようなしつこさもある。
タフネスは抜群に秀でているように見える。


アンダードッグ…地方の選手が東京のホープにあてられるとき、そう言われることがある。
10代から岐阜のメインを支えた少年は、コロナで岐阜の興行が開催困難になると、
聖地後楽園ホールで元日本王者や将来の世界王者候補と、神戸で元世界王者と…
アンダードッグとささやかれる試合に挑み、そして善戦してみせた。

戦いの場を富山や刈谷にうつすと、足運びやタイミングに秀でていた佐伯が
接近戦でのショートを武器としてA級戦線を戦う中日本のボクサー達に力の差を示してみせた。
長い旅を終え、大きく進化し、顔つきも大人びた佐伯が岐阜のリングに凱旋する。

対するのは圧倒的なタフネスを武器に、負け試合でも観客を感動に与えている福田。
西のリングで魅せている壮絶な戦いぶりはこちらにも聞こえてきている。

セミファイナルの豪華さが騒がれているこの日だが、
もしかすると最も熾烈な戦いになるのはメインかもしれない…。
そう思えるほど、しっかりと勝負に出ているカード。
そして両者とも魂を感じる二人。

第50回岐阜ボクシングカーニバル、メインイベントは「魂の激突」だ。

 

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