2025/03/30 -石川・石川県産業展示館- メインイベント(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

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【フェザー級8回戦】
英 洸貴(カシミ) vs ウィラポン・ケトゥナロン(タイ)

英に対し、足を止めてしっかりと対峙するウィラポン。
ガードでしっかりとパンチを受け止めながら、一発一発確かめるように拳を繰り出す英。
ロープ際で積極的に攻めに出たウィラポンに対し、ロープを背にした英が
コンビネーションを上下に叩き込むと、その流れの中の左ボディでウィラポンが悶絶のダウン。
そのままテンカウントが数えられた。

KOタイムは 1R 1分30秒


カシミジムの各選手が勝利を収める中、メインを張る英は貫禄の圧勝劇。
再起の星をあげて、仕切り直しの再チャレンジの準備を整えた。
勝利者インタビューでは、震災に見舞われた中で日本に来てくれたタイ人選手への感謝を述べた英。
彼の言葉で、北陸の思いに気づいたように感じた。

北陸を代表するアスリートとしての立場もある。
比較的近い距離の名古屋でも忘れがちになる。
彼はこの地方のヒーローだ。

日本における井上 尚弥(大橋)であり、名古屋における田中 恒成(畑中)なんだと思い知った。
どうか、北陸の人々が、地元のファンたちが、英をより強く誇りとしてくれる未来を願いたい。
その未来が来るかどうかは、英の拳次第。

この日、英が地元リングで大きなものを改めて背負いなおした。
また、力を増して熾烈な争いへ旅立っていくことだろう。
そして大きくなって地元リングへ帰って来る。
これまでそれを繰り返して、強く大きくなってここまで来た。

また、それが繰り返され、より大きな存在へとなっていく。
北陸の大エースを見た。

英 洸貴 23戦14勝(6KO)4敗5分
ウィラポン・ケトゥナロン 22戦9勝(5KO)12敗1分

 

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