2024/10/12 -愛知・愛知県国際展示場- みどころ(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

2024/10/12 -愛知・愛知県国際展示場- みどころ(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

 

【60.7kg契約4回戦】
月田 翔一郎(LUSH) vs 仲里 健太(WINNER)

月田 翔一郎 3戦2勝(2KO)1敗

2023年の中日本で一二を争う凄まじいKO勝利を演じた選手。
「グレネードランチャー」の異名通りの一撃は魅力たっぷり。
怪我でブランクを作ったが、その間に磨かれた成長ぶりも楽しみにしたい。


仲里 健太 8戦3勝(3KO)4敗1分

2020年の西部日本新人王、B級昇格まであと0.5勝に迫る強敵
現在3連敗中、2試合連続での1RTKO負けと、トンネルに入っている。
強打者相手にトンネルを脱出し、6回戦へとステージを上げれるか。


秋山 星也(名古屋大橋)にSNSで対戦要求し、12月に対戦が決まっている月田。
大一番に向けての試合は、西部で試合を積み上げて来た強敵。
この試合に勝利するか否かで大一番の盛り上がりが大きく変わる大事な試合。

 

【スーパーウェルター級6回戦】
ピーラポン・ポンケア(タイ) vs 上村 健太(LUSH緑)

ピーラポン・ポンケア 3戦3勝(3KO)

日本のリング初登場の為初見。
母国タイでデビュー戦選手3名に3連続KO勝ちで日本のリングを射止めた。
対戦相手の力量が不明確なため、はっきりとした実力は未知数。


上村 健太 9戦5勝(3KO)2敗2分

中国の強豪相手にダウンの応酬の末にドロー。
ロングレンジの左ストレートが武器だが、
距離を取っても、前に出ても勝負できる選手へとなってきている。
キャリア初期には力石 政法(大橋)のコピーと言われた選手。


実力未知数の相手にA級昇格まであと0.5勝と迫る上村が対峙する。
選手数の少ないスーパーウェルター級はB級でのマッチメイクに苦しむのが常だが、
A級へ昇格すればランキング入りのチャンスは近い。
確実のこの試合をモノにして、A級戦線へ飛び出して欲しいところ。

 

【56kg契約4回戦】
藤本 翔大(LUSH) vs 宮里 駿太(オキナワ)

藤本 翔大 6戦1勝(1KO)2敗3分

破格のパンチ力を持ちながらも、4回戦で勝ちに恵まれずに苦闘。
初勝利を挙げ、満を持して挑んだ新人王戦でもドローの優勢点で敗退した。
多くの人が認める実力…リングの上での開花が待たれる。


宮里 駿太 デビュー戦

デビュー戦の為に初見。
西部日本は沖縄県のボクシングクラブオキナワ所属の18歳。
沖縄県うるま市出身。


これで7戦目となる藤本がデビュー戦の宮里を迎え撃つ。
2勝目を挙げてB級戦線へ近付けるか…。

仮に両者とも来年の新人王へのエントリーがあったとして、
勝数はトーナメントのシードを得やすくする武器。
この時期の重い勝ち星を得られるか。


【スーパーバンタム級8回戦】
アヌーチャ・トングボー(タイ) vs 溝越 斗夢(LUSH緑)

アヌーチャ・トングボー 10戦6勝(5KO)4敗

日本のリングには3度目の登場。
過去2戦はいずれも前半でのTKO負けを喫している。
3度目の日本のリング、過去には豪州でのちの豪州王者に挑んだ試合もある


溝越 斗夢 17戦11勝(5KO)4敗2分

中日本を代表するカウンターパンチャー。
元日本ユース王者、日本10位、WBO-AP12位にランキングされる。
まずはアジア圏の王座を狙いたいとの談。

 

タイ国内では6勝1敗と好戦績ながら、海外リングでは3戦3敗。
米国のリングに憧れるアヌーチャとしては、海外初勝利を得たい所。
カウンターパンチャーの溝越は、はっきりとした勝利で
アジア圏のランキングアップを狙いたい所か。

 

【スーパーフライ級8回戦】
花田 颯(KWORLD3) vs デンマーク・ケビド(比)

花田 颯 3戦2勝(1KO)1敗

アマチュアキャリア豊かに将来の王者候補としてデビューするも
2試合目で世界ランカーと戦う破格のギャンブルマッチに敗れた。
アマチュアで49戦の実績を持つ。


デンマーク・ケビド 17戦13勝(7KO)3敗1分

日本のリングは初登場。
OPBF東洋太平洋8位にランキングされるフィリピンの強豪。
元世界ランカーを迎えて戦った比国王座を陥落しての再起戦となる。
再浮上を狙う大一番。


直近では中日本の強豪ノーランカー近藤 冬真(蟹江)を破り、
OPBFランカー挑戦へと駒を進めて来た花田。
ケビドも国内王座陥落後の重要な再起戦。
再浮上を賭けた日比サバイバルマッチの様相を呈している。

 

【ライト級8回戦】
ロルダン・アルデア(比) vs 英 豪(LUSH緑)

ロルダン・アルデア 30戦18勝(10KO)10敗2分

日本のリングには3度目の登場。いずれも敗戦している。
母国のリングで鈴木 雅弘(角海老宝石)とOPBF東洋太平洋王座を争ってドロー。
日本で行われた再戦で1RTKOに散り、タイトルを取り逃した。
過去には元世界王者の尾川 堅一(帝拳)とも対戦し、判定で敗戦している。
現在OPBF東洋太平洋ライト級9位。


英 豪 3戦3勝(2KO)

アマチュア時代には駒大副主将として関東大学リーグの熾烈な舞台を戦った。
アマチュア戦績は51戦35勝16敗。
ギャンブルマッチとも言われたデビュー2戦目での日本ランキング強奪。
その後1勝を挙げて、日本ランキングは一けた台の9位となった。


英 豪のデビュー4戦目は、OPBF東洋太平洋ランキングへの挑戦。
OPBF東洋太平洋のタイトル戦を引き分けるレベルの強豪が立ちはだかる。
日本ランキング挑戦の時もそうだが、英豪に節目で課せられる試合はかなりのもの。
乗り越えて、先に待つビッグチャンスに近付くか。

 

【スーパーフライ級8回戦】
政所 椋(KWORLD3) vs アルビン・カミケ(比)

政所 椋 3戦3勝(2KO)

中日本のリング初登場の為に初見。
アマチュア戦績は72戦56勝16敗。
A級初戦で日本ランカーを撃破、現在日本スーパーフライ級11位にランクされる。


アルビン・カミケ 11戦9勝(4KO)2敗

日本のリング初登場の為に初見
OPBF東洋太平洋8位、WBO-AP15位にランクされる強豪。
直近ではWBFインターナショナル王座を獲得している。


アマエリートが4戦目でアジア圏のランキングを狙いに行く。
直近の試合と同じだが、より世界に近い軽量級の戦いがセミにセットされている。
世界ユース王者の佐野 遥渉(LUSH)然り、強豪がひしめく国内ホープ戦線。
ここを勝ち抜くことで、期待されるマッチメイクも数を増すように感じる。

 

■IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ
【ライトフライ級12回戦】
シベナティ・ノンティンガ(南ア) vs 矢吹 正道(LUSH緑)

シベナティ・ノンティンガ 14戦13勝(10KO)1敗

一度は獲得した世界王座陥落後、リマッチでその王座を奪回。
壮絶な打撃戦の末に二度目の世界タイトルを手中にした。
戦績は14戦と多くはないが、その中で分厚い経験値も蓄積。
この試合が五度目の世界タイトルマッチとなる。


矢吹 正道 20戦16勝(15KO)4敗

WBC世界ライトフライ級王座を陥落後、挑戦者決定戦を制したがアキレス腱を断裂。
凄まじいスピードで回復し、スタイルチェンジも成功させた。
新たな矢吹 正道が世界戦線の舞台に戻って来た。


KO率の高い二人が世界タイトルを争う、KO決着必至とも言える試合。
王座陥落時には両者ともKO負け、打たれ強い方ではないこともスリリングな試合予想を立てさせる。
兄弟世界王者を目指す道のり、弟の力石 政法(大橋)も世界目前の位置に迫っている。

「ボクシングで成功しなければ先はない」
覚悟を決めて、家を飛び出した兄弟の夢。
二人の夢がかかる試合。

そして、ファンにとっては「俺たちのヒーロー」である矢吹正道が、
世の中が思っている以上に凄い奴であることを証明してくれる試合。
絶っっっっっっっっっっ対に勝ってくれ!!!

 

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