2025/05/11 -愛知・刈谷あいおいホール- みどころ(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

2025/05/11 -愛知・刈谷あいおいホール- みどころ(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

 

【バンタム級4回戦】
綾野 太晴(中日) vs 桂 ケンシロウ(とよはし)

綾野 太晴 3戦2勝(1KO)1敗

昨年の中日本新人王戦では中村 列亜(畑中)のジャブに屈した。
「ファイトをさせれば強い」選手…その長所であるファイトに磨きをかけてくるか。
それとも、ファイトじゃなくても強い姿を見せに来るか。
大阪府出身の26歳。


桂 ケンシロウ 3戦1勝(1KO)1敗1分

「とよはしの赤鬼」
前戦は敵地西日本に乗り込み、接近戦でドローをもぎ取った。
一敗は全日本新人王、村田 碧(和光)に挑んで喫したもの。
今年の中日本新人王戦は決勝から登場する。
愛知県豊橋市出身の19歳。


両者とも勢いのあるファイトができる選手。
オープニングカードから激しい試合になる可能性もあるが、
まだまだ伸びている最中の二人、別のスタイルを試しに来る可能性もあって展開は読みづらい。
少なくとも、一定水準以上の実力を持つ二人。どう転んでも面白くなる。

 

【スーパーライト級4回戦】
伊藤 勇大(名古屋大橋) vs 北 大輝(湘南龍拳)

伊藤 勇大 1戦1敗

中日本初登場のために初見。
元々はキックに地盤のある選手。
岐阜県の杉田ジム所属として大阪で敗戦デビュー、名古屋へと拠点を移し、
名古屋大橋ジム所属として昨年7月に刈谷での2戦目が組まれていたが、
椎間板ヘルニアのために見送っていた。
怪我を乗り越えてようやく迎えた試合。


北 大輝 1戦1敗

中日本初登場のために初見。
デビュー戦ではいきなりダウンスタートの試合を激戦に昇華させたと聞いた。
埼玉県狭山市出身の24歳。


移籍から怪我とブランクを空けた伊藤。
苦しい時期だったことは想像に易い。
ようやく迎える移籍初戦、乗り込んでくるのは、聖地後楽園ホールで
観客の脳裏に残るデビューを飾った選手。
両者初見の選手ながら、ドラマたっぷりに感じられる。
勝った奴が主役、ボクシングの世界観が詰まったカード。

 

【55kg契約4回戦】
川瀬 航(名古屋大橋) vs 白井 優成(駿河男児)

川瀬 航 4戦2勝(1KO)1敗1分

前戦では、各ラウンド数発のパンチで優劣が入れ替わるような接戦を演じたが敗戦。
初の敗戦から、この試合が再起戦となる。
長身選手の基本パターンがしっかりと出来上がっている選手。
切って落とす怖さも持ち合わせる。
愛知県北名古屋市出身の22歳。


白井 優成 5戦2勝2敗1分

アマチュア戦績:7戦4勝3敗。
巧みなボクシングがベースにありながら、劣勢の展開では撃ち合いに出ることもある。
昨年の新人王戦は全日本新人王を獲得した山本 愛翔(カシミ)に敗戦。
その後、聖地後楽園ホールに挑み、2敗目を喫している。
静岡県静岡市出身の22歳。


どちらもクオリティの高い選手。
並みの相手で勝ち星を稼げは、B級昇格も容易だが、そんな二人がここで激突。
好選手同士がこのタイミングで星を食い合う。
「上で勝負できる選手」が創り上げられていくようにも思えるカード。

 

【バンタム級4回戦】
岡田 篤憲(尾張水野) vs 横山 鋭人(LUSH緑)

岡田 篤憲 3戦3敗

愛知県岩倉市出身の37歳。
これまでデビュー3連敗だが、積極的な気持ちいい戦いを披露してきた。
攻撃力もあり、真っ向勝負に挑む心も持ち合わせる。
足りないのは勝利の味だけ。


横山 鋭人 デビュー戦

デビュー戦のために初見。
デビュー戦前に生配信にも登場してくれた選手。
気さくに応じてくれた人柄に、応援しがいのある選手になってくれそうな予感。
愛知県出身の22歳。


ボクサーとしては高い年齢となる37歳の岡田が、未だ叶わぬ初勝利に挑んでいく。
負け続けてはいるが、岡田の試合を見て損はしない。プロとしてのシルエットは確立できている。
対するデビュー戦の横山が、既に3度もプロのリングを踏んでいる岡田にどう挑むか。
プロとは何か、この戦いがどう感じさせてくれるか、楽しみにしている。

 

■2025中日本スーパーライト級新人王準決勝
【スーパーライト級4回戦】
桑瀬 豪輝(名古屋大橋) vs 島田 ネン(とよはし)

桑瀬 豪輝 デビュー戦

京都府出身の26歳。デビュー戦のために初見。
最近アマ実績のある選手も多く送り込む名古屋大橋ジムから、
完全たたき上げの選手が新人王戦デビューする。


島田 ネン デビュー戦

愛知県豊橋市出身の22歳。デビュー戦のために初見。
前情報は見つけられず、ベールに包まれた存在。


毎年、さっそうと現れて駆け上がっていく選手が出てくるのも新人王戦。
勝者は8月3日の中日本新人王決勝戦に挑んでいく。
決勝では鮮烈なデビューを飾ったホートンロビン 健太(北陸イシマル)が待ち受ける。
まだ見ぬ二人の実力は…優勝候補ホートンロビンを脅かすモノか。

 

■2025年度中日本スーパーバンタム級新人王準決勝
【スーパーバンタム級4回戦】
藤川 晃成(名古屋大橋) vs 鈴木 蒼平(とよはし)

藤川 晃成 1戦1勝

岡山県出身の21歳。
アマチュア戦績は14戦11勝(6RSC)3敗
デビュー戦ではプロ6戦目の選手を相手に接戦を勝ち切った。


鈴木 蒼平 3戦1勝(1KO)2敗

愛知県蒲郡市出身の26歳。
直近の試合ではアマ実績30戦以上の実績ある相手に対して判定で敗れたが
最終ラウンド、あと一歩で逆転KOまで追いつめた。
昨年の中日本新人王戦では木附 大己(LUSH緑)に敗戦している。


順当に予想すれば、アマでも土台があり、デビュー戦でも強敵を退けた藤川が本命。
しかし、成長著しい鈴木をあえてこの階級の優勝候補に挙げた。
好選手4名が集結したバンタム級のトーナメント。
8月3日の中日本新人王決勝戦への切符を手にするのは…。

 

【バンタム級8回戦】
近藤 冬真(蟹江) vs 鶴海 高士(石田)

近藤 冬真 21戦8勝(1KO)10敗3分

その名を全国にとどろかせる恐怖のノーランカー。
勝利には届かずとも、数々のアマエリートや元世界王者を苦しめ、
観衆に「近藤が勝っていた」と言わせたことは一度や二度ではない。
中日本のリングに上がるのはユース王座を争って以来6年ぶりで、7年ぶりの勝利に向かう。
愛知県海部郡蟹江町出身の28歳。


鶴海 高士 16戦7勝(4KO)7敗2分

岡山県岡山市出身の28歳。
テル のび太(緑)からランキングを奪った元日本ランカー。
中日本のリングには二度目の登場。
7年前、減量で動きの悪い溝越 斗夢(緑)にカウンター1本で屈した。
あの選手がA級ボクサーに…信じられない思いがある。
西日本管轄、大阪の石田ジム所属。


恐怖の日本ランカーとして、名のある強敵との対戦が続いた近藤。
今回はたたき上げ、戦績五分のノーランカー…だが、楽に勝てる相手ではない。
4回戦時代の鶴海を見て、A級に上がれる選手だとは思っていなかった。
それが7年の時を経て、一時は日本ランキングを手中にした選手として再来する。
積み上げてきたものの大きさを考えれば強敵として考えて間違いない。
粘り強く戦い続けた二人の猛者がリングで激突する。

 

【バンタム級4回戦】
犬塚 琉樹(名古屋大橋) vs 渡邉 優希也(DANGAN郡山)

犬塚 琉樹 1戦1勝(1KO)

愛知県一宮市出身の19歳。
アマチュア戦績:27戦19勝(9RSC)8敗
中日本新人王戦はバンタム級でエントリー、8月3日の決勝から登場する。
今年の大本命、目玉選手。


渡邉 優希也 1戦1勝(1KO)

福島県出身の28歳。
東日本管轄、福島県のDANGAN郡山所属。
中日本のリング初登場のために初見。


デビュー2戦目の犬塚がA級戦をセミファイナルに控えてメインに大抜擢。
対戦相手には二瓶 竜弥(DANGAN郡山)池上 渉(DANGAN郡山)など
中日本含めた敵地で猛威を振るうDANGAN郡山からまた新たな刺客が登場する。

まだ10代の若い肩に、地方のメインという大きな大きな看板が背負わされる。
頻繁に開催されているが、まだ新興の興行「KNOCK OUT BOXING」
犬塚とともに11回目にして大きな大きなチャレンジに挑んでいく。

 

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