2017年-中日本新人王(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

2017年-中日本新人王(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!
 
 
 

8/6の興行で出そろった中日本新人王。
ここでその選手たちをまとめて紹介。
 

【ミニマム級】 中日本新人王MVP
マンモス 和則(薬師寺) 3戦3勝(3KO)

えげつないパンチ力。
大振りしがちな欠点はあるが、それを補って余りあるスピードも持ち合わせている。
数年後の京口 絋人(ワタナベ)との対戦を想像してしまうほど。
ミニマム級のイメージを変える力を持っていると感じる。
…しかし、今年は西の方にとんでもない奴がいるとの噂が。
まずは、全日本新人王…獲得するなら、思いっきり夢を見たい。
とにもかくにも、中日本新人王MVPを獲ると、全日本新人王を獲れないというジンクスを覆してほしい。
 
 

【ライトフライ級】
長井 佑聖(市野) 2戦2勝

勝手に異名。
“垂直落下”
中日本新人王決勝戦で、リングインの際、トップロープを越えようとして頭から落下したことから…。
別にスタイルも何も関係ないけれど…ああいう事件から愛されるって言うのも一つの形かな…と。
未だ、見定められていない部分もあるが…実力がなければ、東 健史(ARITOMI)は封じれない。
フィジカルは特筆すべき武器。
 
 

【フライ級】 敢闘賞
近藤 冬真(蟹江) 6戦5勝(1KO)1敗

勝手に異名。
“尾張の防壁”
ガードの巧みさが半端ない。
ガチガチに固いガードではなく、柔らかく受け流すようなガード。
そして、受けたその手を出すことでカウンターとして相手を捉える。
パリングも格段にうまいだろうと想像できる。

僕はこの選手が負ける姿の想像がつかない。
全日本を獲ってこれる選手だと思っている。
 
 

【スーパーフライ級】 技能賞
松浦 克貴(岡崎) 5戦5勝(1KO)

勝手に異名、”距離の支配者”
相手と向かい合ったとき、必ずと言っていいほど、距離の選択権を手中に収めてしまう。
松浦が選択した距離で試合が展開される…。
長い距離でも、近い距離でも強い。

コロッと負ける姿が想像できてしまうところもあるが…
まだまだ発展途上…ビッグバンを起こす可能性もあると思う。
 
 

【バンタム級】
高井 一憲(中日) 9戦5勝(3KO)2敗2分

勝手に異名”一撃”
渾身の一撃を見舞うことだけ考えているようなサウスポー。
グンと伸びる左ストレートに左ロングフック。
特に左フックはオーソドックスからは見えにくそう。
ポイントリードされても、大逆転の一撃が最後まで期待できる。
中日本新人王決勝ではまさにそんな試合で大森 雄貴(三津山)を相手に逆転KO劇を見せた。
 
 

【スーパーバンタム級】
干場 悟(タイガー) 5戦3勝(1KO)2敗

近距離での攻防に秀でた選手。
ここなら負けない…そんな土俵を持っており、いかに相手をそこに引き摺り込めるか。
相手が安易な撃ち合いに臨めば…
干場が抜群の輝きを放って、相手を飲み込んでしまう姿も想像に容易い。
 
 

【フェザー級】
高瀬 衆斗(蟹江) 5戦4勝(1KO)1分

タイミングと強さ…右ストレートは逸品。
体幹やバランスの良さも感じさせる。
全日本新人王の今年のダークホースと言いきってしまえる。
 
 

【スーパーフェザー級】
森 武蔵(薬師寺) 2戦2勝(2KO)

U-15の日本王者として鳴り物入りでデビュー。
2試合では圧倒的強さを誇っている。
未だ未知数の部分はあるが、振りまくセンスは半端ない。
全日本新人王でも本命視されるだろう存在。
 
 

【ライト級】
近藤 裕真(畑中) 2戦1勝(1KO)1分

センスは抜群。
前戦ではいきなり主導権を持って行かれたところを持ち直して引分けに持ち込んだ。
4Rという短い試合では難しい試合展開の中、その地力を買いたいと思う。
エントリー2名の不戦勝での新人王対抗戦出場だが、その実力は代表として相応しいレベル。
 

【スーパーライト級】
伊藤 為治(浜松堀内) 7戦4勝(1KO)3敗

強敵と戦い続けてきた伊藤が、新人王対抗戦へ。
きっとこの選手をマークするファンは少ないだろうと思う。
…が、ここまで歩いた無骨なボクサーズロードを思えば、この辺りで一発期待したい。
「たたき上げ」の言葉が似合いそうな選手。
 
 

【ウェルター級】
清 利樹(駿河男児) 4戦3勝(3KO)1敗

エントリー1名での中日本新人王。
デビュー戦の敗北から3連勝中。
目撃した試合では、効かされてKO負け寸前かと思いきや、渾身の右フックでの1R逆転KO劇。
ハードパンチャーと呼ぶに相応しい強打の持ち主。
 

【スーパーウェルター級】
こちらはエントリー0名の為、代表なし
 
 

【ミドル級】
髙橋 ルガー 大毅(駿河男児)

昨年の新人王戦ではトミナガ シンペイ(中日)と中日本新人王を争った。
この試合ではトミナガの強打に2RTKO負けを喫している。

総合格闘技出身の選手で、フィジカルは強い。
戦い方も、すっかりボクサーが板についており…今年の新人王での大躍進を期待したい。
 
 

 
 

 

…と、まぁ並べてみると、今年は本当にアクの強い選手が出そろったものだと思う。
裏を返せば、飛び抜けたものを持った選手たち。
 

マンモス、近藤 冬真、松浦、森…
この辺りは、全日本新人王を獲ってくるべき選手たちだと感じてしまう。
しかし…毎年毎年、そうもうまくいかないのが新人王。

そして、あっと驚く獲得劇があるのも…。
 

後楽園に乗り込んで、その名をとどろかせてほしい。
地方ファンを熱くさせる大チャンス。
中日本から出場する全ての選手を、愛着を持って…
そしてド贔屓しながら応援したい。
 

…ちなみに、西部日本、西日本、東日本。
全然抑えれていないので、もし、こいつは全日本獲る!
なんて逸材を知っている方は教えてほしい。
 
 

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