ボクシング選手名鑑表彰(雑) ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2018/01/01

ボクシング選手名鑑表彰(雑) ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2018/01/01
 
 

あけましておめでとうございます。
昨年は、岐阜と刈谷に皆勤賞。
仕事との噛み合わせカチっとハマってくれました。
 

せっかくそんな感じで中日本を色濃く見れたので…
2017年度の年間表彰は、生で見た試合のみに限定してしまおうと思います。

僕の独断と偏見により勝手に昨年活躍したボクサーを表彰してしまうという何とも独りよがりなこの表彰。
読者のニーズを全く無視して突っ走ります!
 
 

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ボクシング選手名鑑 2017年度各賞表彰
 
 

新人賞
 
 
 

力石 政法(薬師寺)

B級デビューを飾ると、デビュー戦でいきなり韓国王者のイ・サヤ(韓)を下し、
2戦目では西部日本新人王候補だった谷本 涼(広島拳闘)を3RTKOに沈めた。
「金色の怪物」とも言われ始めた格別な才能は、しっかりとした6回戦を踏んでA級に昇格する。

今年デビューから全日本新人王まで勝ち上がった長井 佑聖(市野)
中日本新人王予選で鮮烈な印象を残した大森 雄貴(三津山)あたりを次点としたい。
 
 

年間ベストバウト
 
 

濱口 人夢(市野) vs 深蔵 和希(HEIWA)
 
 

観戦しながら涙と鼻水でグッシュグシュになった怒涛の撃ち合い。
その後の体が心配になるほど、危険な領域に足を踏み込んでの強さ比べ。
二人とも、この試合を最後に引退。
どちらもランカーにはなれなかったけれど…最後に強烈な印象を残してリングを降りました。
 

次点にはマンモス 和則(薬師寺) vs 太田 アレックス(西遠)

喧嘩を売った形の太田が猛烈に攻め立てて勝利を手にしかけた瞬間、
マンモスの驚異的威力の右フックが太田の顔面を吹っ飛ばした大逆転劇。
男と男の意地がぶつかり合った4回戦の名勝負。
 
 

アウェイ激闘賞
 

中日本外から敵地刈谷に乗り込んで戦った選手の中で
鮮烈な印象を与えた選手に贈るオリジナルな賞。
…というわけで。
 

国内選手

入口 裕貴(エスペランサ)

スーパーバンタム級日本ユース王者の水野 拓哉(松田)に挑んだ試合。
スプリットの判定であと一歩…以上にまで追い込んだ。
判定に泣かされたが、入口がその強さを刈谷のファンの脳裏に鮮烈に叩きつけた試合。
 

海外選手

クーキアット・ソーケーオカムシー(タイ)

岐阜で佐伯 瑠壱斗(岐阜ヨコゼキ)と対戦したタイ国王者。
こいつはとっても強すぎた…佐伯はボディから切り崩してなんとかヒヤヒヤの判定をさらう。

このクーキアット以外にも、畑中 建人(畑中)と戦ったチャンチャイ・サイトーンジム(タイ)など
強いタイ人がやって来ていた印象。

その他、世界戦ではアンヘル・アコスタ(プエルトリコ)がテバオーシャンアリーナでWBO世界ライトフライ級王者の
田中 恒成(畑中)に猛烈に襲い掛かり、その雄姿を見せた。
母国でウィルフレド・ゴメス(プエルトリコ)の再来と言われた猛者は、田中の王座返上後、
フアン・アレホ(メキシコ)を下して念願の世界王者になっている。
 
 

 
 

敢闘賞
 
 
 

戸谷 彰宏(蟹江)
 

昨年末の全日本新人王を制して、日本ランカーとして凱旋した戸谷。
かつて接戦を演じた、冨田 真(HEIWA)を下し、そしてかつて負けた矢島 大樹(松田)と対戦。
これをかなり際どい判定で落とすも…12月、ラバーマッチで二人はまたも接戦を演じ、
三度目の勝負でようやく戸谷に白星がついた。

久々の中日本のランカー対決を制した戸谷に敢闘賞を。
これから二人のドラマがどう分かれていくかにも注目したいところ。
 
 
 

技能賞
 
 

近藤 冬真(蟹江)

大阪で行われた西軍代表選では敗れてしまったけれど、今年の刈谷では4戦4勝。
愛知・岐阜の会場で今年、最も多く勝った選手ではないでしょうか。
堀井 翔平(トコナメ)に何もさせずに勝利した試合は圧巻でした。
 
 
 

KO賞
 
 

矢吹 正道(薬師寺)

刈谷で3戦3勝(3KO)。
KO勝利の数も1番ですが、何よりも多田 雅(TI山形)を1Rで押しつぶしたKO勝利のインパクトは大。
A級に昇格し、タイトルマッチ経験者を圧倒。
目標にしていたランク入りは叶いませんでしたが、その土台は固まったようにも思えます。
 
 

殊勲賞
 
 

松井 謙太(三河)

これに関しては、もう絶対の勢いでこの人。
華井 玄樹(岐阜ヨコゼキ)からダウンを奪ってランク入り。

愛知・岐阜ではこの1試合だけでしたが、今年最大のアップセット。
さらには最強挑戦者決定戦に出場を決めると…相手が試合直前に棄権。
たった1つの大きな勝利でタイトルマッチにまで上り詰めるシンデレラストーリー。
熱くさせてくれました。
 
 

MVP
 
 
 

干場 悟(タイガー)
 

大健闘の末フィリピンで散った林 翔太(畑中)や、全日本新人王を獲得した森 武蔵(薬師寺)
刈谷のリングに立ったという意味では同じく全日本新人王に輝いた井上 夕雅(尼崎亀谷)など…

候補は数あれど、愛知と岐阜の試合に絞ってしまえばこうなるかなと。
刈谷のリングで3戦3勝…その3試合、僕は全て干場の対戦相手の勝利を予想。
すべて覆して中日本新人王、さらに西部日本新人王との対抗戦をも制しました。

大阪での西軍代表戦でも、負け試合ながら西のファンに強いインパクトを残した様子。
 
 

 
 

 
 
 

さて、今年は例年になくまじめなテンションで書き連ねました。
各賞を受賞された方々の栄誉を讃えるとともに
毎度のごとく、ゴミくず程の価値もない、僕の心の殿堂へ…登録させていただきます。
 
 

それでは今年もどうぞよろしくお願いします。
 
 

 
 

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