2017/3/26 刈谷あいおいホール-セミファイナル、ファイナル(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

2017/3/26 刈谷あいおいホール-セミファイナル、ファイナル(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!
 
 

さて…もう半月以上前になってしまいましたが…。
薬師寺ジムが誇るスーパーホープの2名が登場。
 
 

【58Kg契約 4回戦】
森 武蔵(薬師寺) vs 上岡 基伸(ハラダ)

・森 武蔵(薬師寺) 1戦1勝(1KO)
・上岡 基伸(ハラダ) 3戦3敗

U-15王者の森と、デビュー以来3連続KO負けの上岡。
傍から見たら、上岡は噛ませ犬…。
しかし、噛ませ犬が噛みつくからこそ、ボクシングにはドラマが…
なんて思っていたら、上岡がダウン…。
 

開始早々、重たいジャブを撃ち込んだ森。
これはガードした上岡、2発目のジャブに右フックを合わせに行くものの、森のジャブが先に着弾。
遅れて届いた上岡の右拳を鼻先で躱す森…スピード差が凄まじい。

さらにスッと入って右フックをヒット、これに右フックを合わせた上岡に
カウンターで左フック…カウンターにカウンター…。
そのまま右フックを追加する形の強烈な3連打で上岡が横倒しに…。

立ちあがったものの、足元が定まらない状況に、レフリーが試合をストップ。
1R19秒の速攻KO劇。

何もできずに終わった上岡…。
ボクサーとして一番怖いこと…それは積み上げた努力を何も出せないことだとも言われる。
これは…かなり悔しいハズ。

森は…デビューから2戦連続の1RKO。
合計ちょうど1分で二つの白星を重ねた。
 

スーパーフェザー級で新人王にエントリー。
相手を選べないトーナメントで実力を誇示するのか…。
この階級は2名のエントリーの為、8/6に刈谷市あいおいホールでいきなりの中日本新人王決勝となる。

実力の底が見えていない分…どこまで行くのかは見えず、
日本ランクのトップ選手たちとは比較のしようがない段階だが…。
 
 

【フライ級 4回戦】
矢吹 正道(薬師寺) vs キム・カンミン(韓)

・矢吹 正道(薬師寺) 4戦3勝(3KO)1敗
・キム・カンミン(韓) 2戦1敗1分

1RKOを続けて挑んだ全日本新人王決勝。
世界を期待されるホープの中谷 潤人(M.T)にスタミナ不足を露呈して敗れた矢吹。
しかし、消耗する前の戦いでは、中谷を上回る展開を見せた。

課題が解消されたか、長いラウンドを見てみたかったが…。

手を合わせに来たカンミンに対して、ジャブを合わせる。
真剣勝負を強調するようなやり取り。
さらにどっしり構えてカンミンのジャブをガードすると…。
続いて撃ち出されたカンミンの右ストレートを交わして、右を撃ち降ろす…強烈なヒット。

これで入りづらくなったカンミン。
お互いに遠い射程でガードをつつきあうのもそこそこに…。
不用意に近づいたカンミンにガードの上から強烈な右ストレートを叩きつける。

後退したカンミンを追いかけ、右ボディから左のオーバーハンド、さらにもう一度同じコンビの4連打。
…カンミンが後ろ倒しにダウン。

立ちあがったカンミンだったが、一気にコーナーに追い詰められ滅多撃ちに…。
タオルが投げ入れられると同時に、押しつぶされるようにリングに沈んだ。
 
 

これでこの日の興行は終了。
矢吹がB級昇格の権利を手に入れ…ここからどんな相手と戦っていくのか…。
森が全日本新人王で、全国の強豪に勝ち抜いていけるのか…。
 
 

先々の興味は尽きないが、今日イチは…
やっぱりトミナガ シンペイ(中日)の男前さ加減と、冨田 真(HEIWA)のランカーへの大善戦。
 

帰り道、また、かつての日本ランカーの引退の報を知る。
以前から、共通の知り合いを通じて聞いていたが…意を決して本人に聞いてみる。
既にボクサー定年を終えていたが、復帰を目指して延々と走り続けていた選手である。
そんな彼が、もう辞めると言っている。

友人としてホッとしつつ、ファンとしては後悔の嵐。
もっとちゃんと見たかった…これが正直な感想。
辞めていく選手には酷な言葉だろうけど、ファンだからこそ言える勝手な言葉。

彼については、改めて取り上げるとして…。

今日戦った選手たちが、いったいいつまでリングで戦い続けるのか…
少しでも長く戦ってほしい、そして握りこぶしを作って彼らを見続けたい。
 

今月は2度、興行を見に行く予定。
3日に1度の更新じゃ…ちょっと無理あるなぁ…。

来月あたりから2日に1度に戻すことも検討中。
結論は、また改めて。
 
 

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