生き残り ロジャー・メイウェザー(米)㉗ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2016/11/03

生き残り ロジャー・メイウェザー(米)㉗ ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2016/11/03
 
 
 

ロジャー・メイウェザー(米)のピックアップの28日目。
 

前回はロジャーが元世界王者のリビングストン・ブランブル(セントクリストファー・ネイビス)に勝利して
世界戦線再浮上しかけたところで、ホープのザック・パディーヤ(米)に敗北。
またも世界戦線から遠ざかったところまで。
 
 

再起戦はUSBA全米ライト級王者 カール・グリフィス(米)とのマッチメイク。
 

ロジャーより近い距離での戦いを好むグリフィスに対し、ロジャーは自身の距離をかっちりと維持。
それほどプレスの強くないグリフィスは飛び込んでパンチを振るうしかないものの…
ロジャーはグリフィスが詰めた分下がり、距離を維持できなくなればクリンチで流れを切る。
徹底して自身のパンチのみが当たる距離を管理する。
グリフィスはボディをヒットさせるのがやっとの状態で1Rの3分間を終える。
 

2R、グリフィスは入り際に何度もジャブを突き刺されながら、ようやくオーバーハンドの右をヒットさせる。
直後、ジャブをもらいながら前に出たグリフィス。
これまでなら下がって距離を維持したロジャーが下がらない…。
右をフックを強引にねじ込み、左のボディアッパーを追撃…
意表を突いた強烈なコンビネーションを叩き込まれ、グリフィスは膝を着くダウン。
グリフィスの初ヒットに倍返し以上のお返しで力を誇示する。

立ちあがったグリフィスは、それほどダメージを感じさせず、
ロジャーも無理には攻め込まず…ラウンド終了のゴングが響きます。

コーナーに帰る途中、何やらグリフィスにまくしたてるロジャー。
飛び込んで撃つグリフィス…当然頭の衝突も増えてしまう為…それに対しての怒りのようにも思えます。
 

3R、ロングレンジのジャブとストレートで距離を制圧し続けるロジャー。
グリフィスの踏み込みに合わせたロジャーのヒットばかりが目立っていく…。
 

4R、これまでよりさらにグリフィスを懐に侵入させ、
誘い込むように右フックをヒットさせたロジャー。
足をバタつかせながら、踏みとどまったグリフィス。
以後、これまでより力のこもったパンチでグリフィスの入り際を叩くロジャー。
はっきりとKOを狙っていく…。

しかしラウンド後半、あまりの圧倒的な展開に隙ができたか…
カウンターを狙った右のスマッシュより先に、グリフィスの左フックが先に着弾。
たたらを踏んでロープまで後退したロジャー。
残り25秒、一気に攻めて来たグリフィスをボディーワークとクリンチでなんとかこのラウンドをやり過ごす。
 

5R、まだダメージを残すロジャー。
しかし、距離を徹底しつつ、ジャブに合わせた右フックでグリフィスの腰を砕けさせる場面も。
お返しにラウンド終盤に強烈なワンツーを叩き込んだグリフィス。
まだ回復しきらないロジャーを感じるシーン。
 

6R、これまでよりもさらに力を込めた長距離砲で、
何度もグリフィスをのけぞらせるロジャー。
圧力を強めたグリフィスにいくつか強烈なヒットを奪われるも
ペースを持って行かれそうになると、クリンチで流れを切る。
ラウンド終盤には左だけでコントロールするようなシーンも。
 

7R、このラウンドは休みにかかったか、距離を維持するのみで
手数を減らしたロジャー…ベテランの味で試合展開をコントロール。
 

8R、大きな一発を狙って距離を詰めたいグリフィス。
ストッピングジャブでグリフィスの侵入を止めるロジャー。
クリンチワークも駆使しながらポイントを奪い去っていきます。
 

9R、疲れからか、接近を許すタイミングが増えたロジャー。
結果クリンチで絡め取る機会が増え、このラウンド、何度もレフリーが割って入ります。
 

10R、お互いに攻勢を強めた最終ラウンド。
撃ち合いになるシーンも発生します・
的確さに勝るロジャーのパンチ、近い距離でもペースは渡さず。
そのままゴングを迎え、完璧に近い形の3-0判定で再起。

この試合でなんとか踏みとどまったロジャー。
次の試合では、地域タイトルへの挑戦していきます。
 
 

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