伝説の3番勝負! マイケル・カルバハル(米) ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2015/10/24

伝説の3番勝負! マイケル・カルバハル(米) ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2015/10/24
 
 

マイケル・カルバハル(米)VS ウンベルト・ゴンサレス(メキシコ)
 

米とメキシコの人気ボクサー同士の対戦!
カルバハルの前に立ちはだかるのは、ウンベルト・ゴンサレス…通称:チキータ。

前回からの続きになるので、このページからアクセスしちゃった人は
前回の記事を読んでくださいね。
 

さてさて、カルバハルVSチキータ。
伝説の3番勝負!

これ書きたくてうずうずしちゃってました!!!

米国代表 Vs メキシコ代表 みたいなある種、特殊な熱気の中で始まったWBCとIBFの王座統一戦。
もう前置きとか昨日充分書いたので、試合内容に行っちゃいます。
 
 

まずね、カルバハルのカウンターが当たんないの!
中間距離では、撃ったら離れる…そんな基本を徹底してるチキータ。
基本ってほんっとに凄いんだね。

勝ちパターンが作れないカルバハル。
逆に2Rに生涯初のダウンを奪われる。

執拗にボディを狙われ、意識がボディに向いたところをストレートで顎を撃ち抜かれる…。
ボクシングのボの字のような倒され方。
それをカルバハルみたいなハイクオリティの選手相手にこなしてしまうチキータの凄さ。
 

5Rにはサウスポースタイルのチキータがカウンターで左を合わせて
カルバハルがぐらついた瞬間にオーソドックスにスイッチ。
右のカウンターを2発連続で決めてダウンを奪います。
カルバハル完全に効いてる!っていう倒れ方。

もう何やってんの?
なんでそんな選択肢があるの?
スローで見ないと、レベルが高すぎて何やったか全然わかんない。

あの瞬間になぜスイッチしたのか?
とっさに?それとも普段から使ってた?
天才的なカウンター3本…。僕みたいな素人ファンが何か言えるレベルじゃないんですよね。
 

その後、なんとか5Rを乗り切り、逆転を狙ってインファイトを展開するカルバハル。
KOを狙ってインファイトに応じるチキータ。
双方の思惑が一致して超近距離での撃ち合い。
 
 

大幅にポイントリードしたチキータ、ダメージが回復しきったか怪しいカルバハル。
チキータ圧倒的有利な状況の7R…。

試合の幕切れは突然でした。
撃ち合いの中でカルバハルから放たれた、左のショートフック。
意識が飛んでよろけるチキータに左右を追加し、最後はまたも左フック。

前のめりに倒れこんだチキータは10カウント以内に起き上がれず…。
突然の幕切れにラスベガスの観衆は熱狂。
未だに伝説の名勝負と言えば必ず取り上げられる大逆転劇です。
 
 
 

晴れて統一王者の称号を手に入れたカルバハル…。
ただね、チキータファンのメキシカン達は、圧倒的に勝ってた試合を1発のパンチでひっくり返されたってんで
ほんとに実力なのか?と、だだのラッキーじゃないのか?と…
カルバハルとチキータの再戦を熱望していたわけです。
 
 

カルバハルさん、その後、IBFの防衛も10度を数え、
戦う相手が少なくなってきていたこともあり、チキータとの再戦が決まります。
前回があんな勝負だったもんだから、発表された直後から盛り上がる盛り上がる…。

日本で言えば、辰吉 丈一郎(大阪帝拳)VS薬師寺 保栄(松田)の再戦が発表されたようなもんだもんね。

ついに軽量級で初めてファイトマネーが100万ドルを超えるという…それもカルバハルとチキータ両方とも。
軽量級史上規格外の規模の戦い、それが第2戦です。
 
 

またもや異様な空気の中で開始された第2戦!
前回の敗北で懲りたのか、徹底的にアウトボクシングを貫くチキータ。

でもね、これまでカルバハル相手にアウトボクシングを展開したボクサー数知れず。
誰もかれも必ず捕まってきたわけです。というかそもそも五輪メダリスト。
アマチュアの時代からポイントアウトしようとするテクニシャンをねじ伏せてきたわけです。

この試合は超ハイクオリティの技術戦になります。
実はこの2戦目を1戦目よりも名勝負に推す人って意外と多いんですよね。
僕も実はその一人。
その辺の理由は今後書く機会があるのでそのときにでも…

結局この試合、2-1のスプリットデジジョンでチキータが逃げ切ってリベンジを果たします。
 

これ引き分けでも、カルバハルの勝ちでもおかしくない内容なんですが…。

ジャッジの頭に、この世紀のライバル対決…もう1試合見てぇな…なんてのがあったんじゃないでしょうか…。
僕なら間違いなくそんな下心でちょっと多めにチキータに付けちゃいそう。
ま、そんなのは素人の戯言なんで置いといて…。
 
 

そうなるとね、1勝1敗ですからね。
カルバハルもチキータもビッグネーム同士になってますから、
自然と3戦目への流れは出来上がります。

第3戦も2戦目と同じくアウトボックスするチキータ。
追いかけるカルバハル…。
それでも結局は捕まえ切れずに、カルバハル判定負け。

この試合は完全にチキータがポイント取ったなって感じの決着でした。
 

この3試合がセットで名勝負と言われてるんですがね、これって

1試合目が力の勝負
2試合目が技術の勝負
3試合目が気持ちの勝負

まさにそんな感じの試合でね、3試合目はチキータの地元だったにも関わらず、
チキータがブーイングされたりしてるんですよね。
それでも惑わされることなく、アウトボックスに徹底するんですね。
勝ちに対する執着心が溢れ出そうなほど露わにして。
 

この3試合、どれが欠けても物足りない・・・そんな伝説の3番勝負。
最後の試合、決着の判定が読み上げられた後、真っ先にチキータを抱え上げて祝福したのは、
チキータ陣営のセコンドではなく、対戦相手のカルバハルでした。

これね、全部続けて見てほしい。
揺さぶられるというかね、ほんとに二人のカリスマ性をビンビンに感じる3試合。
 
 

ただね、カルバハルの凄さはこれで終わらないところ。
…というわけで、カルバハル、伝説の3番勝負以降はまた次回。
 
 

【カテゴリ別】
2015年選手紹介一覧に戻る

選手紹介一覧に戻る

カテゴリ別記事一覧に戻る
 
 

【日付別】
【記事一覧】2015年10月に戻る

【記事一覧】2015年~2016年に戻る

【記事一覧】に戻る
 
 
 

各選手の戦績はこちら。
ボクシング選手名鑑
 
 

コメント

タイトルとURLをコピーしました