2018/7/9 -後楽園ホールⅠ- (中日本ボクシング観戦記番外編) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

2018/7/9 -後楽園ホールⅠ- (中日本ボクシング観戦記番外編) ボクシング選手名鑑ピックアップ!
 
 

近藤 冬真(蟹江)が後楽園ホールに挑む。
相手は…住田 愛斗(角海老宝石)。

4/7にホールを訪れた際、相手を下から崩して強さを見せつけた住田。
「中日本なら…近藤と戦ったらどうなるだろう…」
…なんて空想をしていたところ、まさにそのカードが実現。

行くしかないの思いで後楽園ホールに向かった。
 

チケットは中日本から角海老宝石ジムに移ったアオキ クリスチャーノ(角海老宝石)から購入。
リングネームの苗字を青木からアオキに変更したクリスチャーノ。
リングインの時から放つ底抜けに明るい空気もたまらなく好きだ。

そして、角海老宝石ジムのチケット販売のやり取りはかなり神。
選手任せでなく、きっちりしっかり対応してくれる。

「減量期間に入ってないだろうか…」
「面倒をかけていないだろうか…」
ありがちなそんな不安を感じさせない形がとてもありがたい。
 

今回は新幹線で移動。
鈍行でお金を浮かせて激励賞に充てようかとも考えたが、
フリーペーパーWINのインタビュー記事を書いていて、前日がかなり遅くなってしまった。

昼過ぎに中野ブロードウェイでボクシンググッズを扱っているgo-rockに到着。
まだ誤字脱字の訂正も終わってない荒い原稿を渡す。
求められているものと、出すもののイメージがずれていないか確認の意味。

フリーペーパーWINが何なのかは以下を参照。
【お知らせ】フリーペーパーWIN(雑) ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2018/06/17
 

go-rockが発刊の中心となっている。
現在は年に数回の発刊となる見通し。

もし手に取ってもらって、需要を感じてくれるのであれば、たくさん広めてもらえればと。
沢山の人から求められ、協賛を入れてくれる人たちに多く出会えれば…
少なくとも費用の問題はクリアできるはず。

そうすれば必然的に発刊ペースも上がるのでは…と考えている。
無料で配布するフリーペーパー。
資金の捻出先は多くない。
 

沢山選手を紹介したい自分としては、時間の経過とともに発刊ペースが上がって欲しいと思っています。
発刊ペースが上がれば紹介できるボクサーも増えていくはず。
もっともっと中日本の選手が知られて欲しい。

これからスタートのWIN。
素人の集まりですが、応援してもらえたら…と思っています。
 

以下が拠点となっているお店の情報。

〒164ー0001
東京都中野区中野5ー52ー15
中野ブロードウェイ3階
go-rock
03ー5380ー8289
営業時間12:00~20:00
水曜定休日
 

美人な店主とボクシングの話でとにかく盛り上がれる。
現役選手も元選手も多数訪れるお店なので、驚きの出会いがあるかも。

ここでこの日は「WIN別冊:若きボクサーの昭和」を入手。
WINの中で小説「オレンジ色の空」を書いている青葉京先生の短編作品。
こちらに関してはまた別途紹介予定。

興味のある方は言っていただければ手配します。
会場でお声がけいただいても。
 
 

そんなこんなで開場時間。
この日のメインは坂本 大輔(角海老宝石)の引退試合。
会場入口付近では様々な人に挨拶する坂本の姿。
 

バルコニーに駆け上がると、そこにはいつもの後楽園ホールの景色。
オープニングでは坂本のモノマネやらコスプレの映像が流れる演出も…爆笑させてもらった。
どことなく暖かい雰囲気の中、第一試合のゴング。
 

これからここに書くのは、ボクシング経験など皆無のただのファンが記載するもの。
選手の心情など、誰にも分らないし、見る目のないニワカが書くものだから
的外れなことも多くあるだろう。

ただ、自分というファンが自分の目で見て、
ただ勝利に向かって戦う選手に対して、勝手にドラマをこじつけ
勝手にストーリーを押し付けるようなもの。

決して正解ではない。
ただ、自分が何を楽しんでいるか、どんな感動を受けたのかが伝われば幸い。
 

【左側が勝者】
■スーパーバンタム級4回戦
谷田 光希(角海老宝石) 3RTKO 石田 凌基(沼津石川)

いきなり中日本の選手の登場だが…デビュー戦を後楽園ホールで迎えた1戦1勝の石田は初見。
思い切り右フックを振るっていく石田だが、谷田に距離をコントロールされ思うように当てれない。
逆にストレートを突き刺され、そのままラッシュで押し込まれる展開が頻発し1Rからダウンを奪われる。

密着した場面では思い切りのいいフックをねじ込んで意地を見せる石田だが
2Rには強烈なボディを効かされ、3Rにはラッシュの中で手が出なくなってのレフリーストップ。

石田の思い切りの良さ、谷田は危険な距離をしっかり排除。
両者いい部分が見て取れた、いい4回戦の試合だったと思う。
ここから強くなっていく二人を見て行きたい思いに駆られた。

石田には来年の新人王、エントリーしてほしい…この選手を刈谷で見てみたい。
1年後、この日からどれだけ伸びているのかを確認したい。
 
 

■フェザー級4回戦
中安 魁星(角海老宝石) 3RTKO 山口 怜恩(ワタナベ)

この試合、両者のレベルの高さに驚いた。
ハーフだと思われる山口は日本人にはない柔らかさを見せ、両者スピードもパンチの鋭さもえげつない。
お互いに鋭利なアッパーを撃ち合い、もらっても怯まずに応戦。
もらった後に崩れない部分も凄かった。

序盤拮抗した戦いは、尻上がりに中安が手数を増やしていく。
3R、ロープに追い詰めて凄まじい手数で襲い掛かった中安。
山口も合間にパンチを差し込み、逆転の可能性をはらんでいたが…。
中安の回転がすさまじく、被弾を重ねた山口をレフリーがストップ。

この二人、来年の新人王戦にエントリーしてくるのだろうか。
少なくとも中日本で対抗できる4回戦は今のところ見当たらない。

あり得るとして…佐藤 康平(薬師寺)がドロドロの戦いに引きずり込んで…。
いや…ないか…ないとは言い切れないか…うーん…。
強い選手が不格好な選手にグチャグチャにされるのは、よくあるアップセットの形。
佐藤なら誰が相手でも、それを起こす可能性が0ではないとは思うが…。
レベルが高すぎてなかなか想像がつかない。
 
 

…ここまで少し長くなったので続きはまた次回。
 
 

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