国内ウェルター級が面白い!(コラム) ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2016/07/11

国内ウェルター級が面白い!(コラム) ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2016/07/11
 
 
 

国内ウェルター級がとんでもなく面白い。
 

有川 稔男(川島)が日本王者になったから…。
そう…僕の大好きな川島ジムの選手。
 

僕は長身選手が好きなので、前王者の新藤 寛之(宮田)もお気に入りだった。
だからこの試合、どちらを応援するか悩んだんだけれど…。
結局後楽園に行けず仕舞いだったので、その悩みも杞憂に…。

そしたら、後楽園に行っていた友人からけたたましいメール!
「有川が倒した!このままいくかも!」
「やばい!新藤強い!」
「やった!とった!有川新王者!」

なにやら大興奮の内容だったようで…。
 

そもそも、僕が期待した試合や選手って、注目されることが珍しかったりする。
だから、有川に関してもそれほど大きなニュースになると思っていなかったんですが…
ボクシングマガジン、ボクシング・ビートでも大きく取り扱われ、yahooニュースにもなった。

ハードパンチャーであり、元東大生…なんて珍しいキャリアも効いたのか…。
いや…有川が魅力的だから…だと信じたい。
 

何より、有川が王者になったとすると、今後が楽しみでしかたない。

日本の中量級は、世界まで距離がある。
世界ランカーと戦うのでさえ、国内最強を知らしめる必要がある。
国内の有力選手を片っ端から殴り倒して、その先がある。

だから、日本には有力選手が少ないとされる中量級でも、
バッチバチの生存競争となる日本王座はメチャクチャ面白い。

そして、国内最強を証明した後も、その後に控える壁は高い。
ミドル級の絶対王者だった柴田 明雄(ワタナベ)が、村田 諒太(帝拳)にコテンコテンに負けた姿…。
あれこそまさしくその後の壁だったりする。
 

倒すべき相手が、強烈な連中ばかり…。
日本王座を獲得した試合で、拳を痛めたため、初防衛戦が組まれるまでに少し時間がかかりそうだが…
いざ防衛ロードが始まれば、とたんに魅力的なカードが続くだろうと思う。
 

…と、そんな上を目指す戦いの中に、絶対に決着をつけておかなければならない相手がいる。

藤中 周作(金子)
 

東日本新人王戦でぶつかったとき、有川は1RKOで敗れている。
その後、3RTKOでリベンジを果たすも…両者は1勝1敗。

ラバーマッチは…組まれて欲しいと僕は思う。
なぜなら、藤中は…強くなっている。

挑戦者にふさわしい日本ランカーであり、名のある連中と戦う前に、
まずこの相手と決着をつけてほしいと心底願う。
 

新藤との再戦も見てみたいが、いくらか防衛した後…
二人の差が縮んだのか、開いたのか…その確認として見たいという思いであって…。

まず、一番最初に期待するのは、有川vs藤中だったりする。
 
 

叶うかな…叶ってほしいな。
KO必至の殴り合い…様々なファン層を引き付けるカードであると思う…。

…知られさえすれば。
 

とにもかくにも、名日本王者へ向けての1つ目が…藤中だと思うので…。
 
 

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