2019/04/21 -石川・石川県産業展示館2号館- 見どころ(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

2019/04/21 -石川・石川県産業展示館2号館- 見どころ(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!
 
 

観戦記の途中ですが、次の興行まで1週間を切っています。
昨日終わったばかりの三重興行に続き、4月の中日本3週連続興行の2週目は北陸!

中日本で興行が多く打たれる太平洋側から遠く離れ、
独特の世界観を築き上げている北陸。
 

北陸の雄とも言えるカシミジムは、アジアや南米にその目を向け、海外選手を複数抱える。
さらに自身の興行には、才能あふれるアジア人を呼び寄せ、その力量を測るようなカードを組む。
後楽園ホールとも、刈谷とも違う…そして、他の地方興行ともまったく色が違う。

1年に1度の興行を待ちわびたファンに見せるカードに外国人vs外国人が含まれることもあり
ファンに媚びないリアリティ、そしてその抜群の面白さが待ち受けている。

人口の減り続ける日本において、アジアの選手を魅力的に扱うカシミ興行は
もしかすると、日本のボクシングが近未来に目指す理想像なのかもしれない。
 
 

■中日本スーパーフェザー級新人王準決勝
【スーパーフェザー級4回戦】
長谷 和紀(トヤマ) vs 樋口 和輝(ARITOMI)

長谷 和紀 2戦1勝(1KO)1分

富山県唯一のプロボクサー長谷が新人王トーナメントにエントリー。
富山興行ではメインのリングに上がる、まさに地方を背負いしボクサー。

デビュー戦は昨年夏の金沢で相手を担架送りにする壮絶な2RTKO。
メインとしてリングにたった2戦目は、序盤優位に進めながら足を取られやすくなったリングで
スリップを繰り返し、流れを失ってドローに持ち込まれた。

タイミングに秀でた選手に思え、現時点での完成度は高く、
今年の中日本新人王では優勝候補と見ている。
 

樋口 和輝 2戦2勝(2KO)

こちらも前途有望な選手。
デビュー戦で見せたのは抜群の攻撃力。
頭の位置が変わらない部分が少し気になったが、衝撃のデビュー戦から9ヶ月。
果たしてどんな姿になっているだろうか。
昨年12月には、2勝目となる敵地KO勝利の報も届けてくれた。
 

どちらも好選手で今後に期待がかかる二人。
どちらが勝とうと、この試合を制すれば勢いが増すはず。

決勝で待ち受けるのは岡田 和晃(富士)
4年間に及ぶ6連敗を乗り越えた選手だ。
勢いを持って挑む若い有望選手を、4回戦で12試合目となる岡田が待ち受ける。
偶然組まれたはずのトーナメントの構図が、濃厚なドラマのあらすじのように感じる。
 
 

【スーパーバンタム級4回戦】
渡辺 大和(カシミ) vs 小坂 和成(スパイダー根本)

渡辺 大和 デビュー戦

前情報全くなし。
デビュー戦選手の登場にはやはりワクワクする。
きっとこの選手にも愛着が湧いていくのだろう。
まずはどんなボクサーなのか、彼の物語の一歩目を楽しみに待ちたい。
 

小坂 和成 2戦2敗

未だ未勝利の小坂が東京から北陸のリングへ遠征。
ガードの固い選手と聞く。
 

初見の選手同士の戦い…新たな二人のボクサーに出会えることが嬉しい。
そして純粋に、中日本に愛着ある身としては…東京もんに負けるな!の思いもあるが、
純粋の二人の躍動を楽しみにしている。
 
 

【スーパーバンタム級4回戦】
水上 翔太(カシミ) vs ソラサック・ニムヌアン(タイ)

水上 翔太 3戦2勝(1KO)1分

インターハイや全国選抜への出場経験もある有望株。
昨年は新人王戦にエントリーするものの、初戦を棄権で離脱した。
アマチュア戦績は30戦20勝10敗。
 

ソラサック・ニムヌアン 不明

情報を見つけられず。
直前まで対戦相手が未定だったのもあり、急遽呼ばれた選手の可能性もあるが…
カシミ興行なだけに、それなりの選手の可能性も高く、
「蓋を開けてみるまで」の感覚が強い。
 

アマチュア実績が豊富な水上の試合を初めて見ることとなる。
デビューは2016年だが、この日ようやく3戦目。
スローペースなキャリアを歩んでいるが、いったいどんな選手なんだろうか。
情報がつかめず不気味な相手も含め、楽しみに思える試合。
 
 

【スーパーライト級4回戦】
宮川 祐志(カシミ) vs 永嶋 翔平(横浜さくら)

宮川 祐志 3戦3敗

初戦はキャリア9戦目の中国人、2戦目は昨年中日本新人王の松岡 蓮(浜松堀内)
3戦目は今年の中日本スーパーライト級新人王最有力とみている長谷。
いずれも力のある選手たちにデビュー以来の3連敗を喫している。
 

永嶋 翔平 4戦4敗 サウスポー

デビューは2013年、現在A級ボクサーとして活躍する土屋 浄司(フラッシュ赤羽)に敗北。
全敗戦績だが、相手は全員が少なくともB級昇格をクリア。
のちに日本ランカーとなる中嶋 龍成(山龍)も対戦相手に含まれている。
 

初勝利を目指す両者の戦い。

宮川は長谷との試合しか見れていないが…ダメージを植え付けられながら抵抗し続け、
最後に力尽きた負けっぷりには感動させられた。

相手も強豪とばかり手を合わせてきた選手。
初勝利をつかみ取るのはどちらか。
 
 

【ライト級8回戦】
ピッコロ・ボリバー(カシミ) vs アーニー・サンチェス(比)

OPBF東洋太平洋スーパーフェザー級13位
日本フェザー級11位
ピッコロ・ボリバー 8戦7勝(3KO)1敗

母国のベネズエラでデビューし、3戦目のリングから拠点を日本に移す。
OPBF東洋太平洋フェザー級暫定王座決定戦には敗北したものの、
世界に目を凝らすカシミジムが青田買いした選手。

豊かなテクニックと、パンチの迫力を併せ持つ。
スイッチも使う、L字からのフリッカーも使う、ジャブのタイミングの巧さ、撃ち分けも抜群。
なんでもできる南米のテクニシャン。
 

アーニー・サンチェス 33戦19勝(10KO)13敗1分

負けは多いが、何人もののちの世界王者や、世界王者候補と拳を合わせてのもの。
前戦ではEBPユーラシアライト級王座にも挑んでいる。
2年前の金沢のリングにも上がっており、ハリケーン 風太(カシミ)を強烈な右で仕留めている。
 

有力な世界ランカーを探して動画での試合を楽しむファンにとっては
サンチェスは何度も試合を目にしたことのある選手なのではないだろうか。
僕自身も、「アーニーが来るのか…」なんて興奮を感じている。

ボリバーの技巧とパンチ力もたまらない。
魅力的なスタイルのボクサー二人がリングで対峙する。
ただただ、リングの上の戦いが楽しみで仕方ない。
 
 

【スーパーバンタム級6回戦】
英 洸貴(カシミ) vs レイモンド・バサス(比)

日本スーパーバンタム級16位
英 洸貴 7戦5勝(2KO)2分

2018年度全日本スーパーバンタム級新人王。
決定戦では勝ちに等しい引分けと言われる内容で最初のタイトルを獲得した。
シャドーのシルエットで英と特定できるほど、「形」を持つ選手。

まさに原石と思える輝きを放ちながら中日本新人王を獲得し、
各地の新人王たちとの戦いに飛び込んで行った英。
見事に肩書を手に入れて凱旋する英がどれ程磨かれて帰って来るのか…。
 

レイモンド・バサス 不明

情報見つけられず。
 

バサスの情報は見つけられなかったが、カシミジムが英に
それなりの相手を用意しないハズがないとも思える。
英のデビュー戦にナショナル王者をぶち当てたカシミである。

英は引分け以上でA級昇格の権利を手に入れ、上のグレードでの戦いに挑むこととなる。
この試合はきっと新たな物語の序章。
この男にどんな夢を見るべきか…この日の試合ぶりが教えてくれるはずだ。
 
 

日本女子フェザー級王座決定戦
【女子フェザー級6回戦】
神成 麻美(カシミ) vs 満田 美紀(姫路木下)

OPBF東洋太平洋フェザー級2位
日本フェザー級1位
神成 麻美 10戦6勝(3KO)3敗1分

デビューから5勝2敗の戦績で挑んだ日本女子フェザー級王座決定戦。
藤原 芽子(真正)を相手に引分けとなり、今年3月に再戦。
判定の割れる接戦となりながらも王座を獲り逃している。
これが3度目の日本王座挑戦。
距離を詰めてぶん回す圧力型ファイター。
 

日本フェザー級2位
満田 美紀 7戦4勝(3KO)5敗

4敗のうち2敗は現OPBF東洋太平洋フェザー級王者の藤原が相手。
さらにもう2敗はバンタム級で日本1位にランクされる奥田 朋子(堺東ミツキ)
そして、もう1敗はこの日対戦する神成。
力のある対戦相手と拳を交えながら積んだキャリア。
初のタイトル挑戦とリベンジを賭ける。
弓を弾くようなストレートが美しい選手。
 

昨年の夏、同じ金沢の地でぶつかった二人。
拮抗した試合内容だったが、3Rにパワフルな神成の左フックで
体を硬直させて前のめりに満田が沈む衝撃のKO決着。

満田はその後、福田 香奈(S&K)との挑戦者決定戦を制し、
この日のタイトル挑戦に漕ぎ着けた。
悲願とリベンジ…どちらにも退けない女の意地が垣間見えるようなカード。
 

僕自信が女子ボクシングに疎い為、定かではないが、中日本に女子のベルトがもたらされれば、それは初の快挙ではないだろうか。

僕にとって最近になってようやくその魅力を感じることのできている女子ボクシング。
中日本で活躍する女子ボクサーが複数人出てきたことが大きいようにも感じる。
この日、初めて見る女子のタイトルマッチ。
また、夢中になりそうなものが増える予感しかない。
 
 

今年もまた、その魅力にどっぷりつからせてもらおうと思っているカシミ興行。
3度目の北陸…これまで同様、また新たな世界観を見せてくれるに違いない。
 
 

 

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