2023/5/21 -愛知・パロマ瑞穂アリーナ- 見どころ(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

2023/5/21 -愛知・パロマ瑞穂アリーナ- 見どころ(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

 

昨年12月、興行かぶりで見れなかった田中 恒成(畑中)
ようやくようやく見に行けます!

セミファイナルには王座が見える位置にいる畑中 建人(畑中)
さらに前座にも注目選手…!

 

というわけでせきちゃん的見どころ紹介!

 

【51.5kg契約4回戦】
坂井 涼(畑中) vs 久郷 舜平(天熊丸木)

坂井 涼 3戦2勝1敗

2年連続でのエントリー1名での中日本新人王が決定済み。
10/8の中日本・西部日本フライ級新人王対抗戦への出場が予定されている。
多くの選手が「坂井との対戦を避けた結果」とも言われる実力者。

昨年は西軍代表決定戦で、二階堂 迅(ディアマンテ)に敗北。
その後、二階堂は全日本新人王を獲得。
実力鳴り響く坂井が、リベンジの2年目へ。


久郷 舜平 1戦1敗

スリリングなデビュー戦を演じた久郷。
思い切りよく強烈に拳をぶつけあっている。
結果判定で敗れはしたが、タフな試合をやれる力は見せている。


この近辺の階級では別格感も漂う坂井に未勝利の久郷がどう挑むか。
フラットに見れば坂井圧勝予想でもおかしくない試合。
坂井の力を認識済みのはずの丸木陣営、久郷に与える策は…。
強い相手に挑んでいく背中をしっかりと目に焼き付けたい。

 

【スーパーフライ級4回戦】
各務 海都(尾張水野) vs 村田 碧(和光)

各務 海都 4戦2勝(1KO)2敗 サウスポー

2020年の中日本フライ級新人王。
この試合が約2年ぶりの試合となる。
前戦では後楽園ホールのリングに立ち、左ストレートで
あわやの場面を作り出すも判定で敗れている。


村田 碧 デビュー戦

兄は全日本新人王候補と言われ、存在感を放った村田 翼(和光)
兄以上の逸材と言われる選手だが…。
デビュー戦の為に初見となる。


実力はありながら試合が複数回流れるなどもあり
なかなかコンスタントに試合ができていなかった各務。
名前を聞かなくなって久しかったが、ようやくリングに立ってくれる。
デビュー前から「強い」と噂の立つ村田に立ちはだかるか。

 

【53.0kg契約4回戦】
坂本 航太(駿河男児) vs 小島 辰哉(杉田)

坂本 航太 1戦1敗 サウスポー

中日本のリング初登場。
デビュー戦では1Rのダウンを耐えたもの、2Rに仕留められた。
元はアマチュアで経験を踏んでトレーナーとして携わっていた選手。


小島 辰哉 デビュー戦 サウスポー

デビュー戦の為に初見。
コツコツの努力型とのこと。
杉田会長はFaceBooKで「愚直な男の挑戦」と銘打っている。


長くボクシングに関わりながら、トレーナーからプロへ転身した坂本。
正社員を辞めて、杉田ジムに入門した小島。
どちらも初見の選手だが、ボクシングが好きな二人に違いない。
リングで表現される彼らのボクシングを楽しみにしたい。

 

【52kg契約8回戦】
畑中 建人(畑中) vs チャワドン・ムアンスック(タイ)

畑中 建人 13戦13勝(9KO)

WBC世界フライ級ユース王者。
WBC世界フライ級13位、OPBF東洋太平洋フライ級3位、WBO-APフライ級2位、日本フライ級1位。
元世界王者、畑中 清詞(松田)の長男として華々しくデビューし、
全勝レコードで、日本、アジアのトップランカーに位置している。


チャワドン・ムアンスック 5戦5勝(2KO)

全勝レコードの中には元タイ国王者に勝利した試合も。
日本のリング初登場の為、実力は未知数。
誰(マッチメイカー)が連れて来たかにもよるが、未知数の怖さはある。


アジアの2つの王座、日本王座の主要3王座で挑戦を狙える位置にいる畑中。
いつ”その時”が来てもおかしくない状況にある。

相手はタイ国のランカー。
試合管理がままならないタイと、ナショナル王座としては世界一の
アクティビティを誇る日本王座のランキングを同等に考えることはできない。
ただし、それはタイだから弱い…というわけではない。
あくまで「未知数」ということである。

日本初上陸のタイ人が如何程の実力か、そして絶対に転べない位置にいる畑中。
力強い宣言となるような試合を期待したい。

 

【52.6kg契約10回戦】
田中 恒成(畑中) vs パブロ・カリージョ(コロンビア)

田中 恒成 19戦18勝(10KO)1敗

世界4階級制覇に挑んだ井岡 一翔(志成)への挑戦に失敗後、
熾烈な世界ランカー対決を3つ乗り越えている。
Mm級から上げて来た選手。SF級では体格差が出始める中、世界ランカー対決で苦戦も見せたが
現在、世界主要4団体で3位~4位に位置し、どの団体も狙える状況にある。
世界前哨戦と銘打たれた戦い、この日もまた、世界ランクに入る強豪を迎える。


パブロ・カリージョ 38戦28勝(17KO)8敗2分

2016年ごろには日本を主戦場にしたカリージョ。
井岡弘樹ジム所属だったこともあり、関西のファンには知られた存在だ。
日本を離れて熾烈な世界ランク戦線の中で勝ち負けを繰り返したが、
同国のライバル、ロベル・バレラ(コロンビア)に激戦の末に勝利し、WBC米大陸王座を獲得。
接戦を制する底力を見せている。


カリージョの負けの数は少なくないが、それは熾烈な戦いに挑んできた証。
相手はルイス・コンセプシオン(パナマ)井岡 一翔(志成)
ドニー・ニエテス(比)等、世界王者クラスの中でも錚々たる面々が占めている。
むしろこれだけの相手と拳を合わせて戦績を汚しながら、
現在の位置にとどまることが強さを示している。

共に熾烈な道を行く者同士。
ランキングに開きはあるが、前哨戦として田中が力を示すには格好の強豪にも思える。
ドリームボーイがその名の通り、しっかり夢を見せてくれるか。
もう一度世界へ…その扉に手をかける瞬間を見に行こうと思う。

 

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