2022/07/10 -愛知・刈谷あいおいホール- 見どころ(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

2022/07/10 -愛知・刈谷あいおいホール- 見どころ(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

 

2022年7月10日(日) 13:00開始
SPLENDID BOXING
刈谷市あいおいホール

 

オール4回戦8試合が予定され、うち3試合は中日本新人王準決勝。
8月決勝の切符をかけた大勝負!
この日デビュー戦の選手も複数おり、新たなボクサーに出会うこともできます。

 

当日、現地観戦できない方、
以下より生配信いたしますのでぜひぜひお楽しみください!

 

こちらはせきちゃんがいろいろおしゃべりしながら配信。
登場する選手たちを紹介しつつとなります。

 

【バンタム級4回戦】
前納 拓(薬師寺) vs 中澤 奈二郎(西遠)

前納 拓 デビュー戦

デビュー戦の為初見。
目標を全日本新人王に定めるオーソドックス。


中澤 奈二郎 デビュー戦

西遠ジムよりまたも高学歴ボクサーがデビュー。
現役国立大生プロボクサー。
デビュー戦の為初見。

 

両者とも19歳と若い二人の対決。
前納に関しては、来年の新人王戦へのエントリーも予見される選手。
来年を占ううえで、現時点の力を確認しておきたい所。

中澤に関しては目標を日本ユース王座へ定めている。
たった3年でA級昇格(C級4勝+B級2勝)が必要となる。
試合数を重ねられる新人王へのエントリーも考えられるが、
仮にそれがなければ、駆け足でのキャリアが必要となる。
負けで消費する時間を考えればなんとしても落としたくないデビュー戦。

 

【58Kg契約4回戦】
加藤 頼(名古屋大橋) vs 古川 修誠(杉田)

加藤 頼 2戦2勝

相手を捌いたデビュー戦、撃ち合いを制した2戦目。
どちらの土俵でも勝負できることを示した加藤。
じわりじわりと存在感を示して来そうな選手。


古川 修誠 1戦1敗

フィジカルの強さは抜群、粗削りの言葉が似合う選手。
デビュー戦では富山の技巧派、深田 翔也(トヤマ)に捌かれた。
しかし、大量の鼻血に見舞われるまでの圧力は凄まじく、今後を期待させる選手。

 

まだまだデビュー間もなく、そのフォルムを掴み切れていない二人の戦い。
古川に関してはポテンシャルは高いと感じるが、ボクシング歴が短く、
技術的な引き出しや経験値がどれだけ付随してくるかの過程の選手。
そのスピード如何では台風の目的な活躍を見せる可能性もあると感じている。

 

【58.5Kg契約4回戦】
小暮 経太(中日) vs 島袋 友樹(松田)

小暮 経太 3戦1勝(1KO)2敗

猪突猛進、名古屋の「伊之助」と勝手に呼んでいる選手。
攻撃時のワイルドな攻撃は魅力的。
だからこそのやりにくさもある選手。


島袋 友樹 2戦1敗1分

未勝利だが、下から上へと撃ち込んで行く姿が将来的な期待値を高めている。
武器になるボディブローを持ち、あとは接戦を勝ち切る術を持つだけ。
アマ戦績も2戦2敗とまだ勝利の味を知らない選手。


小暮が巻き込むか、島袋が動じずに弾き返すか。
勝負としてとても魅力的なカード。

 

【スーパーバンタム級4回戦】
川瀬 航(名古屋大橋) vs 山田 悠太(岡崎)

川瀬 航 デビュー戦

デビュー戦の為に初見。
174cmのオーソドックス。


山田 悠太 デビュー戦

デビュー戦の為に初見。
166cmのオーソドックス。


両者とも前情報としては見つけられず。
身長的には8cm川瀬が大きいが…
構えやスタイルによってフレーム差の影響度合いは変わるもの。
この辺りがどう勝負や戦いぶりに影響してくるかも楽しみたいポイント。

 

【56Kg契約4回戦】
樫谷 樹歌(タイガー) vs 満生 敦巳(オキナワ)

樫谷 樹歌 デビュー戦

デビュー戦の為に初見。
アマチュア戦績は13戦9勝4敗。
U-15でも活躍、高校時代は中京高校ボクシング部で活躍し、
2020年の岐阜県高校総体では優勝している。


満生 敦巳 デビュー戦

デビュー戦の為に初見。
キックボクシングの歴がある様子。
沖縄のボクシングクラブ・ナカザトが名称を変えたボクシングクラブオキナワからデビュー。


中日本vs西部日本、アマ上がりvsキック上がり…と
様々な構図での楽しみ方ができる両者のデビュー戦。
初見のボクサーに出会えるワクワク感も。

 

■2022年度中日本スーパーバンタム級新人王準決勝
【スーパーバンタム級4回戦】
時弘 将志(とよはし) vs 塩田 賢(市野)

時弘 将志 5戦1勝(1KO)2敗2分

戦績的には僅か1勝だが、2分の内容が期待値を高めている。
全日本新人王候補と言われた村田 翼(和光)から
2度のダウンを奪ってのドローで2020年の中日本新人王を獲得。
さらにはセンス溢れる佐野 遥渉(平石)との激戦もドロー。

サンデーパンチの思い切りの良さは抜群。
戦績と実力が見合わない選手。
自分としては今年の中日本新人王レースの優勝候補。


塩田 賢 3戦3勝(1KO)

将来的な期待値の高い選手と感じていたが、準々決勝では
同じような立ち位置と思っていた太田 彩千耶(中日)に完勝。
思った以上に早く頭角を現してきた印象。


過去地区新人王の実績ある優勝候補に対し、著しい伸びを見せているニューフェイス。
時弘が力を誇示するか、塩田がシンデレラストーリーを描くか。
準決勝の面白さが詰まったカード。

 

■2022年度中日本スーパーバンタム級新人王準決勝
【スーパーバンタム級4回戦】
大中 雄貴(薬師寺) vs 川合 絢也(西遠)

大中 雄貴 4戦2勝(1KO)2敗

期待値の高かった西井 伸翼(テンカウント滋賀)を逆転のKOに葬った一撃。
評価の高い筒井 宏海(蟹江)から、窮地に追い込むダウンを奪った一撃。
相手が攻撃偏重になれば、そこに待ち受けるのは…。
どんな展開になろうと最後まで目を離せない拳を持つ選手。


川合 絢也 4戦3勝(1KO)1敗

渡辺 大和(カシミ)との大激戦など、タフさが際立っていた選手だが、
前戦では勇猛果敢な相手に対して冷静にテンプルを撃ち抜くKO劇でその強さを見せつけた。
快心の勝利を経て…の試合ぶりがどうなるか、注目したいところ。

 

一撃の恐怖を常にはらんでいる大中と、タフネスに突出した川合。
何が起こるかわからない怖さと共に、展開によっては大激戦へと発展しそうな匂いもする。
蓋を開けて見るまで…のカード。

勝者は直前の試合、時弘vs塩田の勝者と決勝で激突する。

 

■2022年度中日本スーパーフェザー級新人王準決勝
【スーパーフェザー級4回戦】
宮崎 裕也(薬師寺) vs 深田 翔也(トヤマ)

宮崎 裕也 7戦2勝(2KO)3敗2分

カウンターセンスは抜群。
昨年の中日本新人王トーナメントではかつて失神KO負けを喫した相手に
ドローでの優勢点で勝ち上がり、決勝まで進出している。


深田 翔也 3戦2勝1敗

北陸の技巧派、その技巧を支えるパンチ力も備えているように思える。
デビュー戦こそ消耗戦の末にTKO負けとなったが、同じ相手にフルマークでリベンジ。
止まらない足と多彩なパンチ、試合作りの巧みさなど魅力たっぷりな選手。

 

深田のここまでの3戦はいずれも粗削りな相手。
宮崎はこれまでで最も整った相手となる。
未知数な部分が多くある戦い、下馬評では宮崎有利の声を多く聞くが
精通したファンには深田を推す声も強く、数では宮崎、マニアは深田…と
戦前議論が面白くなっているカード。

下の階級から上げて来た宮崎。
上の階級から落として来た深田。
この辺りの影響も興味深い。

決勝では優勝候補大本命、山辺 蓮(市野)が待ち受ける。

 

 

【カテゴリ別】
2022年中日本ボクシング観戦記一覧に戻る

中日本ボクシング観戦記一覧一覧に戻る

カテゴリ別記事一覧に戻る

 

【日付別】
【記事一覧】2022年7月に戻る

【記事一覧】2022年に戻る

【記事一覧】に戻る

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました