2018年度中日本新人王トーナメント!スーパーライト級~ミドル級 ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2018/02/03

2018年度中日本新人王トーナメント!スーパーライト級~ミドル級 ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2018/02/03
 
 
 

さて、本日で中日本新人王トーナメントの掲載も完遂。
 
 
 

 
 

≪エントリー≫
冨田 雅季雄(三津山) 3戦1勝(1KO)2敗
永田 哲也(浜松堀内) デビュー戦
片岡 晃誠(蟹江) 3戦2勝(1KO)1敗
近藤 裕真(畑中) 3戦1勝(1KO)1分1敗
 
 

昨年は1名のみのエントリーだったこの階級に4人のボクサーが集結。
冨田は2016年に参戦した新人王レースでは無念の棄権。
2度目のエントリーとなっている。
昨年末に1年以上間を空けて戦ったが、1Rで失神KO負け。
もらってはいけない一撃で久々の試合はあっという間に終わってしまった。
悔しさをぶつけて欲しいところで、相手はデビュー戦の永田。

未知数の相手と、まだその力の全貌を見れていない冨田。
予想の立たない戦いだが…新しいボクサーを知れるチャンス。

反対側のブロックに登場するは、接近戦に強い片岡。
デビューからの2試合は圧巻の内容。
狭いスペースを自在に操る巧さと、当て感に秀でたものを感じる選手。
直近の試合では昨年の東日本新人王内藤 未来(E&Jカシアス)と互角の戦いをした橘 ジョージ(協栄)
2-1の惜しい試合を落としている。
どちらに転んでもおかしくない試合で、マイジャッジは片岡に付けている。

対戦相手は、昨年ライト級で参戦した近藤。
エントリー2名の中、相手の棄権で不戦での中日本新人王獲得。
中日本・西部日本新人王決定戦では、ゴングとともに仕掛けられた小畑 武尊(ダッシュ東保)
怒涛のラッシュに、力なくリングに沈んでしまった。

僕の優勝予想は…片岡 晃誠。
しかし、近藤は持ち合わせのある選手。
何かのきっかけで急激な変化を見せる可能性もある。

片岡vs近藤…かなり楽しみな一戦だと感じる。
 
 

≪エントリー≫
山田 泰之(MSG平石) 2戦2敗
廣中 大介(とよはし) デビュー戦
松井 敦史(薬師寺) デビュー戦
 

3人中2名がデビュー戦。
唯一、プロのリングを踏んでいる山田の試合…僕は見落としている。
これは…予想なんてさっぱりつきやしない感じだけれど。

今年11月に37歳…ボクサー定年を迎える山田にとって、
この新人王戦はラストチャンス。
新人王トーナメント参加中は現役を継続できる。
最後に栄冠を勝ち取って…なんてドラマチックだけど…。
強豪ひしめく新人王レース、2戦2敗の選手にそんな夢…

見てもいいよね!
なぜならそんな展開…絶対面白いから!

ちなみに廣中 大介の情報はつかめなかったけれど、
松井 敦史はアマチュアで社会人選手権3位の成績を残している。

実績で言えば優勝候補は松井か…。
心情的な贔屓で山田を優勝予想に挙げてみる。
 

※山田の37歳はごめんなさい、勘違いでした。
 本当は36歳…でも、やっぱり心情的な贔屓予想は変わらず山田で!
 
 

ミドル級

ミドル級はエントリーなし。

…ん~、残念。
 
 

今年の中日本新人王、様々な角度から楽しめるかと思っています。

まずはこの新人王でデビューする選手たち。
11名もの選手が新たに登場。
面白いのがこのうち5人が浜松堀内ジムの選手だと言うこと。
6人エントリーで合計戦績は1戦のみ。
どこも選手の数が少なくて苦労している中で、これは凄いこと。

これからの中日本のリングを作っていく選手たち。
存分に楽しむためにも、ここからしっかり見ていきたいなんて思います。
 

フライ級とスーパーバンタム級、フェザー級は最激戦区。
この3階級の全てで優勝予想を当てれた人…いたら本当に凄いと思う。
 

昨年と比較して、スーパーライトやウェルターという重い階級に選手が増えたのは嬉しい事。
反面、今年もライトやスーパーフェザーは手薄に…。
ただし、昨年不戦で中日本新人王を獲得した森 武蔵(薬師寺)
中日本勢で唯一の全日本新人王になったことから解るとおり、層の薄さ=選手が弱いではない。

中日本新人王のその先にも、中日本・西部日本新人王対抗戦、
西軍代表決定戦、全日本新人王決定戦…と、勝ち抜いていくべき試合が待ち構えている。

全ての地区の新人王を総ナメにしないと全日本新人王になれない中日本と西部日本。
東や西に比べてエントリー選手は少ないが、全日本を獲る為には相応のハードルが待っている。

ここからのドラマを目に焼き付けて、後楽園ホールに挑んでいく我らが中日本新人王を見送る。
そんなクライマックスに鳥肌MAXになりたければ、最初から見ていくのが一番。
ほら、映画のクライマックスだけ見るなんてもったいないでしょ。

序章から伏線があり、様々な選手がドラマを撒き散らしながら12月23日の後楽園ホール。
トーナメントを追いかければ追いかけるほど、全日本新人王の凄さが理解できると言うもの。
 

今年も楽しませてもらいます。
激戦を!
 
 
 

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