中日本所属選手 3月の試合結果(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2021/04/05

中日本所属選手 3月の試合結果(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2021/04/05

 

3月11日 フェニックスバトル.76
 東京都:後楽園ホール

【スーパーバンタム級4回戦】
内田 勇心(大橋) ○ vs 澤田 春聖(岐阜ヨコゼキ)

1RTKO

待望のデビュー戦、勇敢に前に出たが、左フックを浴びてのダウン。
立ち上がったものの、パンチを纏められて2度目のダウンを喫してのTKO負け。
ほろ苦いデビュー戦とはなったものの、
こちらのリングでその姿を見れる日を楽しみにしています。

 

【54.5kg契約6回戦】
武居 由樹(大橋) ○ vs 高井 一憲(中日)

1RTKO

出だし、ここ数戦では一番動きが良さげに見えた高井だったが、
左ボディに左アッパーを合わされ足元を揺らすと、一気に詰められダウン。
再開後の詰めの場面では撃ち合いとなり、高井の硬質な拳が捉える場面もありながら
ビクともせずに強烈なパンチをいくつも浴びせられて2度目のダウン。

何人もの選手を沈めて来た高井の左にビクともせず…
そして、撃たれ弱いわけではない高井を猛攻で沈めた姿に、武居の強さばかりが際立ちました…。

これで引分けを挟んでの6連敗となった高井だが…魅力が削がれたわけではありません。
復活の日を心待ちにしたいと思います。

 


3月18日 Victoriva.6
 東京都:後楽園ホール


【60kg契約6回戦】
東 祐也(北海道畠山) vs ○ 湯川 成美(駿河男児)

6R判定 3-0(58-56、59-55、59-55)

しっかりと主導権を握っての判定勝利だったようですが
刈谷でも見せた、東のド根性も炸裂した様子。

痛々しく顔を腫らせたアマチュアエリート。
プロの洗礼をしっかり受けた上での勝利。
次戦が楽しみです。

 


3月25日 ダイナミックグローブ.599
 東京都:後楽園ホール

福井 勝也(帝拳) ○ vs 英 洸貴(カシミ)

8R判定 3-0(79-73、80-72、80-72)

点差は開きましたが、この日のベストバウトと言う人もいた一戦。
世界を期待される福井のデビュー戦の相手として対峙した英、
技巧で上回られながら、最後まで絶やさぬ闘志には絶賛の声。
終盤は強烈なアッパーで追い詰められながらも、最後まで立ち続け大きな拍手が送られました。

 


3月28日 REAL SPRITS.71
 兵庫県:神戸市立中央体育館

 

【58.5kg契約8回戦】
久保 隼(真正) ○ vs 佐伯 瑠壱斗(岐阜ヨコゼキ)

3RTKO

常に動く久保の前の手に距離を幻惑されたかのようにパンチを交わされ続けた1R。
ボディを襲われる場面が何度も繰り返される中での2R中盤、
距離が潰れた場面で元世界王者にアッパー4連打を浴びせた佐伯。

真っ向から撃ち合う中、予想だにしないタイミングで飛んできた久保の左ストレートにダウン。
立ち上がり撃ち合いに挑んで行ったものの、
またもや浴びた左ストレートにグラついたところでレフリーが試合をストップ。

2R中盤以降、真っ向勝負を挑んで行った佐伯、受けて立った久保。
力の差はありましたが、その拳をしっかりと捻じ込んで小さくない可能性を見せつけました。

 

【所感】
これで3連敗となった佐伯。
まだ若い佐伯には、じっくり行く道もあったのかもしれません。
格上連戦ロードは賛否あるかもしれませんが、それを選んだ佐伯が、
リングを降りるとき、歩いた道をよかったと思って欲しいと願っています。
誰しも、人生で選べる道は一つしかありません。その道をよかったと思うしかありません。

だからこそ、勝って欲しい…リングに立つ背中からは
デビュー当時の少年の面影は消え去り、戦う男の迫力さえ漂い始めています。

一つ勝てばランカー、もう一つ勝てばチャンピオン…それもボクシング。
負けの背中に胸を熱くするのもまた、ボクシングです。

 

中日本選手3月の敵地戦績合計 4戦1勝3敗

 

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