2025/11/30 -愛知・刈谷あいおいホール- 前置き(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

2025/11/30 -愛知・刈谷あいおいホール- 前置き(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

 

11月28日、東京・後楽園ホールで樋口 藍(一力)のタイトルマッチを観戦した。
結果はドロー…タイトル獲得はならなかったが、世界1位に引き分け、その実力を示した。

樋口は勝てない選手だった。
勝てない中で、あきらめず、もがき苦しんだ。
そして、東京へ飛び出していき、大きく花開いた。

この日、その戦歴の中に敗戦を刻む選手が多く出場する。
デビュー戦選手を除けは、無敗なのは小川 昂輝(駿河男児)
1戦1分けの安井 新空(松田)の二人だけ。

多くの選手が負けを経験する。
それを乗り越えた先に強さを掴んでいく。
あきらめずに戦い続け…樋口はタイトル戦までたどり着いた。

誰もがそうなれるわけではない。
数千円だけ握りしめて飛び出していく覚悟を持った樋口だったからこそ。
並大抵の努力じゃなかっただろうとも思う。

ただ…過去の結果に関係なく可能性は必ずその先にある。
それを樋口が示してくれたように感じた。

翌日29日は東京の観戦記を書きつつ、この日の配信の準備。
配信でしゃべる内容を準備したり、調整ごとの詰めなどなど。
記憶がないくらいに忙しくなった。

12月13日の大阪配信、12月14日の刈谷配信の2daysを思い浮かべ…
これよりタイトになるのかとゾッとする。

結局、観戦記の作成は遅れて、当日の朝早起きして…
5時から書き始めたが10時までかかってしまう。
急いで電車に乗り込み、刈谷あいおいホールへ。

到着すると既にsakanaさんが到着している。
全日本選手権の期間中…通い詰めているため、疲労困憊の様子。
アマチュアボクシングは朝から丸一日、大量の試合が消化される。
それが1回戦の日から決勝の日まで連日続いていく。

sakanaさんは28日にはアマの試合が終わった後、
後楽園ホールにも駆け付けていた。
そして本日、東京から刈谷まで…凄まじいスケジュールをこなしている。

忙しいのは自分だけではない。
様々な人たちが時間を割き、自分の人生の一部を削ってこの場を作っている。
それは選手も、関係者も、観戦するファンも同じだ。

ここでいつもの前置き

自分はファンではあるが、熱狂的なマニア程の肥えた目を持ってはいない。
自分より凄いと思えるファンはそこらじゅうに転がっている。
ここに書く内容に誤りが多分に含まれることもある。

先に言い訳をしておきたいわけではなく、そういうものだと言っておきたい。
同じ試合を見ていても、違う感想を持つファンもいるわけで…。
ここに書いたことが正解ではないと…。
それだけは認識した上で、読み進めていただきたい。

会場に入ると、いつもとは異なるリング。
普段より少し小さめのリングがどう勝敗や展開に絡むのか…想像してワクワクする。
選手たち、関係者たち、大好きな人たちが目に飛び込んでくる。

いつもの刈谷の景色。
今やもう自分の一番の居場所がここにあるように思えてしまう。
忙しかったけれど、睡眠は充分にとった。
全力で、選手を、試合を楽しもう。

第1試合のゴングが鳴らされる。

 

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