2024/4/13 -愛知・刈谷あいおいホール- みどころ(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

2024/4/13 -愛知・刈谷あいおいホール- みどころ(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

 

台湾でデビューした大坪 真実(台湾)が日本のリングに登場。
大注目の第1試合でスタートすると、
メインでは日本バンタム級ユース王者安西 蓮(名古屋大橋)が防衛戦。
最初から最後まで見逃せない戦いが続いてまいります。

こちらsakanaチャンネルより配信予定。

メイン配信

 

サブ配信 – せきちゃんおしゃべりつき

 

ぜひぜひお楽しみください

 

【女子バンタム級4回戦】
大坪 真実(台湾) vs 加藤 優歩(とよはし)

大坪 真実 1戦1敗

台湾でデビューしたママさんボクサー。
プロテストの年齢制限で日本国内でプロになることは叶わずも
駐在妻として移住した台湾でプロとなった。

現在も台湾在住、一時帰国して日本のリングに初登場。
捻じ込むような右に怖さアリ。


加藤 優歩 デビュー戦

デビュー戦の為に初見。
アマキャリアもなくスタイルも不明だが、
女子バンタムで身長168cmと長身の部類。


抜群に面白くなっている中日本女子のリングに新たなボクサーが登場する。
日本人として初めて台湾でプロボクサーとなった大坪が凱旋して対峙。
中日本女子、また新たな展開の幕開けとなりそうなカードがこの日のオープニング。

 

【52.0kg契約4回戦】
平賀 陸(三津山) vs 大城 琉一(尾張水野)

平賀 陸 デビュー戦

デビュー戦の為に初見。
当初は中澤 快(三津山)が出場予定だったが怪我の為棄権。
同門の平賀がデビュー戦のリングを踏むこととなった。


大城 琉一 デビュー戦

デビュー戦の為に初見。
今年の新人王戦にはライトフライ級でエントリー。
決勝戦のリングで細川 弦汰(駿河)との対戦が予定されている。


どちらも初見となる為、試合予想は困難だが、
デビュー戦で熾烈な突貫ファイトを見せた細川に対して
大城の力量が如何程のものかを見るうえで貴重なカードにも思える。
ここを抑えることで8月の中日本新人王決勝の面白さが変わる。

 

【ライトフライ級4回戦】
赤塚 翔(名古屋大橋) vs 細川 弦汰(駿河)

赤塚 翔 7戦3勝3敗1分

熱闘男、赤塚がB級昇格へと挑む。
削って削って粘って粘っての戦いぶりは、見ていて熱くさせてくれる。
接戦の勝ち負けを繰り返し、タフネスを活かせる長いラウンドへの昇格を狙う。


細川 弦汰 
1戦1勝(1KO)

突貫ファイトで相手を飲み込んだデビュー戦。
しつこく前に出ての手数は往年の強かったコリアンファイターを彷彿とさせる。
クラシックなボクシング好きからも愛されそうなシルエット。
中日本新人王戦は決勝からの登場で、先の試合に登場する大城 琉一(尾張水野)と対戦予定。


熱闘男と手数の突貫ファイト、まさに「衝突」が起こりそうな激熱カード。
B級昇格目前の赤塚にどこまでやれるかで、
細川に全日本新人王を期待できるか否かの期待値が判定されるようにも思える。
この試合一つ切り取っても、先を見越しても、「面白い」以外にないマッチメイクと思える。

 

【53Kg契約4回戦】
川瀬 航(名古屋大橋) vs 木村 花道(石田)

川瀬 航 3戦2勝(1KO)1分

長身選手の基本パターンがしっかりと出来上がっている選手。
前戦では、入ってくる相手を一撃で斬って落とし、怖さも見せつけた。
B級、A級へと成長しながら高いグレードで戦っていく姿を期待したい選手。


木村 花道 3戦1勝2敗

デビュー戦勝利後、ブランクを空けて作戦復帰したが、2連敗。
しかし、前戦ではダウンを奪われてからの巻き返しを見せ、熱い試合を作っている。
中日本のリング初登場の為に初見。


過去、打撃戦で魅せた木村に対し、ロングレンジで勝負する川瀬。
木村が詰めるか、川瀬が斬るか…攻防の距離で優位不利が見える試合となりそう。
常にスリリングな時間が流れる試合が想像できる。

 

【60.5Kg契約4回戦】
西村 翔馬(岐阜ヨコゼキ) vs 青木 康博(RISE)

西村 翔馬 5戦1勝(1KO)3敗1分

前戦で初勝利を挙げた西村が登場。
相手を切り裂く逆転のTKO勝利。
攻めきれなかったデビュー戦から少しずつ力を付けてきた選手。


青木 康博 デビュー戦

デビュー戦の為に初見。
RISEジムから初の男子ボクサーが登場。
ジムの創世記を作る選手。


女子ボクサー吉田 里穂(RISE)が孤軍奮闘していたRISEジムより2人目のプロボクサー青木。
最初の選手は期待も背負うものも大きいモノ。
期待は選手の負けられない思いを固くする。

対するはようやくの1勝を挙げた西村。
1つの勝利が選手を強くすることも往々にある。
自信はそのまま強さに直結する。前戦からの変化にも期待して見たい。

期待と自信、キャリア初期の二人のドラマをしっかりと焼き付けたい。

 

糟谷 裕太 デビュー戦

デビュー戦の為に初見。
アマチュア戦績は14戦12勝2敗。
菊華高ボクシング部で活躍。


馬場 基生 デビュー戦

デビュー戦の為に初見。
アマチュアキックボクシングの経験があるそう。


どちらも初見の選手となるが、アマ実績と他格闘技での経験あり。
これからの中日本のリングを彩ってくれるであろう
二人のスタート地点をしっかりと見て行きたい。

 

【68.6Kg契約4回戦】
冨永 大希(仲里) vs 松岡 陸(浜松堀内)

冨永 大希 5戦3勝(2KO)1敗1分

日本拳法をベースにプロのリングへやって来た期待値の高い選手。
昨年の新人王戦では西軍代表決定戦で松岡 蓮(浜松堀内)に引分け敗者扱いで敗退。
弟の松岡 陸への間接リベンジマッチへ挑む。


松岡 陸 3戦3勝(2KO)

一昨年、全日本新人王戦まで勝ち進みながら顎の骨折で棄権した松岡が復帰。
強烈に撃ち込みながらも、一発一発しっかりと元の位置まで戻る丁寧なフォーム。
スマートに出すパンチの威力は抜群。


勝った方がB級昇格の権利を手に入れる試合。
松岡の兄、松岡 蓮は一足先にB級のリングを踏む。
冨永が勝てば松岡 蓮との決着戦も見えてくるか…。

 

【スーパーフライ級6回戦】
タッサナシン・オンスワン(タイ) vs 坂井 涼(畑中)

タッサナシン・オンスワン 5戦5勝(2KO)

母国タイのリングで5連勝し、ファイトマネーのいい日本のリングを射止めた。
8回戦のリングも2試合踏んでいる。
日本のリング初登場の為、未知数だが実力不明の不気味さが漂う。

坂井 涼 6戦5勝(2KO)1敗

強すぎて中日本の4回戦では対戦相手がいないと言われた男。
一度つまずきはしたものの、昨年の全日本新人王をしっかりと獲得し、
日本12位として刈谷のリングに凱旋する。


全日本新人王決勝を5回戦で戦っている坂井は、この試合に勝てばA級昇格。
対戦相手に枯渇しがちな6回戦の舞台を一気に駆け抜けんとする。
立ちはだかる不気味な刺客、仮に取りこぼせば、
マッチメイクの難しい坂井なだけに大幅な遠回りも考えられる。
絶対に落とせない戦い。

 

【スーパーバンタム級8回戦】
村井 貴裕(名古屋大橋) vs 二瓶 竜弥(DANGAN郡山)

村井 貴裕 31戦18勝(6KO)11敗2分

政治家ボクサー村井、駆け引きのスペシャリストとも言えるベテランが登場。
誘いこんでの一撃は鮮烈なKOシーンを産むことも。
昨夏の敗戦でランキングを失っての再起戦、元日本ランカー。


二瓶 竜弥 13戦8勝(1KO)3敗2分

前に前に、とにかく前に…数々の有力選手を飲み込んで来た二瓶が登場。
元日本ランカー、のちの日本ランカーを何度も食っているが、
対戦時に相手がランキングを持っていなかった不運もあり、未だノーランカー。
ただし、ランカー相応の実力は間違いなくある選手。

 

ランカー級の実力は間違いない二人が激突するノーランカー対決。
二瓶の突進ボクシングに、自身のスタイルを潰される選手も多い。
ベテラン村井が駆け引きの余地を残して戦えるか否か…。
その余地さえ生まずに二瓶が飲み込んで行くか…。
試合展開の予想だけでゾクゾクするカード。

 

■日本バンタム級ユースタイトルマッチ
安西 蓮(名古屋大橋) vs 平井 乃智(石田)

安西 蓮 15戦9勝(3KO)5敗1分

戦前不利予想の試合での勝利を幾度も繰り返し、
日本バンタム級ユース王座を獲得した安西が2度目の防衛戦。
獰猛なボクシングが洗練されて実力派へと成長した。


平井 乃智 12戦8勝(1KO)4敗

三重のリングで濱口 人夢(市野)を相手に狂気の撃ち合いを演じた男。
その後の2試合はOPBFランカーに海外で勝利、日本ランカー挑戦では惜しくも敗れている。
現在ランキングはないが、バンタム級、西日本の注目株であることは間違いない。


脱臼した濱口が仕掛けたフルスイングの殴り合いに真っ向から応じた平井。
2023年の中日本のリングの名シーンの一つだ。
狂い猛った姿を刻み付けた平井が中日本に再登場。

安西はこの試合が年齢的に最後となるだろう、日本ユース王座戦。
この試合の防衛に成功すれば、ランキングを上昇させていく戦いへと飛び込んで行く。
王者の位置にはいるものの、安西が歩いた道もまた、狂気を孕んだもの。
自分より強いと言われる相手に立ち向かい、そして狩りとってきた。

「狂気の日本ユースタイトルマッチ」

先を行くのはどちらか…若き狂戦士二人が先を争い、雌雄を決する。

 

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