2023/09/10 -静岡・ふじさんめっせ- みどころ(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!
【スーパーフライ級4回戦】
小川 昂輝(駿河男児) vs 藤岡 冬志也(花形)
小川 昂輝 デビュー戦
デビュー戦の為初見。
沼津市出身の21歳。
7月プロテストに合格したばかり。
藤岡 冬志也 デビュー戦
デビュー戦の為初見。
宮崎県都城市出身の32歳。
今年4月にC級プロテスト合格。
どちらも事前情報は少なく、叩き上げ選手のよう。
新たな選手に出会える楽しみが嬉しい。
ここから、何年プロのリングで戦ってくれるか、どこまで登ってくれるか、
そしてどんなドラマを演じてくれるのか…見ていきたいと思っている。
【53Kg契約4回戦】
白井 優成(駿河男児) vs 越前屋 亮(湘南山神)
白井 優成 デビュー戦
静岡市出身の20歳。
小学生の頃には競技を開始していたよう。
アマチュア戦績は7戦4勝3敗。
7月にプロテスト合格。
越前屋 亮 デビュー戦
神奈川県出身の19歳。
キックボクシングの経験あり。
小学生時代には大会の優勝経験もあるよう。
アマチュアボクシング経験のある選手と、キックボクシング経験のある選手。
どちらも幼いころから戦うことに親しんだ選手。
どんなデビュー戦を見せてくれるか、楽しみにしたい。
【スーパーバンタム級4回戦】
植松 卓美(駿河男児) vs 西岡 翔史(升田)
植松 卓美 3戦3勝
駿河男児ジムで1番2番を争う努力家と言われる選手。
トップアマを踏んで来た選手たちが揃う中でのこの評価。
トップアスリートクラスの努力を重ねる選手。
西岡 翔史 1戦1敗
中日本のリング初登場の為に初見。
アマ戦績:11戦7勝4敗。
スピードのある選手と聞く。
駿河男児の叩き上げが、B級昇格リーチとなっている。
全戦では完璧なフルマーク勝利を挙げて、実力を示した。
四国からやってくる刺客を相手に全勝昇格に挑む。
【フェザー級4回戦】
植松 風河(駿河男児) vs 高島 裕樹(宮田)
植松 風河 デビュー戦
デビュー戦の為に初見。
アマチュア戦績:26戦19勝7敗。
U-15で全国大会優勝も、中学、高校では頂に届かなかった。
中京高校でインターハイベスト8を記録。
高島 裕樹 15戦6勝(3KO)7敗2分
A級昇格まであと0.5勝としながらリングを離れていた高島が復帰のリング。
試合自体は4年ぶり、中日本のリングには6年ぶりの登場。
前回の中日本は岐阜での試合、ブレイク中の過撃からのTKO負け…トラブルに涙を飲んだ。
アマチュアで実績を積んだ植松がプロデビュー。
相手は4回戦のデビュー戦にはそぐわないほど経験値の高い相手。
岐阜ではのちにA級選手として三重でメインを張る菅原 秀馬(市野)と
トラブルが発生するまで互角の戦いをしていた。
プロのリングで頂に届く選手に慣れるか否か。
19歳の期待選手が難敵に立ち向かう。
【スーパーバンタム級6回戦】
木村 天汰郎(駿河男児) vs ジョーム・サイトーンジム(タイ)
木村 天汰郎 11戦9勝2分
センスはアマチュア日本一の従兄、木村 蓮太朗(駿河男児)以上とも評される。
アマチュア戦績は17戦11勝(2KO/RSC)6敗。
1年4ヶ月ぶりの試合、日本ランカーだったが試合間隔が空き、ランク外へ。
WBO-AP8位のランキングが残っている。
ジョーム・サイトーンジム 20戦10勝(7KO)10敗
本名のアヌラック・マドゥアと表記される。
ジョムテープ・サイケーオボクシングキャンプのリングネームで戦った時期も。
日本のリングでは4連続KO負け。
サウスポーに構えることもある。
今年に入ってタイのリングで3連勝中。
足さばきは中日本No.1とも言える天汰郎が復帰へ。
楽しむようにリング上で踊る姿が魅力的。
久々に天汰郎のショータイムを楽しみたい。
【フェザー級8回戦】
岩下 千紘(駿河男児) vs キッティコン・サイトーンジム(タイ)
岩下 千紘 8戦6勝(3KO)1分1無効試合
サウスポーの技巧派でありながら、相手を倒すキレも持ち合わせる
アマチュア戦績は35戦19勝(10RSC/KO)16敗。
全日本新人王決定戦では紙一重まで迫って獲得を逃している。
キッティコン・サイトーンジム 7戦4勝(2KO)3敗
本名のウィサヌ・ピムパーと表記される。
日本のリングでは2戦し、いずれもKO負け。
前戦、ダウン後、スリップ後の複数の加激を与えたことでTKO勝利が無効試合へと変更された岩下。
ファンや関係者からも多くの批判を浴びた。
自分の好きな選手が批判されるのは応援する人たちにとってもつらいモノ。
仕切り直しのつもりで再スタートして欲しい。
【フェザー級8回戦】
福永 輝(駿河男児) vs アサダー・ラックミット(タイ)
福永 輝 13戦9勝(6KO)4敗
2階級で西部日本新人王を獲得し、中日本のリングにも立った福永が
A級昇格後2連敗し、沖縄から静岡へ拠を移して駿河男児ジムへ移籍。
三輪 珠輝(名古屋大橋)を一撃でリングに沈めたハードパンチャー。
アサダー・ラックミット 2戦2勝(1KO)
日本のリングには初登場。
前情報はほとんど見つからず。
これまで数々の強豪と対峙し続けたハードパンチャー福永。
移籍初戦でA級初勝利に挑む。
過去、刈谷のリングで、その強打を遺憾なく発揮した福永を
これからたくさん見ていける…。
まずは初戦、相手は未知数だが戦いぶりに期待したい。
【ライト級6回戦】
大畑 俊平(駿河男児) vs 山口 楽人(陽光アダチ)
大畑 俊平 デビュー戦
デビュー戦の為に初見。
アマチュア戦績:42戦29勝(5RSC)13敗。
国内アマチュア最高峰の大会、全日本選手権で準優勝の実績。
山口 楽人 13戦12勝(5KO)1敗
BoxRec上では7戦7勝(5KO)。
15歳から海外やJBC管轄外のリングで戦っていた選手。
デビュー当時は長身のフライ級選手として深い懐を持っていたが、
戦ううちにウェートをアップしライト級での試合となる。
名門東洋大で活躍した大型ルーキー、大畑のデビュー戦。
また一人、駿河男児にアマエリートが加わることとなる。
相手は17歳でローカルながらアジアタイトルを獲り、海外で10回戦も経験した山口。
WBKアジアタイトル獲得当時はバンタム級で長身を武器にした選手だったが
4階級も上のライト級ではその利点も消え、
ボクシングスタイル自体も変わっているだろうと思える。
熾烈なアマチュアの舞台で戦った男と、過酷な海外のリングで戦った男。
背景の濃い二人がぶつかり合う。
【スーパーフェザー級8回戦】
湯川 成美(駿河男児) vs スラシット・シスワンチャイ(タイ)
湯川 成美 8戦7勝(6KO)1敗
アマチュア戦績:51戦38勝(22KO)13敗
大麻所持の事件を起こし、5年の謹慎を経てプロのリングで復帰。
拳で人生を取り返す…そんな道のりはタイトル挑戦が見える直前まで行っての敗北。
階級を1つ落としての再起戦。
スラシット・シスワンチャイ 6戦3勝(3KO)3敗
本名のスラシット・クリンケーソンと表記される。
日本のリングでは3戦3敗。
前戦のリングでは、「湯川攻略法」をさらけ出すかのような敗戦。
階級を一つ落としてスーパーフェザー級で再起をかける。
まずはスーパーフェザーでのコンディション作りを含めた動きに着目したい。
【カテゴリ別】
2023年中日本ボクシング観戦記一覧に戻る
中日本ボクシング観戦記一覧一覧に戻る
カテゴリ別記事一覧に戻る
【日付別】
【記事一覧】2023年9月に戻る
コメント