2025/05/25 -岐阜・じゅうろくプラザ- 前置き(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

2025/05/25 -岐阜・じゅうろくプラザ- 前置き(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

 

大坪 真実(名古屋大橋)が日本にいる。
台湾でデビューし、台湾を拠点に戦った。

日本でボクシングを始め、プロテストに見合う実力になったころには
プロテストの年齢制限を越えていた。
そんな折、夫の転勤で台湾へ。

台湾ではプロボクサーライセンスはない。
プロボクシング興行を執り行うプロモーターが実力を認め、
試合を組み、リングに立てば、その時点でプロとなる。

大坪にとってはチャンスだった。
しかし、そんなに甘いものではない。
他格闘技やアマチュアボクシングでそれなりの実績がある選手たちが立つ舞台。
興行の数が年に二桁にも達しない台湾では、選手数もそれで事足りる。

持ち前の行動力と営業力、交渉力、そして戦いぶりで大坪はチャンスを掴んだ。
日本人として初めての台湾デビュー。
そして、台湾管轄の選手としてJBCからも認められ、日本のリングへの凱旋。
見事にKO勝利を収めた。

ビザを持って台湾で生活していることが前提の台湾管轄ボクサー。
この春、大坪は帰国し、名古屋大橋ジム所属のボクサーとなった。

岐阜のリングで、JBC管轄ボクサーとして初戦を迎える。
台湾デビューの時、それを小さな出来事にしたくなかった。
「凄いと思うことを凄いと言いたい」
それが僕のすべての根源でもある。
様々な人にお願いし、協力を経て、
台湾に乗り込んでその試合を配信させてもらった。

ただ、今回の大坪帰国初戦は、なるべく他の選手と同じように扱いたかった。
もちろんそこまでやらせてくれた選手、思い入れはある。
ただし、イチ中日本の選手として向き合いたかった。
そこには、中日本に力強い仲間が増えた…みたいな思いもある。

彼女の登場を心待ちにしながら、なるべく表には出さず。
それが何かむずがゆい気もしながらだった。

ここでいつもの前置き

自分はファンではあるが、熱狂的なマニア程の肥えた目を持ってはいない。
自分より凄いと思えるファンはそこらじゅうに転がっている。
ここに書く内容に誤りが多分に含まれることもある。

先に言い訳をしておきたいわけではなく、そういうものだと言っておきたい。
同じ試合を見ていても、違う感想を持つファンもいるわけで…。
ここに書いたことが正解ではないと…。
それだけは認識した上で、読み進めていただきたい。

大坪のほか、山中 圭市(中日)など、全国区の人気者4回戦ボクサーが登場する今回の興行。
ネット上もかなり盛り上がっている。
TVとは違い、4回戦第1試合から放送してくれるネット配信時代。
興行丸ごと見てくれるファンも多いことだろう。

多くの選手たちが知ってもらえるはず。
そんな期待に少しワクワクもしながら、大坪応援団が陣取る真っ只中の席に座った。

 

 

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