9月遠征選手の結果(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2020/10/01
さぁ、9月の中日本ボクサー。
遠征結果のご報告。
※観戦には行けておりませんので、動画での確認や聞きかじりを含みます。
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9月16日 フェニックスバトル.74
東京都:後楽園ホール
【62.0kg契約8回戦】
保田 克也(大橋) ○(8R判定) vs ピッコロ・ボリバー(カシミ)
日本vsベネズエラ…アマエリート対決は静かな展開の中で保田がペースを握って大差判定。
南米産まれの強豪を退けてデビュー以来の7連勝を飾った。
これで3連敗となってしまったピッコロ。
迫力あるカウンター、柔軟な上半身、スイッチを使いこなす器用さ。
魅力たっぷりの南米産まれの中日本のボクサー。
来日から約3年…もう一度浮上するところが見たい。
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9月26日 REAL SPRITS.68
兵庫県:神戸市立中央体育館
【58.0kg契約8回戦】
久保 隼(真正) ○(8R判定) vs 五十嵐 嵩視(トコナメ)
五十嵐が元世界王者に対し、24分間渡り合った。
結果的には大差判定負け、巧みな前の手に、得意のコンビネーションを撃ち込むことはできず。
記事には「久保が圧倒」の文字も、五十嵐が立ち向かった事実は変わらず。
また、五十嵐が刈谷で躍動する姿を見たい。
【女子アトム級4回戦】
安久 夏実(唯心) vs ○(4R判定) 伊賀 薫(真正)
日本ランカーに挑んだ安久。
ファーストコンタクトでダウンを奪う出だしを見せたが、その後巻き返されて、あと一歩の判定負け。
最終ラウンド死力を尽くすも届かず…。
日本ランカーから奪ったダウン、見せた熱闘…自信に変えて中日本のリングにまた登場してほしい。
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(所感)
大阪で一度お話したことのある久保 隼。
たった一度しか会ったことはないが、山中 竜也(真正)が営む
「おにぎり竜」で閉店ギリギリのAM3:00まで話し込んだ。
それ以来、僕は彼の人柄が本当に大好きで…そんな久保と、これまで見て来た大好きな五十嵐の対戦。
ボクシングに人間性は関係ない…でも、あの時笑って話していた久保が、
自分がずっと見て来たボクサーと殴り合っている…その事実に感情を揺さぶれる。
殴り合っているのは、人と人。
人柄、人生、道のり…見る側にとって、その姿には様々なものが投影される。
スポーツ、ショー、殴り合い…いろんな角度での視点がある中、僕にとって、この試合は物語だった。
大差判定で五十嵐は及ばず。
胸を張って戻ってきて欲しい。
僕はこの試合に、とことん揺さぶられた。
五十嵐が、歩いた道のりでファンを揺さぶるボクサーになった。
それが、嬉しかった。
中日本選手9月の敵地戦績合計 3戦3敗
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