2020/07/12 -愛知・刈谷あいおいホール- 前置き(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

2020/08/09 -愛知・刈谷あいおいホール- 前置き(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!
 
 

※お知らせ事項等の都合により、本編の公開は7/17~となります。
 
 

この日の興行も無観客試合。
いったん落ち着いたかに見えたコロナウイルス肺炎の感染者数は再度増加し始め、
愛知県独自の非常事態宣言が行われた。

名古屋市内のボクシングジムからもコロナ感染者が報告され
いつ、誰が感染してもおかしくない状況。
この先どうなるかの不透明感を抱えながら、中日本新人王準決勝が行われる。
 
 

大阪では英 洸貴(カシミ)が、下町 俊貴(グリーンツダ)
日本スーパーバンタム級ユース王座に挑む試合が組まれている。
 

さらに同じ興行では、愛知県岡崎市出身で東京で頑張っている飯見 嵐(ワタナベ)が登場。
刈谷のリングでも2試合を戦っている選手。
2017年の東日本新人王MVP選手だ。

相手は2019年の全日本フェザー級新人王、前田 稔輝(グリーンツダ)
かつての名世界王者、渡辺 二郎(大阪帝拳)や、
世界に挑んだ尾川 堅一(帝拳)等と同じく、日本拳法からの転向選手。
しかもそういった実力ある選手たちの記録を塗り替える、日本拳法10冠の肩書を持ってやって来た。
世界を期待される逸材である。
 

川瀬 太玖からリングネームを変更した、ハンマー・タク(岐阜ヨコゼキ)も登場予定。

そちらの試合も気になって仕方ない。
 

大阪は限定はされるものの観客を入れての興行。
しかし、情勢的に長距離移動する気にはなれない。

お世話になっているご近所さんには老人が多くいる。
万が一があれば、一生の公開を背負うことになりかねない。
 
 
 

電車移動はなるべく避けたいと思い、準備を整えて原付にまたがる。
自宅から刈谷あいおいホールまでの道のりは1時間半。
走っている間は風を浴びているため、暑さは幾分か和らぐが、
信号で止まる度にジトっとした汗が流れ出る。
何より照り付ける太陽が容赦なく肌を焼く。

到着する頃にはかなり体力を消耗…喉はからからだ。
リュックに詰め込んだペットボトルの水を一気にあおる。
 

無観客試合であり、ファンである自分は当然入場することはできない。
前回と同じく、リングが組まれるホールの隣に建っている本館に向かう。
中には喫茶店があり、そこで試合開始時間まで、
時間をしっかり取って読みたいと思っていた資料に目を通す。
 

幸い喫茶店の客は自分一人。
誰かの会話に邪魔されることなく、ホールからの音に耳を澄ませる。
 

試合開始予定時刻の13:00を回った頃、遠くからゴングの音が聞こえる。
…始まったか。

1R終了のゴング、2R開始のゴング、2R終了のゴング…。
試合内容は全くわからない。

ただただ、その時を待つ。
最終ラウンド終了のゴングが鳴った…。

速報してくれるサイトの更新ボタンを押しまくる。
勝った…負けた…。
 

試合結果にこみ上げる思いを噛み締める。
 

途中、けたたましくゴングが鳴ればKO決着。
試合終了になる度、更新ボタンの連打を繰り返す。
 
 

 

さて、ここでいつもの言い訳前置き

自分はファンではあるが、熱狂的なマニア程の肥えた目を持ってはいない。
自分より凄いと思えるファンはそこらじゅうに転がっている。

先に言い訳をしておきたいわけではなく、そういうものだと言っておきたい。
同じ試合を見ていても、違う感想を持つファンもいるわけで…。
ここに書いたことが正解ではないと…。
それだけは認識した上で、読み進めていただきたい。
 
 

今回もまた、現地観戦ではなく、映像観戦での記事記載。
いつもとは少し違ったテイストになるかもしれない。
 
 

この日、中山 慶伍(駿河)森川 祐輝(緑)が棄権している。
全7試合が予定されていたが、5試合の開催となった。

エントリーしたものの、中山は早い段階で引退を表明している。
とにもかくにもパンチ力に秀でた選手で、相手を一撃のボディで仕留めた試合が印象深い。
 

森川については、将来性豊かな17歳。
緑ジムより、コロナウイルス感染による棄権であることが公表されている。

 ※緑ジムの関係者、選手については判明後に検査を受け、
  全員が陰性であることが確認できている。
 

誰が感染してもおかしくない状況。
一部には感染者を責めるような風潮もあるにはあるが、
ネット上のそんな偏った意見は気にする必要はないと思っている。

そんなことよりも、まだまだこのウイルスについては情報が錯綜しており、後遺症がある等の情報もある。
まずは、彼が順調に回復してくれることを願いたい。
そして、きっと来年の新人王戦では、主役級の活躍を見せてくれると信じていたいと思う。
 

決勝進出となったのはスタイリッシュな選手を連続でねじ伏せた各務 海都(尾張水野)
さらに、今年の中日本新人王戦の目玉選手と言える、阿部 史也(タキザワ)
 

なお、この日の試合は8月20日から期間限定でYou tubeでも配信される予定。
動画でも確認できるため、その時を楽しみにお待ちいただきたい。
 
 
 

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