今年も1年ありがとうございました。(雑) ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2019/12/31
表題通り、年の瀬でございます。
毎年の通り、世界戦が組まれる大晦日。
ボクシング好きにとって、今はそれどころじゃないでしょうが
とにもかくにも今年一年の御礼を…。
さてさて、今年も1年中日本のボクシング会場を飛び回りましたが、
最後の最後、12/15に刈谷と金沢の興行がバッティング。
夢の中日本皆勤賞は叶わず…。
金沢では北陸の原石 英 洸貴(カシミ)がこれまでで一番の戦いを見せたとか…。
原石が宝石に成り代わる瞬間を楽しみにしている自分としては、
その瞬間が見てないところで訪れるなんて許せない!!!
今回はこれまでで、ベスト…でもまだまだだそうで…。
そう聞いてちょっぴり安心いたしました。
カシミジムvsアジアのような興行でセミファイナルまで2勝2敗の五分。
カシミ興行に登場するアジア人はやっぱり滅法強い。
国自体の少子化も進行し、スポーツの選択肢も増える中、競技人口の減少は食い止めることは困難でしょう。
「日本のボクシング」が「アジアの一部としてのボクシング」となることを求められる…。
そんな未来は確実に待っています。
タイやインドネシア、フィリピン、中国…。
アジア人のカタカナを見るだけで弱い弱いと吠えるファンもいますが、
強いボクサーは沢山いて、しっかりと実力伯仲で組めばいいだけの話。
カシミ興行は、国内ボクシングの最先端を進んでいるようにも見えます。
あー!!!ちきしょう!
見に行きたかった…。
来年こそはバッティング、避けてください!
どうかどうか…お願いいたします。
2月には沖縄で活躍する女子ボクサー、池本 夢実(琉球)が地元凱旋試合として静岡での試合。
琉球ジム主催で中日本主催ではありませんが、この興行が今年の中日本の幕開けでした。
静岡の山奥…まさに僻地で行われた試合。
駅から会場まではシャトルバス、稀にみるド田舎での興行でしたが…。
この興行は僕の人生No.1の当たり興行。
客席が全然ボクシングにスレてない!
両ボクサーを温かく迎えて、一生懸命応援して…。
勝っても負けてもボクサーを拍手でリングから降ろす。
この日の会場の空気が本当に最高でたまりませんでした。
見れば見るほど、ボクシングにスレて行くもの。
見る目やなんやは養われるのかもしれませんが、そんなものに何の意味があるのか。
目の前の試合を全力で楽しんで、一生懸命応援する…。
マニアや玄人ファンには、初観戦のあの感動はもうありません。
この日、きっと初めてボクシングを見る人も多かったのではと思います。
絶対に取り返せない宝石のようなあの感動…それで包まれた会場は本当に聖域のようでした。
まるでヨーロッパの綺麗な教会を生で見たかのような感覚。
ほんとに遠くて、行くのも帰るのも大変でしたが…また見たいなぁ。
現在、警官になるために一時、キャリアストップ中の池本。
落ち着いたら復活して、また静岡・本川根B&G海洋センターのリングに立って欲しいものです。
さて、春を迎えると中日本では怒涛の興行ラッシュ。
3月、4月で6本の興行が…。
もう観戦記書くのが大変で大変で。
東海三県+金沢…、文字通り飛び回りました。
一つ一つ取り上げてたらキリがないので、あえて試合には触れません。
もうほんと魅力的な戦いばかりでしたから。
4/14には薬師寺ジムが熊本で主催興行。
薬師寺ジムのトップ選手、WBOアジア太平洋フェザー級王者森 武蔵(薬師寺)の地元凱旋試合。
現在、国内には熊本出身の世界を狙えるホープが多数おり、
彼らが一挙に会した熊本オールスター興行ともなったこの興行は3600人を動員。
世界戦を除く興行では破格の数字を叩き出しております。
世界戦以外でこれだけ集めたのってここ数年であるんでしょうか。
この数字を下回る世界戦、かなりあると思います。
WBOアジア太平洋タイトルでこの数字を叩き出す。
これ、東京集中型の国内ボクシングに一石を投じる結果…
一つのビジネスモデルになりえると思います。
地元コンテンツとして育てることで、局所的な爆発力を持つ。
そういうモデルを提示したという意味では、森はこの日、パイオニアになりました。
中部地方の報道各局の皆様、とんでもなく面白い選手たち、
溢れる程おりますので、ぜひともご注目いただければと思います。
5月には静岡の駿河男児興行。
ボクシングを中心としたお祭り感の強い興行。
子供ラウンドガールや様々な出し物など、チャレンジに満ち溢れ、
特に試合開始前の和太鼓は観戦に向かう気持ちをグッと盛り上げてくれました。
6月にはフリーボクサーたちの興行を2本。
試合内容の面白さは半端なかったです。
そして、7月20日の刈谷を皮切りに夏のボクシング遠征がスタート。
毎週のように会場を飛び回り、後楽園ホール2本、西日本3本、間には中日本新人王決勝を挟み、
ラストは名古屋で田中 恒成(畑中)の世界戦。
東の新世代カリスマとなり得る富岡 浩介(REBOOT.IBA)を始め、数多くの新たなボクサーに出会いました。
遠征の中心は西日本でしたが…いやぁ…
ほんとに西日本が楽しくて、魅力にどっぷり浸かってしまいました。
9月には刈谷あいおいホールでの二部興行。
滅多に見られない、夜の刈谷を堪能。
11月にはフリーボクサーの興行で、WBFアジアタイトル戦を観戦。
この試合がまた面白いのなんの!たまりませんでした!
11月末、そして12月15日と、中日本のラスト2本は連続の神興行。
超のつく激戦が繰り広げられてフィニッシュ。
もう1年間本当にボクシングを堪能させていただきました。
今年も1年ありがとうございました。
今年も1年色々なかたに本当にお世話になりました。
1年間、書き溜めた観戦記は以下。
2019年中日本ボクシング観戦記一覧 -記事一覧- ボクシング選手名鑑ピックアップ!
お正月、暇だなぁ…なんて思ったらぜひぜひ読んでみてください。
さぁ、今年の生観戦は既に終えましたが…
今夜は中日本の頂点、田中 恒成(畑中)が大トリの世界戦に登場。
どうか、勝って締めていただきたい。
応援するぞぉぉぉぉぉぉ!!!!
こぉぉぉぉせぇぇぇぇぇぇぇ!こぉぉぉぉせぇぇぇぇぇぇぇ!
来年もよろしくお願いいたします。
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