2019/11/24 -愛知・刈谷あいおいホール- 前置き(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

2019/11/24 -愛知・刈谷あいおいホール- 前置き(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!
 
 

今年も残すところ約1か月。
12月に組まれているのは12/15の金沢と刈谷。
日程が被ってしまっており、どちらか一方しか見に行けないのが残念の極み。

この日も含めて残り3本となった中日本の興行。
今年は合計で16本となった。

これは昨年と同数。
選手数が減少していく中での現状維持は関係者の皆さん、
とっても頑張りましたの印象が強い。
 

中日本新人王戦線が落ち着いて、初の興行となったこの日。
「見て来たものが解る」…ストーリーが複雑に絡み合ったカードと
来年の新人王戦を見定めるには欠かせない、カードが並ぶ。

デビュー戦選手も多く登場し、多くの新たなボクサーと出会える場面でもある。
 

しかし、同日にはアマチュアの全日本選手権もあり、
全国のボクシングファンの注目はそちらに集まっている様子。
SNS上ではルイス・ネリ(メキシコ)がまた計量失格をやらかしたとして非難ごうごう。

こちとら明日の興行に向かってテンションが上がって行っている状態。
できればマイナスな感情は受け取りたくない。

そう思い、ボクシング選手名鑑の更新作業に手を着ける。
毎月、10日~15日をめどに実施しているボクシング選手名鑑を最新情報に更新する作業。
掲載ボクサーの数が4000人を超え、その期間だけでは間に合わなくなってきている。
事前に更新できる個所を、時間の取れたときにコツコツと少しずつ更新する。

しかし…やはり手につかず、思ったように進まない。
パソコンに触れていると、ついついボクシングの情報を漁ってしまう…。
出るのはネリの計量超過ばかり…。

…これでは堂々巡りだ。
 

それならばと、最近できていなかった風呂の細かい部分の掃除に取り掛かる。
天井の換気口、床の排水溝、浴槽のエプロンの内側…。
明日は丸一日、家におらずに三人娘の面倒をかみさんに押し付ける。
こういうポイント稼ぎも重要だ。

床のタイルをブラシでこすりながら、頭の中ではこれまでの選手たちの戦いぶりが再生される。
特に干場 悟(蟹江)vs三輪 珠輝(名古屋大橋)はリマッチ。

前回の試合では4回戦で干場の判定勝利。
干場のキャリアの中でも、最もいい試合の一つ。
干場が本当に強いことを、最も知っているのは三輪のハズだ。

三輪はなぜこの試合をやることにしたのだろう。
いったいどんな気持ちなんだろう。
 

この日のセミファイナルにはジェイアール・エスティリモス(六島)が…。
さらにファイナルには井上 夕雅(尼崎亀谷)が…。

夏の関西へのボクシング観戦遠征で、
その強さをバッチバチに刻み付けてくれた2選手が刈谷のリングに上がる。

そんなことを考えているうちに、風呂場の汚れはがっつり落ちた。
 

早めに布団に入ってみたものの、期待と興奮で眠れぬ夜を過ごす…。
少しアルコールでも入れようか…しかし、翌日に残ってしまえば観戦コンディションに影響する。
目の前の試合をどれだけ楽しめるかは、見る側のコンディションも重要。

選手たちが一生懸命に作り上げて来たその肉体をぶつけ合うリング。
少しでも多くの「面白い」を感じ取りたい。
お酒に弱い自分にとっては、試合前日の飲酒はギャンブルだ…。

そんなことを考えているうちにうつらうつら…。
結局2時過ぎの就寝となった。
 
 

さて、ここでいつもの言い訳前置き

自分はファンではあるが、熱狂的なマニア程の肥えた目を持ってはいない。
自分より凄いと思えるファンはそこらじゅうに転がっている。

そして、TVで観戦するのとは違い、1つの角度しか見れず、スロー再生もない。
レフリーで隠れたタイミングでパンチが入っても気付けないし、かなり離れた自由席での観戦。
ここに書く内容に誤りが多分に含まれることもある。

先に言い訳をしておきたいわけではなく、そういうものだと言っておきたい。
同じ試合を見ていても、違う感想を持つファンもいるわけで…。
ここに書いたことが正解ではないと…。
それだけは認識した上で、読み進めていただきたい。
 

この日のオープン時間は11:00。試合開始は11:30。

いつもなら8:30には出発して10:00には到着するスケジュール。
少し寝坊した結果、色々雪崩式に遅れて1時間遅れての出発。
 

気ばかり焦る中、11時を過ぎて会場に到着。
既に会場はオープンしている。
 

慌てていつものバルコニーに向かうも、大弾幕の位置が高くてリングが見えない…。
見てみると、この日メインに出場する村上 勝也(薬師寺)の大弾幕。

うん…村上のじゃ仕方ない。
村上頑張れよ!…の思いでいつもとは少し立ち位置をずらして陣取る。

試合開始までの間に、全国を飛び回るファンから現地の試合映像や
パンフレットなどをいただく。

情報は色あせる。

今あるネット上の情報も埋もれていき、
さらにページを管理している場所が消えれば全て消失する。
紙媒体や、記録媒体のものは数十年後には貴重な資料となる。

選手名鑑を作っている身として、記録の保管はとても意味のあるものと感じている。
色々な人たちに助けてもらっているボクシング選手名鑑。
本当にありがたい思いでいっぱいになる。
 
 

リング上では中日本ではお馴染みの眞野リングアナが選手の名前をコールする。
いよいよ…決戦が開始される。
 
 
 

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