中日本所属選手 9月の試合結果(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2023/10/09
9月、中日本外で試合を行った中日本のジム所属選手たち試合結果です!
中日本では9月9日、名古屋国際会議場で畑中ジム主催の
WBOアジアパシフィック・フライ級王座決定戦が開催され、
見事畑中 建人(畑中)がいよいよタイトル奪取。
翌日の静岡・ふじさんめっせでは駿河男児ジム主催の
「駿河男児Desafio10~ふじの国祭り~」が開催。
湯川 成美(駿河男児)が見事再起を遂げております。
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第6回WHO’S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT
2023年9月2日(土) 東京都:後楽園ホール
■日本ウェルター級タイトルマッチ
【ウェルター級10回戦】
坂井 祥紀(横浜光) ○ vs 能嶋 宏弥(薬師寺)
10R判定 3-0(98-92、98-92、98-92)
こちらの試合は後楽園ホールで現地観戦。
観戦記に関しては以下をご参照ください。
坂井 祥紀 43戦28勝(15KO)13敗3分 日本ウェルター級王者
能嶋 宏弥 13戦11勝(5KO)2敗1分 日本ウェルター級1位
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南栄商事株式会社 Y米田合名会社グルーブPRESENTS 三田から世界へ22 × KEEP FIGHTING 7
2023年9月10日(日) 大阪府:エディオンアリーナ大阪
【バンタム級8回戦】
鶴海 高士(石田) ○ vs テル のび太(緑)
8RTKO
前半を優位に進めてポイント優位に進めていた最終ラウンド。
クリンチをかわされ、バランスを崩した所、グローブがロープにひっかかる。
そこに連打をまとめられて、レフリーが試合をストップする不運な敗戦。
レフリーの位置取り的に、適切な判断を下せる状況になく
緑ジム陣営が抗議中という結果となった。
個人的な思いとしては、適切な判断が下せる状況にない位置取りが問題に思えた。
過去にもロープの2段目と3段目の間から上半身が出てしまい、
身動きが取れない状態からパンチをまとめられてTKOに至った事例はある。
リング上の全権はレフリーにある前提で、判断自体に意を唱えるつもりはない。
危ないと思ったら何を置いても止めるべきだ。
ただし、適切な判断ができる位置にいることは最も重要なことの一つ。
選手の後ろに立ち、死角から判断が成されたことに対して納得がいかない。
判断のひとつ前にミスがあったように思える。
選手の強さへの追及に終わりがないのと同じように、
レフリーのレフリング技術への追及も終わりがないはず。
この事案がレフリング技術向上につながってくれることを願う。
鶴海 高士 14戦7勝(4KO)6敗2分
テル のび太 13戦8勝(3KO)5敗1分
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DANGAN260
2023年9月22日(金) 東京:後楽園ホール
■日本スーパーフライ級タイトルマッチ
【スーパーフライ級10回戦】
高山 涼深(ワタナベ) ○ vs 村地 翼(駿河男児)
8RTKO
拮抗したラウンドを村地が足さばきで制していく。
3Rに不運なダウンを取られ、判定が際どい状況となるなか、
5R終了時点の採点ではリードを奪う。
ここから圧を強めた高山が、ボディを効かせると村地はクリンチで必死に抵抗。
7Rにはホールディングの減点が課され、8Rにはついにボディでダウン。
再開後にもダウンを奪われ、レフリーが試合をストップした。
採点不利のハードパンチャー、当然倒しに向かう後半…
空転するケースが多くあるが、冷静にボディから切り崩した高山を褒める他ない。
逆転のKO勝ちをさらわれた村地、WBOアジアへの初挑戦以来の敗戦となった。
あの負けから一気に強くなった村地。
きっとまた、この負けから大きく成長してくれるはず。
高山 涼深 7戦7勝(6KO) 日本スーパーフライ級王者
村地 翼 13戦10勝(3KO)2敗1分 日本スーパーフライ級1位
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9月の中日本敵地戦績
3戦3敗
(所感)
惜敗。
強くなればいい、それで解決する。
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