2019年度中日本新人王トーナメント!バンタム級~フェザー級 ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2019/01/31
さてさて、先日に引き続き、中日本新人王トーナメントの組み合わせと、せきちゃん的な見どころを紹介!
バンタム級
≪エントリー≫
テル のび太(緑) 5戦3勝(2KO)1敗1分
安西 蓮(岡崎) 4戦2勝(1KO)1敗1分
木村 天汰郎(駿河男児) 1戦1勝
冨田 風弥(伊豆) 2戦1勝(1KO)1敗
昨年の中日本フェザー級新人王、テルがバンタム級でエントリー。
対戦相手は…こちらも例年ならば全日本新人王まで期待したくなる安西は、
前戦では1階級上の優勝候補、中村 龍明(市野)に引分けている。
さらに、トップアマとして鳴らす木村 蓮太朗(駿河男児)の従弟、木村 天汰郎が対抗ブロックにエントリー。
中日本初登場となるこの選手の評判もかなり高い。
優勝候補三つ巴…冨田が覆すドラマもあっていい…。
超激戦区、そしてハイパーカードの1つ、テルvs安西…大注目の階級となった。
スーパーバンタム級
≪エントリー≫
中西 楓太(鈴鹿ニイミ) 1戦1敗
畑 直宏(MSG平石) 3戦3敗
中村 龍明(市野) 2戦1勝1分
樋口 怜良(ARITOMI) 1戦1勝(1KO)
阿部 史也(タキザワ) 3戦2勝(2KO)1敗
高田 雅人(とよはし) 3戦1勝(1KO)1敗1分
後藤 憬(中日) 9戦4勝4敗1分
大注目はタキザワジムの阿部。
今年の中日本新人王No.1注目株の一人は、昨年末、初勝利を飾った高田と対戦する。
これを待ち受けるのが、昨年決勝まで勝ち進んだ後藤。
手を合わせた選手が口々に「やりにくい」と口にする技巧派…。
勝ち負けを繰り返しながら実力派として存在感を放っている優勝候補の一角。
さらに…対抗ブロックには中村三兄弟の最終兵器、中村 龍明(市野)。
既にA級ボクサーにも匹敵すると言われるその実力…あとはリング上で発揮できるかどうかの選手。
全敗ながら、猛烈な手数が見るモノを熱くする畑 直宏。
デビュー戦、わずか25秒で敗れてしまった未知の選手、中西。
佐藤 康平(薬師寺)との決着戦にケリをつけた高田。
本命選手以外もまた、魅力的に思える。
優勝予想は悩ましいところだが…昨年に引き続き後藤を挙げたい。
フェザー級
≪エントリー≫
太田 奏人(中日) 2戦2勝
伊藤 敏(蟹江) 7戦2勝(1KO)4敗1分
甲斐 貞行(HEIWA) 2戦1敗1分
中野 精(杉田) 2戦1勝(1KO)1敗
三輪 珠輝(名古屋大橋) 9戦4勝(1KO)4敗1分
「復活のフェザー級」…そんなサブタイトルを付けたくなるほど
ドラマティックな選手が集結した。
デビュー2連勝で輝きを放った太田、ごまかしながらだった脱臼癖の治療に専念し、
1年半近くの時間をおいて復活のリングに挑む。
錆びついていなければ、全日本新人王の舞台まで期待したい逸材。
対するは2年以上のブランクを経て復帰する伊藤、対抗ブロックの甲斐もまた、
1年半以上の空白を経てリングに戻って来る。
ブランクが選手を強くすることもある…果たしてこの面々がどんな輝きを魅せるか。
そんな中に混ざる中野は、飛騨高山の杉田ジムから参戦。
山深い地域から、期待を背負って立つ、飛騨地方唯一のプロボクサー。
シードにはヘルニアによる選手生命の危機を乗り越えた三輪。
昨年、実力を増して戻ってきたこの男を優勝予想に挙げたい。
現在の三輪が生半可な相手に負ける姿は想像がつかない。
エントリーの数でも、顔ぶれでも激戦区となったバンタム級からフェザー級。
春から戦いの火ぶたが切って落とされることとなる。
逸材が集結する形で潰し合う…ボクシングの残酷さも付きまとうことになりそうに感じる。
わずか一人の栄冠を誰が勝ち取るのか、しっかりとこの目で刻み付けたい。
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