2022/05/08 -愛知・刈谷あいおいホール- 前置き(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!
とにかく嬉しい。
この日の KNOCK OUT BOXING は名古屋大橋ジムの初主催興行。
まだ新興ジムと言っていいはずの新しいジムだ。
中日本ボクシング観戦記を書き始めた頃、大橋 弘政会長は
来場するファンの為に刈谷あいおいホールのロビーでカレーを売っていた。
プロ加盟し、全日本新人王決定戦に選手を出し、選手数中日本最多になり、主催興行を打つ…。
まだ新興ジムと言っていいジムが一気に躍進してる。
「名古屋大橋ってなんでこんなにすごいんですかね?」
関係者の人にたまにそんな質問をぶつけると、
多くの人から帰ってくる答えが「ずば抜けたヤル気」。
現役時代、ドファイターだった大橋会長、
ファイトスタイルそのままに突っ走ってる感が凄い。
プロモートはHEIWAジム。
大橋会長の現役時代の所属ジムで、中日本の数多くの興行を下支えするジム。
選手が戦う場所を作り出すことにおいて、経験と実績の数は飛び抜けている。
刈谷あいおいホールで行われる興行の多くで、その段取りを切り盛りしている、
HEIWAジムがあるからこそ、中日本の土壌が維持されていると言っていいと感じる。
そんな経験豊富なHEIWAのサポートもしっかりと取り付け、新たな試みにも挑もうとしている。
新たな息吹を感じ、そしてそれを支えんとする経験豊かな人達。
中日本のボクシングが新たな時代を迎えようとしている。
さて、ここでいつもの言い訳前置き。
自分はファンではあるが、熱狂的なマニア程の肥えた目を持ってはいない。
自分より凄いと思えるファンはそこらじゅうに転がっている。
そして、TVで観戦するのとは違い、1つの角度しか見れず、スロー再生もない。
レフリーで隠れたタイミングでパンチが入っても気付けないし、かなり離れた自由席での観戦。
ここに書く内容に誤りが多分に含まれることもある。
先に言い訳をしておきたいわけではなく、そういうものだと言っておきたい。
同じ試合を見ていても、違う感想を持つファンもいるわけで…。
ここに書いたことが正解ではないと…。
それだけは認識した上で、読み進めていただきたい。
この日の生配信の解説には三輪 珠輝(名古屋大橋)が来てくれた。
以前、大橋会長から、視聴者としての意見として「解説がいた方がいい」と言われていた。
やりたい思いはあったが、プロの技術をしゃべってもらうことをお願いすることが
どこかあつかましい気がして二の足を踏んでいた。
それを、自分の主催興行で実現してくれた。
実は三重の興行、隣に座ったのが三輪だった。
村松 政実(松田)との会話を盗み聞きしながらの観戦。
素人の自分にもわかりやすく、ボクサー視点の世界を堪能させてもらっていた。
「解説は三輪で」と言ってもらった瞬間、
重なった偶然に思わずガッツポーズが出た。
「盛り上げたい気持ちはみんな一緒」
HEIWAジムの二村会長代行からいただいた言葉がよみがえる。
配信位置で、三輪選手と合流。
手短に説明を行い、配信に備える。
が…ここで一抹の不安。
「ヤバい…三輪が好きすぎる」
大した選手じゃないと思っていた三輪が刈谷を揺らす大激戦。
そして、選手生命の危機となった椎間板ヘルニアからの大復活。
みるみる強くなりながらも、勝ち負けを繰り返してのA級昇格。
もう自分の中で、三輪はスターだ…。
しかし、モジモジなんかしていられない。
表に出しちゃいけない…葛藤の中で配信時間。
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