中日本所属選手 12月の試合結果(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2022/01/03
12月の中日本は、名古屋国際会議場で田中 恒成(畑中)をメインに
据えた「SOUL FIGHTING」と、刈谷あいおいホールでのオール4回戦、
「STEP UP BOXING」が開催されました。
このうち「STEP UP BOXING」に関しては生配信させていただいています。
サブ配信では、これまで観客席から見て来た選手のみちのりなど紹介しながら。
試合ごとの映像はこちら。
※再生リストが表示されます。
大型連敗中選手が一撃に賭けた試合や、粗削りな選手がボクシングを磨いて来た試合。
先を期待させる輝きを見せた選手もおり、ほんとに面白い試合が並びました。
ぜひぜひ時間のある時にご視聴ください。
さぁ、12月の中日本選手の敵地での試合。
急遽決まった試合もあり、12月初めにアップした試合予定のページからは
漏れてしまっている試合もございます。
そんなバタバタな12月ですが、嬉しい結果も届いております。
12月5日
大阪府・エディオンアリーナ大阪
【スーパーフライ級4回戦】
森本 元樹(グリーンツダ) vs ○ 松浦 克巳(岡崎)
4R判定 3-0(39-36、39-36、39-36)
中日本のリングで有望選手たちを相手に2試合接戦を演じた期待株。
そんな松浦が敵地でダウンを奪っての初勝利。
見ている人達なら、その実力は認識済み。
スピードある柔らかなボクシングは、全日本新人王決定戦まで勝ち上がった
兄の松浦 克貴(岡崎)と同等以上の期待値と感じています。
12月16日
大阪府・メルパルクホール大阪
【60Kg契約8回戦】
力石 政法(緑) ○ vs ロリ・ガスカ(陽光アダチ)
4R棄権
コロナの影響で外国人の入国が制限され、急遽対戦相手変更の上で行われた試合。
3Rにダウンを奪い、4R終了時にガスカが棄権。
見事に元OPBF王者を撃破した力石。
しっかりと先を期待させる一戦を演じたように思えます。
ぎゅうぎゅうに大渋滞中のランキングですが、
兄の矢吹 正道(緑)が世界を獲ったネームバリューは追い風。
チャンスの少ないボクシング、この風に乗って2022年を飛躍の年にして欲しいところです。
12月31日
東京都:大田区総合体育館
【スーパーフライ級4回戦】
木谷 剛(市野) vs ○ 齊藤 紘睦(DANGAN越谷)
0-3(38-39、37-39、37-39)
急遽、世界戦の前座カードとして試合が組まれ、
今年の中日本最後のリングを飾った木谷。
判定で敗れはしたものの、密着戦で地獄のボディ攻め。
相手をはっきりと苦しめた。
12分間という短い時間の中で、攻め筋をブレることなく貫けるのは心の強さ。
デビュー戦では僅かな時間で敗れていたが、
この試合ではっきりと魅力を客席に提示してくれたように思う。
次は、結果。
初勝利の日を楽しみにしていたい。
中日本選手12月の敵地戦績合計:3戦2勝(1KO)1敗
中日本選手2021年の敵地戦績合計:35戦9勝25敗1分
【所感】
今年の敵地遠征。
矢吹 正道(緑)の世界戴冠と英 洸貴(カシミ)とユース王座戴冠。
全日本新人王3名獲得など…遠方からタイトル奪取の報が多く届いた1年でした。
秋の西軍代表決定戦は残念な結果に終わりましたが、そこはまた来年。
2021年度中日本新人王たち、見返してやって欲しいと思います。
楽しませてもらいました、本当に楽しかった。
また2022年も、ワクワクさせてもらおうと思います。
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