中日本所属選手 7月の試合結果(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2021/07/31

中日本所属選手 7月の試合結果(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2021/07/31

 

7月の中日本は18日にHEIWAジム主催興行が刈谷あいおいホールにて行われました。
一般人による生配信として、Youtube配信させていただいております。

試合動画は以下からどうぞ。
(各試合ごとのアーカイブ動画もございます)

※動画が見れない方はこちらをクリックしてみてください。

 

さてさて、5試合予定されておりました中日本選手の敵地遠征ですが、
うち2試合が対戦相手棄権により流れております。

 


7月14日 MISAKO BOXING
 東京都:後楽園ホール

富施 郁哉(ワタナベ) ○ vs 冨田 風弥(伊豆)
6R判定 3-0(58-56、59-55、60-54)

全日本新人王対決となった試合ですが、昨年の全日本新人王冨田が完敗。
思い起こせば木村 天汰郎(駿河男児)に触らせてもらえずの完敗を喫して以降
下馬評不利の試合を勝ち続けて全日本新人王を獲得した冨田。
この敗戦から、また、こちらの想像を越えてくれることを願っています。

 


7月23日 駅近ドットコムpresents三田から世界へ.17
 大阪府:エディオンアリーナ大阪・第2競技場

【スーパーバンタム級6回戦】
村井 貴裕(名古屋大橋) vs ○ 山本 龍児(姫路木下)
6RTKO

主導権の行き来する展開から打撃戦に発展し、試合はかなり白熱した様子。
最終ラウンド、山本の右ストレートで決着。
ブランクが空いた二人の対決でしたが、村井は復帰戦を飾ることができず。

実績的には次々とプロ選手を輩出している名古屋大橋ジムのトップ選手。
移籍後初の中日本のリングに立ってくれる日を楽しみにしています。

 


7月24日 REAL SPIRITS.74
 兵庫県:神戸市中央体育館

【59Kg契約4回戦】
ハンマー・タク(岐阜ヨコゼキ) vs ○ 烏野 遼(真正)
2RTKO

 

距離を取られ、出入りする相手に対して、
しっかりとガードを高く上げ、丁寧に戦ったものの
刈谷で衝撃をもたらしたハンマーの一撃は出ず。

ボディでダウンを奪われ立ち上がったものの、
ボディを貰って反応できないハンマーをレフリーが救出。

敗れはしたものの、ディフェンス面には成長の跡があったように感じます。
少しずつ、少しずつ強くなっていってくれればいいと。
そしてまた、あの脳裏にこびりつくような衝撃の一撃を…。
魅力たっぷりのボクサーです。

 

【所感】
見ているだけの自分には、負けるってことの重さは、頭でっかちにしか理解できません。
実際の悔しさだったりその気持ちの部分は、
体験してみないと解らないんだろうと思っています。

ただ、どんな人生にも、負けや失敗は存在していて、
最終的には負けや失敗を乗り越えなければなりません。
それはボクシングに限ったことではないと思っています。
そして、どうすれば勝てるかの一番の核心は「強くなること」だと思っています。

負けてもいいと思っています。
そんなことで応援することをやめたりしません。

負けてもいいから、強くなれ。
そんなボクサーの姿に、いつもいつも痺れさせられるのです。
負けたボクサーが悔しさに歯を食いしばりながら、次の勝利を掴む。
…一番かっこいい所じゃない。
見逃してたまるか。

 

中日本選手7月の敵地戦績合計 3戦3敗

 

 

 

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