2021/06/27 -名古屋・名古屋国際会議場- 前置き(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

2021/06/27 -名古屋・名古屋国際会議場- 前置き(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

 

やってしまった…。
前日の仕事が長引き、就寝できたのは朝の5時。
少しでも眠りたい…ボクシング観戦をどれだけ楽しめるか、
自分のコンディションに大きく左右される。

どんなに楽しいディズニーランドも、徹夜明けで行けば疲れの方が先に立つ。
夢の国、名古屋国際会議場が待っている。

ただでさえ、溝越 斗夢(緑)の試合が近付けば眠れなくなる。
まだ10代の頃のデビュー戦から見ている選手。
今や立派なA級ボクサーであり、日本ユース王者。
子供もできて父親になった…でも、あの頃の危なっかしい溝越のイメージがずっと…。
僕にとって溝越はずっと「応援したくなるボクサー」だった。

選手名鑑のワッペンを入れて欲しいと、直接言って来た溝越。
10代の少年が、大人に向かってきっちりとお願い事をする…凄い子だと思った。
二つ返事でワッペンを入れてもらった。

亀田 京之介(ハラダ)との対戦では、つい最近まで
ただの4回戦ボクサーだった少年が一気に注目を集め、アンチも登場。
SNSではしつこい誹謗中傷もある中、しっかり耐えた。
ヤンキーキャラを全面に押し出した溝越。
確かに素行は悪かったそうだが、タチの悪い不良でなかったのは
溝越を応援する人たちの幅の広さが証明しているように思う。

「喧嘩はしてもいい、悪いことはするな。」

そんな親の教えをしっかりと守っていた。
お婆ちゃんには怒られまくっていたそうだけど…
そんなお婆ちゃんは、会場で溝越に全力の応援を注いでいる。

 

細々としたことで、色々と助けてくれたこともある。
「ボクシングの放映権を買い取ってYoutubeで配信したい。」
そう発信したとき、溝越は「せきちゃんを助けたい」と動画を作って拡散してくれた。

その他にも、何度も…もう、ファンと選手という感覚を越えてしまっている。
自分の大事な大事な何かになってしまっている。
他にも何人かそんな選手はいるが…溝越もその一人。

試合当日、浅い眠りから目覚めて会場に向かう。
頭はボーっとしているが、秘策がある。
1本1000円近くする高級な栄養ドリンク「活参28」と「レッドブル」。
これの合わせ技はここぞという時のとっておき。

地下鉄を降りて、ドーピングでばっちりキメてギンギン状態に。
そんな僕の姿を見かけた丸木 凌介(天熊丸木)から、
「1試合目から目が覚めるから大丈夫ですよ」とのメッセージ。
…変な所を見られた…少しだけ恥ずかしい気持ちになる。

そんなこんなで準備も整い、いざ名古屋国際会議場へ。

 

さて、ここでいつもの言い訳前置き

自分はファンではあるが、熱狂的なマニア程の肥えた目を持ってはいない。
自分より凄いと思えるファンはそこらじゅうに転がっている。
ここに書く内容に誤りが多分に含まれることもある。

先に言い訳をしておきたいわけではなく、そういうものだと言っておきたい。
同じ試合を見ていても、違う感想を持つファンもいるわけで…。
ここに書いたことが正解ではないと…。
それだけは認識したうえで、読み進めていただきたい。

 

試合開始直前、観戦に来ていた粟田 祐之(KG大和)が声をかけに来てくれる。
いつもYoutubeを見ていることもあって、「本物のあわちゃん来たー!」感が爆発。
しどろもどろの挨拶が済むと、やっぱり恥ずかしい気持ちに…。

とにもかくにも気持ちを切り替えて…。
そうこうしているうちに第一試合に登場する二人がリングイン。

この日はBOXING RAISEが配信予定。
久々に自分たちの配信がないボクシング観戦となった。
ただただテンションが上がっていく感じがたまらない。

こちらの気分も高まり切ったところで、試合開始のゴングが鳴る。
さぁ…始まる!

 

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