親子鷹(雑) ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2016/09/07
私事で恐縮ですが…
実は先月、第三子が産まれました。
子育てを経験した方であればお分かりだとは思いますが…
子育てが忙しく眠れない時期が訪れています。
ボクシング選手名鑑の方も、もしかしたら更新が滞るかもしれません。
もちろん続けていこうとは思っていますが…突然更新がパタッと止まったとして、
そういうことだと思ってご理解いただければ…。
…と、そんなわけで、今日は親子鷹ボクサーの話。
ほんっと強いですよね。
幼少からボクシングに慣れ親しむことで、避けるタイミングが身に着く…とは大橋 秀行(ヨネクラ)の談。
父親が元ボクサーだからこそ、幼少からボクシングに慣れ親しんだ…というのは
強さの理由の一つかもしれません。
でも、もうひとつ思うことが…
井上 尚弥(大橋)について。
彼ってもらわないことを徹底した上で、スパーリングでボクシングを作って行くらしいんです。
スパーリングって諸刃の剣で、ここでダメージを溜め込んでしまう選手も多々いるよう。
父親だからこそ、息子が撃たれるところなんか見たくない。
徹底的にもらわないボクシングを叩き込んだ…。
類似する内容は他の親子鷹ボクサーのコメントにもあります。
ここって強さの秘訣なのかなって思うんです。
ただのトレーナーじゃなく、血のつながったトレーナーだからこそ徹底できる部分。
しつこくしつこく…
子供を見ていて思うんです。
ボクシングの映像ばかり見てる自分、部屋に転がるボクシング雑誌…。
自分の子供がボクシングをやりたいって言ったらどうしよう…。
正直、怖いです。
僕にはそれを邪魔する権利は一切ないし、気持ちもわかる。
それでも…内心は嫌です。
でもどうしてもなるなら…撃たれないボクサーになってほしい。
徹底的に強くなって、ダメージを溜めこまないボクサーに…。
きっと、トレーナーとして自分の子供を見守る親も、子供を思う気持ちは同じで…。
表には出さなくても、そういった葛藤はあるんだと思います。
天熊丸木ジムの会長の息子は二人がプロボクサー。
丸木 凌介(天熊丸木)が5月に見せた試合。
イ・ジュンヨン(韓)とのバチバチの殴り合いの末、勝ち残った…。
正直、もっとスマートに勝てたと思う。
でも、真っ向から男の殴り合いを見せつけた丸木…会場は熱狂。
僕は内心「バカバカバカ…」と。
丸木会長の心情を考えてしまうと…。
見ていられない試合だった。
でね…考えたんです。
親の子供に対する愛情って凄いじゃないですか…。
その愛情があって、二世ボクサーが強くなる。
息子の撃たれるところなんか絶対に見たくない…
そんな愛情が強い二世ボクサーを作ってるんじゃないかな…なんて。
そう考えていくと…荒川 高志(緑)も期待していいのかな…と。
トレーナーさん…彼には並々ならぬ愛情を注いでいるよう。
親子の愛情にどこまで迫れるか…なんて言ったら大げさだけど。
綺麗事じゃなく、トレーナーの愛情は選手を育てると思ってしまうんですよ。
口だけの愛情なのか、それとも人生掛けてのものなのか…。
荒川を弱いボクサーと僕は書いた。
荒川以外にそんなことを書くボクサーはいない。
なんで荒川をそんな風に書いたかって…好きなんです。
彼みたいな選手が強くなっていくところを見たいんです。
ボクサーが僕みたいなちんけなファンを「どうだ!」って見返すところが見たいんです。
そんな気持ちいい瞬間ったらないじゃないですか…。
トレーナーさん、お願いしますよ。
ファンの夢を叶えてください。
…で、ですね。
荒川さん、荒川さんの負けはトレーナーの負けです。
4回戦ボクサーと言えど、プロである以上、背負うものはある訳です。
色んな辛いことがあるかもしれません。
でも、見ず知らずの、たまたま荒川さんをリングで見かけて
ファンになった人間がいるってことを忘れないでください。
あなたの肩には、僕の夢もかかってます。
「ファンの予想や見立てなんてアテにならない…」
そんな僕の持論を証明してくれるのは…きっと荒川さんです。
日本王座に挑戦したとき、日本タイトルマッチの質を見直せ!…と叩かれ…
しかしその後、ファンや関係者の度肝を抜く成長っぷりを見せ、世界王者にまでなったセレス 小林(国際)…
僕はあなたに、初めて憧れたセレスを重ねています。
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