中日本所属選手 10月の試合結果(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2025/11/01
2025年10月15日(水) 東京:後楽園ホール
WLD vol.4
【62.0㎏契約4回戦】
月田 翔一郎(中日本協会預かり) △ vs △ プーミタット・トゥポ(タイ)
4R判定 1-0(39-37、38-38、38-38)
ロングレンジの戦いを選択した月田に対し、
プーミタットが後半、左右フックを中心に追い立てた。
出てくる相手に対して至近距離でクリンチを繰り返すにとどまり、勝利を逃した月田。
プランを使いこなせなかったと表現した試合。
変化するときには負荷がかかるもの、「アポロ現象」と言ったりする。
0.5勝でB級昇格まで半歩の前進。
この日の戦いぶりを変身の予兆と捉えたい。
月田 翔一郎 6戦3勝(2KO)2敗1分
プーミタット・トゥポ 2戦2分
2025年10月25日(土) 大阪:エディオンアリーナ大阪
REAL SPIRITS VOL.92
【ライト級8回戦】
佐伯 瑠壱斗(岐阜ヨコゼキ) △ vs △ 浜田 隼介(ミツキ)
8R判定 1-0(76-76、76-76、77-75)
マイジャッジは78-74で佐伯。
頭の衝突やプッシングも多く、荒れ気味の試合とはなったが
両者強打を叩きつけ合う激しい打撃戦となった。
クリンチに逃れる浜田をしきりに押し返し、
自分からはほとんどクリンチに行かなかった佐伯。
このあたりの見栄えもよく、判定はとったかに思えたが、結果はドロー。
ノーランカー相手に2戦続けてのドローとはなったが、
いずれもランキングに入る力はある実力のある選手たち。
さらに、20戦を数える佐伯がここに来て、より力強さを増しているようにも思える。
ランキング下位につけながら、生き残るような試合を潜り抜けている今年の佐伯。
ここで蓄えたものが、爆発する日が来るように思えてならない。
佐伯 瑠壱斗 20戦11勝(3KO)6敗3分
浜田 隼介 15戦6勝(3KO)7敗2分
2025年10月25日(土) キルギスタン:ビシュケク・アリーナ
SAIKOU×LUSH vol.2
■WBAアジアスーパーフライ級タイトルマッチ
【スーパーフライ級12回戦】
レイマート・タガカナオ(比) vs 佐野 遥渉(LUSH)
12R判定 0-3(109-119、108-120、111-117)
マイジャッジは119-109で佐野。
終始ジャブで相手をコントロールし、入ってくれば外して撃ち終わりを叩いた佐野。
全ての距離で制圧し続け圧巻の大差判定勝利を挙げた。
付け入る隙を与えぬ戦いぶりを世界ランカー相手にやってのけた。
世界挑戦に相応しい…とまではまだいかないところかもしれないが、
その争いに参加する資格は充分にも思えた。
このレベルでもまだまだ底の見えない佐野。
この日の戦いぶりと同じく、冷静沈着に虎視眈々と…
佐野 遥渉 12戦11勝(5KO)1分
レイマート・タガカナオ 12戦11勝(9KO)1敗
2025年10月26日(日) 大阪府:エディオンアリーナ大阪第2競技場
ドラマチックボクシング.84
【スーパーバンタム級4回戦】
冨田 遼平(天熊丸木) ○ vs 佐々木 麒太郎(ヨシヤマ)
4R判定 2-0(38-38、39-37、39-37)
「根性なしの冨田が根性で勝った」とは丸木会長の言葉。
2024年度sakanaチャンネル生配信 ベストバウトを戦った冨田が
大阪でも大激戦を演じて見せた。あの日着火した炎は今だ消えず。
眼底骨折でしばらく休養となるようだが、
ここから挑んでいくB級戦線が楽しみでならない。
冨田 遼平 5戦4勝(2KO)1敗
佐々木 麒太郎 6戦3勝(3KO)3敗
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