玄 海男(Umio Gen)

玄 海男(Umio Gen)(帝拳)
 
 

本名:玄 海男
生年月日:1917年1月2日
国籍:韓
戦績:57戦21勝(4KO)24敗11分1無効試合
 
 

【獲得タイトル】
第10代日本(戦前)バンタム級王座
第11代日本(戦前)フェザー級王座
 
 

【戦歴】
1934/08/28 ○4R判定 (採点不明) 渡辺 実(銀拳)
1934/09/12 ●6R判定 (採点不明) 花田 陽一郎(帝拳)
1934/10/13 ○6R判定 (採点不明) 長谷川 義弘(日倶)
1934/11/19 ○6R判定 (採点不明) 青木 春治(極東)
1934/12/11 ●6R判定 (採点不明) 伊藤 勇(銀拳)
1935/03/26 △4R判定 (採点不明) 青木 春治(極東)
1935/07/05 △6R判定 (採点不明) 伊藤 八郎(東拳)
1935/11/04 ○3RKO 長南 昭男(銀拳)
1935/11/11 ○4R判定 (採点不明) 増村 雪一(大日拳)
1935/11/25 ○6R判定 (採点不明) 牧野 猛(東邦)
1935/12/02 ○6R判定 (採点不明) 野崎 真弘(第一)
1935/12/16 ○8R判定 (採点不明) 関 斉(帝拳)

■日本バンタム級タイトルマッチ
1936/01/05 ○10R判定 (採点不明) 大津 正一(極東)
※日本バンタム級王座獲得(のちに返上)

1936/03/24 ○8R判定 (採点不明) 藤田 左田(日米)
1936/05/09 ●10R判定 (採点不明) リトル・パンチョ(比)
1936/05/22 ●10R判定 (採点不明) ジョー・メンディオラ(比)
1936/06/06 ○10R判定 (採点不明) スター・フリスコ(比)
1936/09/14 ●12R判定 (採点不明) 大津 正一(極東)
1936/10/06 ○8R判定 (採点不明) 高見 倉蔵(日米)
1936/11/30 △10R判定 (採点不明) ジョー・イーグル(比)
1936/12/07 ×8R無効試合 山崎 良(大協)
1936/12/29 △10R判定 (採点不明) ジョー・ベラスコ(米)

■日本フェザー級タイトルマッチ
1937/03/06 ○12R判定 (採点不明) 小池 実勝(大日拳)
※日本フェザー級王座獲得(のちに返上)

1937/04/16 ○2RKO 金 永植(東拳)
1937/06/26 △10R判定 (採点不明) ジョー・イーグル(比)

■東洋フェザー級タイトルマッチ
1937/07/26 ●12R判定 (採点不明) 堀口 恒男(不二)
※東洋フェザー級王座挑戦

1937/08/08 ○10R判定 (採点不明) ジョー・イーグル(比)
1937/09/24 ●10R判定 (採点不明) パブロ・ダノ(比)
1937/10/05 ●10R判定 (採点不明) パブロ・ダノ(比)
1937/11/02 ○10R判定 (採点不明) ア・マ・チュー(中)
1937/11/09 ●10R判定 0-3(採点不明) リッチー・フォンテイン(米)
1937/11/30 △10R判定 (採点不明) ア・マ・チュー(中)
1937/12/14 △10R判定 (採点不明) ビリー・バクストン(カナダ)
1938/01/21 ●10R判定 (採点不明) ニック・ピーター(米)
1938/02/01 △10R判定 (採点不明) フランキー・レインボー(伊)
1938/03/11 ●10R判定 (採点不明) ジョニー・ブラウン(米)
1938/04/01 ●6RTKO トニー・チャベス(メキシコ)
1938/06/03 △6R判定 (採点不明) チーフ・クレイジー・ホース(米)
1938/07/01 ●10R判定 (採点不明) ジョージ・ラトカ(米)
1938/07/08 △8R判定 (採点不明) ピート・デグラス(カナダ)
1938/08/22 ●10R判定 (採点不明) トンボイ・ロメロ(米)
1938/08/23 ●10R判定 (採点不明) ベビー・アリスメンディ(メキシコ)
1938/08/26 ●2RTKO クイ・コンヤング(中)
1938/10/26 ●10R判定 (採点不明) ケニー・リード(米)
1938/11/22 ○10R判定 (採点不明) パブロ・ダノ(比)
1938/12/20 ●10R判定 (採点不明) ヘンリー・クック(比)
1939/01/13 ●10R判定 0-2(56-44、52-48、一者採点不明) フランキー・コベリ(米)
1939/02/24 ●10R判定 (採点不明) クレバー・ヘンリー(比)
1939/05/29 ○12R判定 2-1(採点不明) 堀口 恒男(フリー)
1940/01/07 ●12R判定 (採点不明) 堀口 恒男(フリー)
1940/03/07 △10R判定 (採点不明) 徳永 進(大日拳)
1940/04/17 ○6RKO 海童 猛(フリー)
1940/04/27 ○5RKO 山田 慎太郎(臼田)
1941/05/06 ●10R判定 (採点不明) ベビー・ゴステロ(比)
1941/06/15 ○10R判定 (採点不明) 九頭 龍晋(大日拳)
1941/07/15 ●10R判定 (採点不明) 笹崎 僙(日倶)
1941/09/04 ●10R判定 (採点不明) 左右田 基光(港) 

 

【補足情報】
・韓国-済州島出身。
・11歳にして両親に黙って密航し、九州に渡った。玄界灘を渡って来たため、リングネームを
 玄 海男としたという説があったが、これは本名である。
・米遠征では現地の強豪ボクサーと幾度も接戦を演じ、世界三階級制覇王者の
 ヘンリー・アームストロング(米)との対戦も噂される程に評価された。クリーンなファイトを
 行うことから「ジェントルマン・ゲン」と異名される人気ボクサーとなり、ファンには
 ハリウッドスターも多くつき、玄の試合となるとリングサイドは豪華な顔ぶれとなった。
・ビザが切れるとともに帰国。帰国後、左目の摘出手術を行ったが、その後もリングに立ち続けた。
・引退後は、神奈川県鎌倉市に玄体育ジムを開いた。
 
 

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